燕山荘の歴史が刻まれた
槍ヶ岳登山のもうひとつの拠点

槍ヶ岳を望むにはまさに最適のビューポイント。バランスよく尖った三角形の姿が真正面に見える場所にヒュッテ大槍は建っている。

槍ヶ岳から約900m手前の東鎌尾根上にあり、その距離は遠すぎず近すぎず。ふり返れば穂高の山々や常念山脈なども雄大な姿を見せている。

ヒュッテ大槍は、大正10年に燕山荘初代の赤沼千尋氏と槍ヶ岳山荘初代の穂苅三寿雄氏が槍沢のグリーンバンドに建てた山小屋が始まりだ。しかし小屋は2度も雪崩に流され、現在の場所に建て直したのだという。

大天井岳~東鎌尾根のアクセスのほか、槍沢コースから登ってくるとグリーンバンド上の分岐から急登をひと登り。同グループの燕山荘、大天荘と同様に洒落た建物が印象的だ。

当小屋のテーマはゆったりとしたくつろぎ。収容人数も96名と小規模なので、よりアットホームな雰囲気に包まれている。

例えば夕食時はグラスワインがサービスされ、皆で乾杯! 料理はワインに合う洋食を中心に、肉料理や取り分けて食べるパスタ料理などが評判を呼んでいる。