世界4大スピリッツのひとつ、ウォッカは世界中で愛されているアルコールだ。そんなウォッカのカロリーと糖質や、カロリーが気になる場合のおすすめの飲み方やおつまみも解説する。
ウォッカのカロリーは高め。ただし飲む量で調節可能
ウォッカは、どれくらいのカロリーがあるだろうか。ビール(淡色)・焼酎(単式蒸留)・ウォッカの100g中のカロリーを比較してみよう。
・ビール(淡色):40kcal
・焼酎(単式蒸留): 146kcal
・ウォッカ: 240kcal
この通り、ウォッカはほかのアルコールと比べてかなりカロリーが高い。このカロリーの高さは、アルコール度数によるものだ。一方で度数が高いため、一度に大量に飲むことは少ないだろう。量が少なければ当然カロリーも少なくなる。逆にビールのカロリーは低い数値だが、何杯も飲むことにより、カロリーが高くなることも考えられる。ウォッカを飲むときにカロリーを気にするなら、量に気をつけよう。
ウォッカは糖質制限中にも嬉しいお酒
ウォッカは大麦やライ麦などの穀物類、ジャガイモやトウモロコシなどを原料に、発酵・蒸留して作られる蒸留酒である。蒸留を行う過程で糖質が抜けるため、実は糖質量がゼロ。そのため糖質制限中やダイエット中には嬉しい酒である。また同様の蒸留酒である焼酎、ウイスキー、ジン、ラムなども、糖質量はゼロである。
カロリーが気になるなら、おつまみや飲み方にも気をつけよう
ウォッカのカロリーを抑えたいなら、ウォッカを炭酸で割るウォッカソーダがおすすめ。カロリーが抑えられるだけでなく、飲みやすさも増す。逆に「セックスオンザビーチ」のようなジュースを使用するカクテルはカロリーが高くなりがちなので注意。
割り方だけでなくおつまみにも気をつけよう。ウォッカに合うおつまみといえば、塩漬けやオイル漬けにした野菜やキノコ、イクラやキャビアなどが挙げられる。濃い味付けにしなければ、これらは栄養もあり、よいおつまみになりうる。また、タンパク質が豊富な刺身やチーズも、ウォッカのおつまみとしておすすめだ。
ロシアではストレートでも飲まれるウォッカ。これにならって何杯も飲みすぎると高カロリーになる恐れがある。ただ、ウォッカにあうおつまみは栄養豊富で低糖質なものも多いので、自分のお気に入りの組み合わせを見つけてゆっくり楽しんでみてはいかが。
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