16103壁を取り払ってつくったワークスペース。幾何学模様と木の温もりが調和する自由空間〈神奈川県 M邸〉|小さな秘密基地の造り方

壁を取り払ってつくったワークスペース。幾何学模様と木の温もりが調和する自由空間〈神奈川県 M邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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元は部屋があった場所の壁を取り払い、明るく広々としたワークスペースに。家族の成長に合わせて自由に使えるフレキシブルな空間だ。
1階のリビングから階段を上がってくると、左手に広々とした空間が。元は部屋があった場所で、壁を取り払ってワークスペースに施工。窓が西と北側にあり明るさも確保された。今はMさんのお気に入りの場所となっている。写真左側の階段先にはベッドルームなど2部屋がある。

鎌倉の豊かな自然に囲まれた一戸建て。築20年の家をフルリノベーションするにあたり、可動性のあるワークスペースを設けることは当初からの計画だったという。

その場所は1階のリビングダイニングの奥の階段を上がった2階の踊り場的空間。モノトーンの幾何学模様の壁紙とナチュラルな木の床が素敵な調和を見せ、窓から差し込む柔らかな光も居心地のよさを物語っている。

本棚や机はいつでも動かせるよう置いているだけ。好きなレイアウトにできる。

「フレキシブルに使えるよう、デスクや本棚は作り付けではなく、置いているだけなんです」と言うMさん。今は居心地の良い自身の書斎として使用しているが、子どもの成長に合わせて将来子ども部屋として使うことも想定している。

「もともとここには部屋があったんですが、壁を取っ払って開放的にしたかった。窓があるのはそのためです」

西の窓側から見たスペース。明るく風通しもいいという。

インテリアデザインの会社に勤めているMさんだけにリノベのビジョンもはっきりしており、また、仕上げ部分は自分で施したところも少なくないという。

インテリアデザインの仕事をしているだけに照明などのチョイスもセンスが光る。

【秘密基地造りのPOINT】
1.元は部屋があった階段上の空間。
2.モダンな幾何学模様の壁。
3.フレキシブルな使い勝手を追求。

【Owner’s voice】
子どもも使えるスペースとして造りましたが思いのほか使い勝手がいいので、私の書斎にしてしまうかも(笑)。

文/岩谷雪美 写真/秋 武生

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