温泉が大好きなアナウンサー”お湯アナ”です。47都道府県の温泉地を制覇し、海外の温泉にも足を運ぶ温泉マニアの私が選ぶ、とっておきの温泉を紹介。
今回は、温泉×地酒を楽しめる、日帰り温泉施設です。自宅では味わえない広い湯舟に浸かって、「はぁ～、極楽極楽！」とリラックス。そのあと美味しいお酒と食事があれば……、もう想像しただけで誰もが幸せな気分になれるはず。
そんな極上の休日を過ごすことができて、しかも公共交通機関で行ける「おいしい地酒が飲める関東の日帰り温泉施設」を厳選して紹介します。
【コーディネーター：渡部郁子】
フリーでアナウンサーやライターなどを行いながらも、アウトドアナビゲーターや温泉ソムリエとしても活躍。アウトドアの知識を活かして防災講座やイベント企画に携わるほか、休日は山と秘湯で過ごすなど、毎日を心から楽しんでいる。
▶︎公式サイト
【埼玉】 発酵食と地酒を楽しむ｜白寿の湯
埼玉県を中心に全国に温浴施設を展開する「おふろcafe」の中でも、特に特徴的な温泉を有する「白寿の湯」。浴室の床には温泉成分が幾層にも固まり、成分の濃さを表しています。
施設内にある「糀料理 俵や」は、発酵をテーマにした健康メニューがずらり。帝松や豊明といった埼玉の地酒を揃え、地産地消に取り組んでいます。
住所：埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
アクセス：JR「本庄駅」から朝日バス神泉で約32分
公式HP：白寿の湯
【千葉】 野田で味わう北海道の地酒と塩辛｜野田温泉 ほのか
千葉県野田市にある「野田温泉ほのか」は、北海道を中心に日帰り温泉施設を展開する「ほのか」グループの運営。お食事処のメニューにも、海鮮やザンギなど、北海道ならではの料理がラインアップされています。
イチオシは、北海道産男爵イモを使用した「塩辛じゃがバター」。塩辛の塩味とジャガイモの甘みがなんとも絶妙です。日本酒も北海道の地酒「大雪乃蔵」で、北海道尽くしを味わえます。
住所：千葉県野田市花井1-1-2
アクセス：東武鉄道「梅郷駅」からまめバスで約6分
公式HP：野田温泉 ほのか
【埼玉】 深谷ネギと菊泉を堪能｜花湯スパリゾート
埼玉県熊谷市にある天然温泉「花湯スパリゾート」は、生源泉かけ流し、お湯の新鮮さが魅力の日帰り施設。広大な敷地に作られた庭園露天風呂は、四季折々の美しさを感じられます。
和食レストラン「いろはのゐ」はコシの強いうどんが名物。上州麦豚を山盛りの深谷ネギでいただく「つけしゃぶ」など地のものと、深谷の銘酒「菊泉」の組み合わせが楽しめます。
住所：埼玉県熊谷市上之1005
アクセス：JR・秩父鉄道「熊谷駅」から国際十王バスで約20分
公式HP：花湯スパリゾート
【東京】 青梅の銘酒「澤乃井」で乾杯｜河辺温泉 梅の湯
「河辺温泉梅の湯」は、JR青梅線「河辺駅」直結のショッピングセンター内にある日帰り温泉施設。奥多摩や御岳山などアウトドアスポットからのアクセスが良く、登山や散策帰りに気軽に立ち寄れます。
お湯はアルカリ度が高く、肌をツルツルにする温泉です。入浴後は、青梅を代表する地酒・澤乃井を豊富なおつまみで堪能するのがおすすめ。
住所：東京都青梅市河辺町10-8-1 河辺タウンビルB 5・6階
アクセス：JR「河辺駅」徒歩すぐ
公式HP：河辺温泉 梅の湯
【東京】 都内で味わう旬の蕎麦と銘酒｜さやの湯処
東京都板橋区にある「前野原温泉さやの湯処」は、昭和の古き良き邸宅の趣きと源泉かけ流しのお湯の良さが魅力の日帰り温泉施設です。
お食事処「柿天舎」の看板メニューは、その時期の旬の蕎麦粉を各地から取り寄せ、粗石臼で挽いた香りのよい蕎麦。日本酒も、各地からのこだわりの銘酒を揃えています。
住所：東京都板橋区前野町3-41-1
アクセス：都営地下鉄「志村坂上駅」徒歩8分
公式HP：前野原温泉 さやの湯処
編集部からひと言
サウナや銭湯も魅力的ですが、たまには少し遠出をして日帰り温泉でじっくり温まるのも良いですね！ ぜひ、みなさんも渡部さんオススメの温泉を訪ねてみてください。
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