男の隠れ家の神出鬼没な編集者・田村巴は年がら年中“休肝日”がない生粋のお酒好き。そんなほろ酔い編集が美味い酒を求めて今宵もぶらりと旅に出る──。
逗子と金沢に挟まれた小さな町「六浦」は、金沢区のベッドタウン。そんな六浦、実は呑み歩きが楽しいエリアだって知ってました?
掲載している内容は2024年6月、取材時の情報です。
ほろ酔い編集・田村巴のちょっと一杯やらないか? 第8杯
ところで皆さん六浦という町を知っていますか? 田村に至っては今回初めて知りました。ごめんなさい。横浜市金沢区の六浦エリアは金沢文庫や逗子に住まう人々が、わざわざ電車に乗って呑みに来る隠れた呑みスポット。
そして2024年7月31日まで『六浦でしめようよ』というイベントを開催中なのです。11店の飲食店が参加するこの企画、各店オリジナルの“しめ”料理が期間限定で登場。てなわけで今回は六浦住民とコンタクトを取り、厳選した3店を呑み歩くのでございます。わーい、やったー!

毎日欠かすことなく六浦で呑み歩くという読者さんと、1軒目のスタンドバー「いつも」さんへ。昼はお弁当屋さんで夕方から立ち呑み酒場になるそうで、マスターの平田大輔さんと話していれば17時の開店と共にご常連が続々と。
乾杯もそこそこに牛赤身ステーキをサクッとビールで流したら、早速ですが“しめ”ましょう。3口サイズの「プルドポークタコス」はちょうど良い辛さで肉もホロホロ、あぁ旨いなぁ。


2軒目は閑静な住宅街にひっそりと店を構える「kiln」さん。美味しいイタリアンが食べられるお店です。店主の田中純代さんおすすめのビスマルクというトマト系ピザをフランスのジンソーダと共に。自慢の窯で焼き上げた半熟卵とチーズがトロトロのピザは絶品。


そして“しめ”のチョコバナナパフェは、隠し味のイチゴアイスがあっさりしていてペロリと食べられます。酔いもリセット!
3軒目は六浦の真打ちともいえる正統派居酒屋の「まつばら本店」さん。三代目店主の松原弘和さんは創作和食が得意とのこと。


6種の肴を一皿で提供する「おまかせ盛り合わせ」を日本酒で味わい、良い塩梅に酔いが回ったところで“しめ”の「鰹出汁の玉子スープ」を。とろりと甘辛い醤油ベースのお出汁が染み渡ります。
人情味があり、旨い肴と酒が呑める六浦。ぜひ今だけの“しめ”をやりに行ってほしいなぁ。
六浦住民の社交場! 「いつも」


店主の平田さんの人柄に惹かれ多くの人が呑み明かす。プルドポークタコスは仕込みが大変な分、味は最高。目の覚める辛さが良い!
プルドポークタコス(500円)

本格イタリアンの店 「kiln」


修業時代の店から譲り受けたピザ窯で、田中さんが作る料理はどれも評判。チョコバナナパフェはこの企画のために作った自信作!
チョコバナナパフェ(600円)

六浦といえばココ! 「まつばら本店」


六浦の居酒屋といえばの名店。店主の松原さんが料理に合う酒を吟味して提供する本格派。出汁がきいた玉子スープは真綿のような優しさ。
鰹出汁の玉子スープ(500円)

掲載している内容は2024年6月、取材時の情報です。
文/田村 巴 撮影/Noriy.k
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