STORY #083
琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」
【特集記事】
所在自治体
沖縄県（那覇市、浦添市）
ストーリーの概要
沖縄県はかつて琉球王国と呼ばれ、独自の文化を形成してきた。琉球王国は「守礼の邦＝礼節を重んじる国」を掲げ、訪れる外国の賓客をもてなすために礼遇を行った。特に、中国皇帝から派遣された冊封使節団は滞在期間が約半年間に及ぶほど大規模だった。宴は国を挙げての重要な行事で、冊封使をもてなす料理や芸能に力を注いだ。そこで供された宮廷料理や御用酒泡盛、宴を盛り上げた芸能は、今も沖縄の誇りとして県民に親しまれている。琉球王国時代に育まれた食文化と芸能は、「世替わり」の歴史を映しながら、連綿と続く「守礼の心」で受け継がれている。
主な構成文化財
- 伊祖城跡（浦添市）国名勝・県史跡
- 伊祖の高御墓（浦添市）県指定・有形文化財（建造物）
- 浦添城跡（浦添市）国史跡
- 牧港のテラブのガマ（浦添市）市史跡
- 浦添ようどれ（浦添市）国史跡
- 浦添城の前の碑（浦添市）国史跡
- 中頭方西海道（浦添市）国史跡
- 琉球交易港図屏風（浦添市）市指定（有形文化財）
- 旧首里城正殿鐘（万国津梁の鐘）（那覇市）国重文
- 久米村周辺の史跡・旧跡（那覇市）
- 清明祭（那覇市、浦添市）
- ウサンミ（お供え物）（那覇市、浦添市）
- 那覇港周辺の旧跡（那覇市）
- 上天妃宮跡の石門（那覇市）市史跡
- 久米村600年記念碑（那覇市）
- 首里城跡（那覇市）国指定
- 天使館跡（那覇市）
- 御冠船料理（那覇市）
- 琉球舞踊（那覇市、浦添市）国重文（芸能）
- 組踊（那覇市、浦添市）国重文（芸能）
- 玉城朝薫の墓（邊土名家の墓）（浦添市）市史跡
- 識名園（那覇市）国特別名勝
- 御茶屋御殿跡（那覇市）
- 朱漆山水人物箔絵東道盆 他43件（琉球漆器）（浦添市）県・市指定（工芸品）
- 琉球泡盛（那覇市）
- 首里城 銭蔵跡（那覇市）
- 豆腐よう（那覇市、浦添市）
- 桔餅（きっぱん）（那覇市）
- 首里城書院・鎖之間庭園（那覇市）国名勝
問い合わせ先
琉球文化日本遺産推進協議会（沖縄県文化観光スポーツ部文化振興課）
TEL：098-866-2768
公式サイト：琉球文化日本遺産 公式サイト
