若鶴酒造株式会社は2026年4月23日(木)より、日本酒の新グローバルブランド「三六〇(さんろくまる)」を全国および海外向けに発売する。
新ブランドの「三六〇」は、若鶴酒造が創業以来培ってきた日本酒の伝統と、ウイスキーづくりの革新を融合させた新たな挑戦といえるだろう。
ブランド名の由来とコンセプト
「三六〇」というブランド名は、蔵の所在地である三郎丸(さぶろうまる)に由来している。若鶴酒造は1862年の創業以来、日本酒を醸し、また1952年からはウイスキーも製造してきた。
ウイスキーの「三郎丸」と、日本酒の「三六〇」という二つのブランドを通じて、この地域をより多くの人々に知ってもらい、愛してもらいたいという願いが込められている。

味わいへのこだわり
「三六〇」はその名前が示す通り、360°の円を象徴する「丸いお酒」を目指している。
日本酒を構成する五つの要素、「甘味、苦味、酸味、旨味、香り」が調和し、軽やかでエアリーな味わいが特徴だ。このバランスの良さは、初心者を含め幅広い層が楽しめる酒質となっている。
デザインとネーミングへの挑戦
「三六〇」のデザインは五つの要素のバランスを「円」、軽やかさを「空」として表現している。
「円にして空 / Rounded and Airy」というコンセプトで、グローバルに受け入れられるネーミングとモダンな日本らしさを備えたラベルやパッケージデザインが採用した。
商品ラインナップと発売計画

第一弾「三六〇 白(しろ)」
2026年4月23日(木)に発売される第一弾商品「三六〇 白」は、「円にして空」を体現する新しいスタンダードとして位置づけられている。
酒米には富山県産五百万石を使用し、食事の始まりや日本酒ビギナーにも適した軽やかな味わいが特徴だ。
今後の展開について
6月には兵庫県産の酒米を使用した数量限定品「三六〇 愛山(あいやま)」の発売が予定されている。
第一弾商品の「三六〇 白」は、シリーズ唯一の通年販売商品として継続的に提供される予定だ。
若鶴酒造 三郎丸蔵の革新
若鶴酒造は日本酒蔵「昭和蔵」の大規模リニューアルを2025年春から秋にかけて実施。大量生産型から小規模高回転型へと設備を転換し、嗜好品としての日本酒製造に特化した体制を整えた。
杜氏の田村幸作さん(1996年生まれ)は北陸最若手の杜氏として、新しい時代の日本酒造りに挑んでいる。

三郎丸蒸留所が紡ぐ伝統と革新
また、若鶴酒造が運営する三郎丸蒸留所は北陸最古のウイスキー蒸留所として知られている。
2017年には大規模改修が行われ、新たなスタートを切った。高岡銅器の技術を活用した世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON(ゼモン)」の導入や、地場木材ミズナラを樽に使用するなど富山ならではのウイスキー製造へ取り組んでいる。

日本酒文化と地域愛を世界へ
若鶴酒造が手掛ける「三六〇」は、日本酒文化を国内外に広めるとともに、富山県三郎丸という地域への愛着を育むことを目指したブランド。
「円にして空」のコンセプトに基づくその味わいとデザインは、新しい時代の日本酒として多くの人々に親しまれるだろう。
【商品概要】
製品名:三六〇 白
価 格:720ml/2145円、1.8L/3,949円
発売日:2026年4月23日(木)
公式HP:若鶴酒造株式会社
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