4429東京・大阪で藤田嗣治の描くヌードの本質に迫る展覧会「藤田嗣治 – Nude -」

東京・大阪で藤田嗣治の描くヌードの本質に迫る展覧会「藤田嗣治 – Nude -」

男の隠れ家編集部
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芸術の秋。藤田嗣治が1920年代から1930年代前半に描いた裸婦像を中心に、同時代に描かれた静物画やデッサンを展示する「藤田嗣治 - Nude -」が東京・大阪の2会場で開催される。
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親友・モディリアーニの死以降、その遺志を継ぐように裸婦を描き始めた藤田。1921年開催の第14回サロン・ドートンヌへ大型の横たわる裸婦像を出品。

「素晴らしき乳白色」と称えられる独特の白色下地に、鈴木春信や喜多川歌麿らの浮世絵から発想を得た黒く繊細な輪郭線で描かれた藤田の裸婦像は後にパリの観衆から絶賛され、以降種々のサロンへの出品、画廊での展覧会を通してその名声を確立した。

今回の展示会での出展作品は、藤田の絶頂期とされる時期に描かれた「長い髪のユキ」(1923年)、「横たわる裸婦(ユキ)」(1924年)など。

会期は東京のNUKAGA GALLERY=9月26日~10月11日、大阪のNUKAGA GALLERY OSAKA=12月12日~12月25日。開催時間は10時〜18時。入場無料。

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