ウイスキーの飲み方について、どれくらい知っているだろうか?今や世界中の人々に愛されているウイスキー。しかし、ウイスキーの具体的な定義や名前の由来については、知らない人のほうが多いのではないだろうか。
そこで今回は、そんなウイスキーの詳しい定義や、名前の由来について詳しく解説していく。最後まで読めば、ウイスキーの飲み方について深く理解できた上で、これからの飲酒を最大限に楽しむことができるだろう。
ウイスキーとは?魅力や歴史
そもそも、ウイスキーの定義は国によって異なるが、一般的には穀類を原料として木製の樽で貯蔵熟成させたお酒とされている。ここで重要なのは、「木製の樽」を使用しているという点だ。
穀類を原料として製造するお酒といえば、焼酎が挙げられる。一般的に焼酎の色は透明であることが多いが、ウイスキーは長期にわたって木製の樽で熟成させるため、木樽の成分が溶け出して琥珀色になるのだ。またウイスキーは、蒸留を2回行う点も焼酎と異なる。焼酎の蒸留は1回だけで、貯蔵熟成の工程もない。
このように長い時間をかけたウイスキー作りの工程が、独特の味わいや香り、深い色合いを生み出すのである。
ウイスキーの歴史
気になるウイスキーの歴史については諸説あり、はっきりとした歴史は分かっていない。ただ、ウイスキーの名前の語源は、ゲール語で生命の水という意味の「Uisge-beatha(ウシュクベーハー)」が由来といわれている。そして、時代とともに名前は変化し、現在の「Whiskey」になったのだ。
ウイスキーの「シングル」「ダブル」「ジガー」とは
ウイスキーのサイズについて紹介しよう。ウイスキーを注文する際、シングルやダブルなどとサイズを聞かれることが多々あるが、それぞれの具体的な量をご存知だろうか。
ウイスキーのサイズには、シングル・ダブル・シガーの3種類がある。シングルは約30ml、ダブルは約60ml、シガーは約45mlだ。グラスに指を当てて指の本数でサイズを測る方法(ツーフィンガー、スリーフィンガーなどの呼び方がこの方法)などもあるので、量については大体の目安で覚えておくとよいだろう。
5大ウイスキーとは
世界的なウイスキー生産国である5つの国で製造されるウイスキーのことを「5大ウイスキー」と呼ぶ。この「5大ウイスキー」には、以下の国が該当する。
- スコットランド:スコッチウイスキー
- アイルランド:アイリッシュウイスキー
- アメリカ:アメリカンウイスキー
- カナダ:カナディアンウイスキー
- 日本:ジャパニーズウイスキー
国に応じて呼び方が異なるため、一度それぞれの呼び方を確認しておこう。
ウイスキーの種類
よく耳にするウイスキーの種類は、大きく分けてシングルモルト・グレーン・ブレンデッドの3種がある。それぞれの特徴と飲み方を詳しく見ていこう。
シングルモルトウイスキー
おそらくもっとも耳にすることが多いであろうシングルモルトウイスキー。シングルモルトの「シングル」とは、ひとつの蒸留所だけで作られていることを意味し、「モルトウイスキー」とは、大麦の麦芽だけを原料にしたウイスキーを意味する。日本の有名な銘柄を例に挙げると、「山崎」や「白州」などがこれに該当する。
蒸留所や銘柄によって風味や色合いなど様々な個性があるため、ウイスキー本来の深みを楽しめるストレートがおすすめだ。慣れていない方はハイボールや水割りなどにして、度数を調整するのもよいだろう。
グレーンウイスキー
グレーンウイスキーは、トウモロコシや小麦などを原料とし、連続式蒸留器によって作られる。こちらは一般的に、ブレンド用として作られることが多い。
ちなみに、日本の有名な銘柄である「知多」は、グレーンウイスキーの一種ではあるが、シングルモルトと同様に単一蒸留所で作られている。このようにひとつの蒸留所だけで作られるグレーンウイスキーは、「シングルグレーンウイスキー」と呼ばれる。
グレーンウイスキーは基本的に、度数が低めで口当たりの軽いものが多く、初心者でもストレートで飲みやすいタイプとされている。しかし、ここではあえてハイボールにすることをおすすめしたい。低めの度数をさらに引き下げることで、お酒が苦手な人でもジュース感覚で無理なくウイスキーを楽しめるようになって欲しいからだ。
ブレンデッドウイスキー
シングルモルトウイスキーやグレーンウイスキーを複数集め、ブレンドしたものを「ブレンデッドウイスキー」という。高価なものからお手頃なものまで、幅広いラインナップが特徴だ。日本のウイスキーを例に挙げると、「響」や「角瓶」などがこのブレンデッドウイスキーに分類される。
シングルモルトとグレーンのブレンドというだけあって、非常にバランスのよい味わいが魅力。様々な飲み方に適しているので、一概にどれがおすすめとは言い難い。香り高く度数が控えめのものはストレート、癖が強いものはロックやハイボールなど、銘柄ごとの特徴や個人の好みに合わせた飲み方を選ぶのがベターだろう。
ウイスキーの種類や銘柄についてより詳しく知りたい人は以下の記事もあわせて読んでみてほしい。原料や製法、保存方法など、ウイスキーについての基礎知識も解説している。
ウイスキーのおいしい飲み方|9種類
ここからは、ウイスキーのおいしい飲み方について見ていこう。居酒屋などのカジュアルな店ではハイボールとして親しまれているウイスキー。
少しおしゃれなバーなどに行くと、ロックで飲む方が多い印象がある。もちろん、それ以外にも様々な飲み方があるので、ぜひ参考にして欲しい。
ストレート
ウイスキーのおいしい飲み方といえば、まずは「ストレート」だ。ウイスキーをストレートで楽しむときには、チェイサーを用意するのがよいだろう。
チェイサーを用意しておくと、ストレートでも飲みやすくなるだけでなく、チェイサーとウイスキーを交互に楽しむことで口の中をリフレッシュでき、より深くウイスキーの味を堪能することができる。
ハイボール(ソーダ割り)
ウイスキーを料理と一緒に楽しむ場合は、「ハイボール」がおすすめだ。お酒が苦手で、ウイスキー単体の味に少し抵抗がある人でも、ソーダ割りにすればすっきりと飲むことができるだろう。
おいしいハイボールを作るコツは、炭酸水を入れた後にグラスの中を混ぜすぎないこと。最後にレモンの皮などで香りをつけると、よりさわやかな味わいを楽しむことができる。
トワイスアップ(水割り)
「トワイスアップ」は、常温のウイスキーの水割りを意味し、ウイスキーの香りをより深く感じることができる飲み方だ。グラスにウイスキーと天然水を同量ずつ注ぐだけで完成なので、作り方は非常に簡単。
ウイスキー本来の香りを楽しみたい方向けの飲み方で、通好みの飲み方のひとつともいえる。
オン・ザ・ロックス
ウイスキー好きの方は、「オン・ザ・ロックス」という飲み方もぜひ試して欲しい。ウイスキーのオン・ザ・ロックスを作る際には、大きめの氷を用意するとよいだろう。氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐだけで完成だ。
オン・ザ・ロックスでウイスキーを楽しむときには、グラスをしっかりと冷やしておく必要がある。氷を入れてウイスキーを注ぐ前に、氷と水を注いでグラスを冷やし、完全にグラスが冷えたのを確認してから氷と水を捨て、オン・ザ・ロックスを作る方法がおすすめだ。
ハーフロック
「ハーフロック」も非常におすすめの飲み方だ。作り方は、グラスに大きめの氷を入れるところまではオン・ザ・ロックスと同様で、そこからウイスキー、さらにウイスキーと同量の天然水の順に注いでいく。ウイスキーと水を軽く混ぜたら、ハーフロックの完成だ。
水割り
ウイスキーの水割りと聞くと、あまり馴染みのない方も多いのではないだろうか。ハイボールやロックだけでなく、ウイスキーは水割りでも楽しむことが可能だ。
ウイスキーの水割りを作るときには、ウイスキー1に対して水2~2.5ほどの割合にするとよいだろう。
ウイスキーフロート
ロックやハイボール以外にも、新しいウイスキーの飲み方を見つけたい人には、「ウイスキーフロート」もおすすめだ。ウイスキーフロートを作るには、氷・水・ウイスキーの順番でグラスに注いでいく。
ウイスキーと水が完全には混ざりきらない状態にするのがコツだ。ウイスキーが水と氷の上に浮いているように見えるのが、ウイスキーフロートの最大の特徴だ。完全に混ぜずに楽しむことによって、味の変化を存分に堪能できるだろう。
ミスト
水や炭酸で割らずに、ウイスキーをさっぱりと味わいたい人には、「ミスト」という飲み方もおすすめだ。ミストを作るには、まずロックグラスにクラッシュドアイスをたっぷりと入れ、ウイスキーを注ぐ。
マドラーでかき混ぜた後、レモンピールを絞り、そのままグラスの中に入れたら完成だ。
ホットウイスキー
最後に紹介するのは「ホットウイスキー」だ。簡単に説明すると、ホットウイスキーはウイスキーのお湯割りで、ストレートのウイスキーに対して2倍~3倍のお湯を加えたものだ。
ホットウイスキーに馴染みがない人が多いかもしれないが、そのまま飲んでも美味しく楽しむことができ、レモンやシナモンを入れても、普段とは一味違ったウイスキーの味わいを堪能することができるだろう。
ウイスキーにピッタリの5種類のグラス
ウイスキーをよりおいしく楽しむためには、飲むときのグラスにもこだわる必要がある。そこで本項では、ウイスキーにピッタリのおすすめグラスを5つ紹介しよう。
- ストレートグラス
- ショットグラス
- タンブラー
- ロックグラス
- ハーフロックグラス
各種グラスの特徴を1つずつ解説する。
ストレートグラス
1つ目に、ストレートグラスが挙げられる。テイスティングによく使われることから、「テイスティンググラス」とも呼ばれる。
チューリップのような見た目をしており、ウイスキーの香りをギュッと閉じ込めることができる。持ち手にステムがついているタイプが多く、手指の温もりが伝わらないようになっている。
【おすすめの飲み方】
ストレート
ショットグラス
ウイスキーはショットグラスで楽しむ場合もある。ショットグラスは、30〜60mlの小さなグラスである。
ウイスキーをクイッと一気に飲み干すためのグラスだが、ちびちびと味わいを楽しむのも一般的。ストレートで飲む際に用いられるグラスだ。
【おすすめの飲み方】
ストレート
タンブラー
タンブラーは主にハイボールを楽しむ際に使用されるグラスだ。容量はさまざまだが、持ち手と飲み口の幅がほぼ一定であることが多く、置いたときに安定感がある。保温性が高いタイプもあり、そのグラスは居酒屋などで多く用いられている。
【おすすめの飲み方】
ハイボール、水割り
ロックグラス
おしゃれなバーなどでよく提供されるロックグラス。ウイスキーが200〜300mlほど入るタイプで、ずっしりと重く、安定感のある造りをしている。
氷がゆっくりと溶けるため、ウイスキーの味わいの変化を楽しめる。ロックグラスにはさまざまなタイプがあるので、好みに応じて種類を選ぼう。
【おすすめの飲み方】
オン・ザ・ロック、水割り
ハーフロックグラス
ハーフロックグラスというものもある。あまり一般的なグラスではないが、使用しているバーやレストランもある。ロックグラスとタンブラーの中間的な形状をしているのが特徴。
【おすすめの飲み方】
オン・ザ・ロック、ハーフロック
ウイスキーを使ったおすすめのカクテル7選
ウイスキーのおいしい飲み方について学んだら、やはり覚えたいのが定番カクテル。第1回スコッチ・ウイスキー・カクテルコンテスト(1986年)の優勝作で、今も世界中から愛されている「キングス・バレイ」をはじめ、好みの味わいに調節しやすい「オールドファッションド」、“カクテルの女王”と称される「マンハッタン」など、ひとつでも知っておくとバーでの注文がスムーズになるだろう。
- キングス・バレイ
- オールドファッションド
- マンハッタン
- スコッチ・コリンズ
- ミントジュレップ
- ハイランドクーラー
- ロブロイ
それぞれのカクテルを1つずつ解説する。
キングス・バレイ
キングス・バレイは、日本で生まれた色鮮やかなカクテルだ。メロンやマスカットを思わせるその見た目からは、複雑で重厚な味わいと爽やかな香りを楽しめる。
このカクテルを作る際は、必ずシェイカーを利用しよう。シェイカーを利用することで、材料がしっかりと混ざり、美しい緑色を作り上げることができる。
シェイカーの使い方が重要になるため、シェイカーの利用に慣れていない方にはあまりおすすめできない。
【材料】
- スコッチ・ウイスキー:40ml
- ホワイト・キュラソー:10ml
- ライムジュース:10ml
- ブルー・キュラソー:1tsp
オールドファッションド
オールドファッションドは古くからある定番カクテルの1つだ。至ってシンプルなカクテルだが、ウイスキーの深みと角砂糖・フルーツの甘さがマッチし、コクのある重厚な味わいを感じられる。
フルーツや角砂糖を潰しながら自分好みの甘さに調節できるため、「甘いカクテルは苦手」という方にもおすすめ。初心者でも簡単に作れる点も魅力的である。
【材料】
- バーボン・ウイスキー:45ml
- アロマティックビダーズ:2ダッシュ
- 角砂糖:1個
- 好みのフルーツスライス:適量
マンハッタン
「カクテルの女王」として世界的に有名なマンハッタン。真っ赤な色合いが印象的なカクテルであり、シンプルな材料でありながらも深い味わいが口いっぱいに広がる。
数種類の材料を混ぜ合わせるだけなので作り方も簡単。しかし、作り方がシンプルであるがゆえ、微妙な量の違いによって完成度が大きく変化する。「バーテンダー泣かせのカクテル」と言われるほどだ。
【材料】
- ライウイスキー:3/4
- スイートベルモット:1/4
- アロマティックビダーズ:1ダッシュ
スコッチ・コリンズ
スコッチ・コリンズは、さっぱりと爽やかな味わいが楽しめるカクテルだ。ウイスキーのしっかりとした味わいとレモンジュースの酸味がマッチし、スコッチ・コリンズ特有の爽快感が実現する。簡単に手に入る材料ばかりなので、ぜひ自宅で作ってみてほしい。
【材料】
- スコッチ・ウイスキー:60ml
- レモンジュース:20ml
- ソーダ:適量
- 砂糖:2tsp
ミントジュレップ
ミントジュレップはその名前の通り、ミントの爽やかな香りを活かしたカクテルだ。スースーとしたミントの香りと氷の冷たさを感じられる。どちらかと言えば、夏に飲むカクテルとして人気が高い。
【材料】
- バーボン・ウイスキー:60ml
- 砂糖:2tsp
- 水(ソーダ):30ml
- ミント:5枚
ハイランドクーラー
ハイランドクーラーは、スコットランド北部のハイランドの高原をイメージしたカクテルである。名前の通り、爽やかでスッキリとした飲み口が特徴的。
作り方は、ジンジャーエール以外を氷と一緒にシェイクし、その後に氷を入れたグラスに注ぎ、冷えたジンジャーエールを注いで軽く混ぜて完成だ。
【材料】
- スコッチ・ウイスキー:40ml
- レモンジュース:15ml
- シュガーシロップ:10ml
- ジンジャーエール:適量
ロブロイ
マンハッタンのウイスキーをスコッチ・ウイスキーにしたものが、このロブロイだ。別名「スコッチマンハッタン」「パーフェクトマンハッタン」とも呼ばれている。
作り方は至ってシンプル。材料をステアしてグラスに注ぎ、カクテルピンに刺したマラスキーノチェリーを飾り、仕上げにレモンピールを絞れば完成だ。
【材料】
- スコッチ・ウイスキー:3/4
- スイートベルモット:1/4
- アロマティックビダーズ:1ダッシュ
以下の記事では、覚えておくと便利な定番カクテルをベース別に紹介している。簡単なレシピも掲載しているため、自宅でカクテル作りにチャレンジしたい、という人にもおすすめだ。
【スコッチウイスキー】ウイスキーのおすすめ銘柄5選
まずは、スコッチウイスキーのおすすめ銘柄を5つ紹介しよう。自分好みのウイスキーを見つけたい人は、ぜひ以下の銘柄を確認してほしい。
- ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
- シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年
- デュワーズ ホワイトラベル
- タリスカー 10年
- ボウモア12年
それぞれの銘柄を1つずつ解説していく。
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
12年以上熟成された多彩な原酒をブレンドして造られた「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」。確かな技術力によって造られた本銘柄は、スコッチ・ウイスキーらしい豊かな香りとコクのある味わいが楽しめる。
ストレートやロック、ハイボールなど、多彩な飲み方で味の奥深さを堪能できる。カクテルベースとして使用すれば、より濃厚なカクテルが完成する。
手頃な値段で満足したいならこれ。安定して美味しくコスパいいので割とリピート。ロックでもハイボールでもいけます。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:2,499円
シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年
「シングルモルト ウイスキー ザ マッカラン 12年」は、シングルモルトのロールスロイスと賞されている銘柄だ。フルーティで豊かな口当たりが特徴で、同時に厳選されたシェリー樽の深みを堪能できる。
また、香りにはバニラとほのかなジンジャーを感じる。味わい、香り、余韻のバランスが素晴らしく、マッカランにしかない上品な飲み心地がある。
とにかくシェリー樽の香ばしさとまろやかな味わいで、めちゃくちゃ美味しかった…ハイボールも美味しかったけど、個人的にはストレートかロックがダントツで良い。値段的に「スタンダードなマッカラン」だと思うけど、もっと高いの買いたくなりました。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:14,000円
デュワーズ ホワイトラベル
「デュワーズ ホワイトラベル」は、ウイスキーの消費大国アメリカにて、シェアNo1を誇るスタンダードなスコッチ・ウイスキーだ。日本での人気も高く、比較的安価で購入できる点が魅力的。
一口飲んだだけでも、華やかなバニラやフルーツの香りが口いっぱいに広がる。甘さと深みのバランスが良いことから、万人受けしやすいウイスキーだと言える。
ハイボールで飲みましたが、通常のウィスキーに比べると飲みやすかったです。ただ、食事と一緒に飲むときはチューハイの方が好みです。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:1,503円
タリスカー 10年
「タリスカー 10年」は、スコットランドのシングルモルトウイスキーだ。ピートスモークとハニーの甘い香りが特徴的で、ほのかに海水の塩、生牡蠣など、力強いスモーキーな香りが混ざっている。
味わいはスパイシーながらも、フルーティーな風味が感じられる。フィニッシュは、スモーキーでドライな印象を残し、長く暖かいペッパーが伴う。
スペイサイド系のウイスキーと異なり、ラフロイグのような風味。慣れると美味しくなるだろう。ストレートでテイスティングしながら飲む味わいと、ハイボールで飲むときの味わいがかなり異なるのに驚いた。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:45.8度
- 参考価格:4,441円
ボウモア12年
キラキラとした琥珀色の「ボウモア12年」。スモーキーやレモン、はちみつのような香り、そしてピートスモークの香りが絶妙に調和している。
味わいは、ウッディネス、ダークチョコを想わせる温かみのあるコクが感じられ、ほのかにフルーティな印象がある。スコッチの歴史と伝統を守り続けるその独特な香りと味わいは、長きにわたって世界中で愛され続けている。
最初は粉臭く感じて無理かなと思いましたが、慣れるとスモーキーな味わいがよくなってきます。度数が高いので初心者さんは気をつけて欲しいのですが、比較的飲みやすい方かと思います。
引用:Amazon
- 液体容量:350ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:2,501円
【アイリッシュウイスキー】ウイスキーのおすすめ銘柄5選
続いて、アイリッシュウイスキーのおすすめ銘柄を5つ見ていこう。アイリッシュウイスキーが好きな人は、ぜひ以下の詳細をチェックしてみてほしい。
- ブラックブッシュ
- タラモア デュー
- カネマラ
- ジェムソン スタンダード
- レッドブレスト 12年
各銘柄を順番に解説していく。
ブラックブッシュ
軽い飲み口と爽やかな後味が特徴的な「ウイスキー ブラックブッシュ」。アイリッシュ・ウイスキーの伝統的な製法「トリプル蒸留」が採用されている。
この製法により、軽やかでフルーティな味わいを実現した。また、ウイスキー特有のスモーキーさが少ないため、普段お酒を飲まない方でも受け入れやすい。
久しぶりにブラックブッシュを購入。通常のブッシュよりはまろやかで飲み口は良いけど、ブッシュミルズのアイリッシュウイスキーらしい強さもある。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:2,698円
タラモア デュー
「ウイスキー タラモア デュー」は、緑色のラベルが印象的なアイリッシュ・ウイスキーだ。大麦の穏やかな風味があり、ほかの銘柄にはない独特な味わいをしている。
香りはそれほど強くないため、ストレートやロックで飲むことをおすすめする。マイルドで飲みやすく、甘さと深いコクを堪能することができる。
香りは若いウイスキーだが、(ロックで)飲むとマイルドで飲みやすい。ブランデーの樽で寝かせたような、少し甘さを感じるテイスト。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:2,387円
カネマラ
「カネマラ」はアイルランド産のウイスキーで、スモーキーとピートの香りが印象的。さらにピーティーさとともに、フルーティな香りも際立っており、そこに加えてキャラメルやバニラといった複雑な香りが楽しめる。
かすかに緑がかったゴールドが美しく、味わいははちみつのような甘さを感じられる。全体として、自然の草や土のフレッシュな印象が残る。
スモーキーさがクセになる。何度もリピしてます。アイリッシュウイスキー最高です。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:4,323円
ジェムソン スタンダード
香りと味わいのバランスが絶妙なアイリッシュウイスキー。口に含んだ瞬間、バニラやはちみつのようなスイートな香りが口いっぱいに広がり、柔らかく心地よい味わいに包まれる。
飲み口も優しい印象。だが、芳醇でフルーティな味わいもしっかりと感じられる。ピートを使わず、3回蒸留によって造られる本銘柄の特徴が最大限に活かされている。そのバランスの良さを、ぜひ自身の舌で確かめてほしい。
おいしいアイリッシュウイスキー。購入したジャパンリミテッドは他ではプレミアがつき高額だがAmazon経由で安く購入できたので良かった。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:2,211円
レッドブレスト 12年
「レッドブレスト 12年」は、はっきりとしたトーステッドウッドの香りが伴う、アイルランド産のシングルモルトウイスキーだ。ナッツやスパイスの香りが混ざり合い、口に含むとバターのような、クリーミーのような味わいが全体に広がる。
12年間の熟成により、オーク樽から受けた木の香りやエスプレッソのような苦味を感じられるのが特徴。フィニッシュは複雑な風味が舌に残り続ける。
イギリスの知り合いから、お土産でもらったのが、最初に飲んだきっかけです。アイリッシュウイスキーって、これか〜。飲みやすい!というのが、私の第一印象。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:5,830円
【アメリカンウイスキー】ウイスキーのおすすめ銘柄5選
次に、アメリカンウイスキーで特に有名な銘柄を5つ解説する。代表的なものばかりなので、一度は見かけたことのある銘柄があるはずだ。
- ジム・ビーム ホワイト
- ジャックダニエル ブラック
- アーリータイムズ イエローラベル
- メーカーズマーク
- ワイルドターキー8年
アメリカンウイスキーが好きなら、ぜひ以下の銘柄をチェックしよう。
ジム・ビーム ホワイト
「ジム・ビーム ホワイト」は、プラムやピーチ、バニラを思わせるフルーティな香りが楽しめる。世界的に人気が高く、香ばしいトウモロコシの風味が魅力的。
また、ジム・ビーム ホワイトは厳選された素材のみで造られている。まさにバーボン・ウイスキーの代表格とも言える銘柄だ。
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:2,150円
ジャックダニエル ブラック
まろやかでバランスの良い味わいの「ジャックダニエル ブラック」。アメリカを代表するプレミアムウイスキーとして、世界中の人々から愛されている。
本銘柄は1つひとつ丁寧に製造されており、バニラやキャラメルを思わせる独特な香りが楽しめる。見た目もシンプルかつスタイリッシュで魅力的だ。
ジャックコークが飲みたくて購入しました。やっぱ美味しい!
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:2,217円
アーリータイムズ イエローラベル
「アーリータイムズ イエローラベル」は、バーボンの代名詞として多くの人に愛され続けるロングセラーバーボンである。香りには、オークやバニラ、スパイスが感じられ、味わいはマイルドで親しみやすい。
もちろんストレートでも十分おいしいが、水割りやカクテルにするとさらに魅力が引き立つ。飲み方は人それぞれで、幅広い楽しみ方があるのも魅力の1つである。
辛口で、キリっとした口あたり。変な癖もなく飲みやすいです。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:4,980円
メーカーズマーク
バーボンウイスキーと言えばこの銘柄「メーカーズマーク」。赤い封蝋がこの銘柄の象徴で、1本1本ハンドメイドで造られている。
香りにはバニラやキャラメル、はちみつのような甘い香り、そのなかにオレンジのフルーティな風味が感じられる。味わいは複雑で繊細なアロマ。ふっくらとした小麦由来の甘味を楽しめる。
度数が高めで後に残るので、ロックで飲むのは個人的には厳しい。ハイボールで飲む分にはかなり美味しい。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:45度
- 参考価格:2,599円
ワイルドターキー8年
強烈なインパクトのあるフルボディーテイストが特徴的な「ワイルドターキー8年」。香りにバニラ、シナモン、スパイスが感じられ、味わいはフルーティで心地よさが残る。
ロックやストレートで楽しむことが多いが、カクテルベースとしても活用可能。オールドファッションドや、ミントジュレップなどがおすすめ。
ロックで呑むと甘さとほのかなスパイシーな味わいと鼻を抜ける香りが最高です
引用:Amazon
- 液体容量:1,000ml
- アルコール度数:50度
- 参考価格:4,665円
【カナディアンウイスキー】ウイスキーのおすすめ銘柄5選
続いて、カナディアンウイスキーのおすすめ銘柄を5つ紹介する。もしかしたら、カナディアンウイスキーに馴染みのない人もいるかもしれない。
独特な香り・味わいが秘められているため、「いつもとは違ったウイスキーを楽しみたい」という人は、ぜひ以下の商品を確認してほしい。
- カナディアンクラブ
- カナディアン クラブ ブラックラベル
- カナディアン クラブ 20年
- クラウン ローヤル
- カナディアンミスト
各銘柄を1つずつ詳しく解説する。
カナディアンクラブ
「カナディアンクラブ」は、スッキリと飲みやすいスムーズな味わいが特徴的なウイスキーだ。ウイスキー特有のクセがなく、カクテルベースやハイボールなど、多彩な楽しみ方がある。ウイスキー初心者にもおすすめできる銘柄だ。
家でも外でもカナディアン飲んでます。気分やお料理の味を邪魔しないところがお気に入りポイント。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:1,650円
カナディアン クラブ ブラックラベル
8年以上熟成させた「カナディアン クラブ ブラックラベル」。熟成期間が長いことから、深みのある味わいを実現した。
オークやキャラメルなどの濃厚な香り、それでいて飲み口はスムースでスッキリとしている。「ウイスキーらしい深いコクが楽しみたい」という人におすすめの銘柄だ。
クセがなくウイスキーあまり飲まない人でも飲みやすいお酒です。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:4,201円
カナディアン クラブ 20年
ブラックラベルよりも熟成期間がさらに長い「カナディアン クラブ 20年」。深い琥珀色が美しく、深みのあるプレミアムなカナディアンウイスキーだ。
芳醇でコクの深い味わいが特徴で、華やかな香りが周囲にふわっと広がる。贈り物としても喜ばれる高級感溢れる銘柄だ。
初心者にはこの値段は垣根が高いかもしれない、だが買ってみればいい味を楽しめる。
引用:Amazon
- 液体容量:750ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:11,400円
クラウン ローヤル
ボトルデザインが特徴的な「クラウン ローヤル」。その名前の通り、丸みを帯びたクラウンのようなデザインが採用されている。
ボトルは高級感を漂わせるが、実際の価格はそこまで高くない。見栄えはバッチリなので、友人や家族へのプレゼントにおすすめ。甘みがあり、まろやかで飲みやすいのもポイントだ。
正規の紫色の箱と袋は無しで、ボトルのみでした。価格が安いのは魅力的でした。
引用:Amazon
- 液体容量:750ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:3,898円
カナディアンミスト
コストパフォーマンスを重視するなら、安くておいしい「カナディアンミスト」をおすすめする。ライトでスッキリとした飲みやすさが魅力的で、ストレートやロックはもちろんのこと、カクテルベースにも適している。初心者でも飲みやすく、自分好みにアレンジしやすいのがポイント。
同価格帯のバランタインのような特徴があるわけではないですが、スコッチらしい軽さと、ひっかかりのない素直でまろやかな味なのでするすると飲めてしまいます。
引用:Amazon
- 液体容量:750ml
- アルコール度数:40度
- 参考価格:1,690円
【ジャパニーズウイスキー】ウイスキーのおすすめ銘柄5選
最後に、ジャパニーズウイスキーのおすすめ銘柄を5つ紹介する。日本人好みの銘柄がきっと見つかるはずだ。
- 富士山麓
- サントリー ウイスキー 角瓶
- サントリー ウイスキー トリス
- サントリー ウイスキー 山崎
- ブラックニッカ クリア
以下の詳細をぜひ確認してみてほしい。
富士山麓
日本を代表するジャパニーズ・ウイスキー「キリン ウイスキー 富士山麓」を紹介する。
ウイスキーの旨み成分を残さず閉じ込める「ノンチルフィルタード製法」が採用されており、上品で華やかな香り、そして贅沢な味わいを楽しめる。ボトルには富士山のイラストが描かれている。
昨年4月購入で、現在飲んでいます。ストレートで飲んでも違和感なく、「スー」と飲み込めます。さめる感じもすっきりです。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:50%
- 参考価格:5,480円
サントリー ウイスキー 角瓶
本銘柄は、ウイスキー特有のクセがなく、爽やかな味わいと香りを満喫できる。角ハイだとひと目で分かるボトルデザイン、揚げ物との相性が抜群のスッキリとした飲み口が素晴らしい。
非常に飲みやすい銘柄であることから、「ウイスキーをいままで飲んだことがない」という方にもおすすめできる。
久しぶりの角!安定の角!やっぱり基本に戻って美味しい!勿論ロックで!オススメです!!
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:40%
- 参考価格:1,813円
サントリー ウイスキー トリス
みんなに愛され続ける「サントリー ウイスキー トリス」。シングルモルト、グレーン、ブレンデッドの3種類を組み合わせたウイスキーである。
飲み飽きないスッキリとした味わいが特徴的で、ハイボールや水割りが高い人気を誇っている。家庭でたくさん飲みたい人は、ぜひ大容量タイプを購入しよう。
晩酌に私が飲んでいますが、たくさんあるのでお得です。味もそんなにクセもないし飲みやすいです。
引用:Amazon
- 液体容量:4,000ml
- アルコール度数:37度
- 参考価格:3,568円
サントリー ウイスキー 山崎
ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜いて生まれたのが、この「サントリー ウイスキー 山崎」だ。柔らかく華やかな香り、バランスの取れた豊かな味わいは、日本だけでなく世界からも評価されている。
シングルモルトサイコーです。ストレート、ロック、ハイボールなんでもいけます。美味すぎる。
引用:Amazon
- 液体容量:700ml
- アルコール度数:43度
- 参考価格:13,690円
ブラックニッカ クリア
言わずもがな知れた大人気ウイスキー「ブラックニッカ クリア」。Amazonではベストセラー1位を獲得するほど、日本人から高い人気を誇っている。
値段も安く飲みやすいことから、多くの人に愛飲されており、ストレート、ロック、カクテル、ハイボールなど、多彩な飲み方で楽しめる。「迷ったらコレ」という銘柄だ。
コスパ最高!セールだったので二本買いました。また、リピします。
引用:Amazon
- 液体容量:4,000ml
- アルコール度数:37度
- 参考価格:3,573円
まとめ
今回は、ウイスキーの概要やおいしい飲み方について紹介したが、楽しんでいただけただろうか。
ウイスキー好きの人はぜひ、ミストやホットウイスキーなどの一風変わった飲み方を試してみて欲しい。きっと新たなウイスキーの楽しみ方が見つかるはずだ。
また、女性とバーを訪れるときは、女性が頼むカクテルに小粋な言葉を添えるのが男性の務め。カクテルに込められた意味を知ることで、いつも飲んでいるものでもこれまでとは違った見方ができるほか、新しいお酒の楽しみ方を知ることにも繋がる。
想いを告げられないときは、言葉の代わりにカクテルを差し出す、というのも小粋で良い。以下の記事では、シチュエーション別のカクテル言葉や誕生酒を詳しく紹介している。バーに訪れる前に、こっそり目を通しておくといいだろう。