16477玄関クローゼットだった1.5畳ほどの空間に、L字形のワークデスクを設置した秘密基地〈神奈川県 T邸〉|小さな秘密基地の造り方

玄関クローゼットだった1.5畳ほどの空間に、L字形のワークデスクを設置した秘密基地〈神奈川県 T邸〉|小さな秘密基地の造り方

男の隠れ家編集部
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玄関クローゼットのわずかなスペースを大胆にリノベーション。使いやすく機能的な書斎へと変身した、落ち着いて籠もれる秘密基地を紹介しよう。
左手奥がリビングダイニングで、ラグが敷いてあるところが玄関。書斎は玄関クローゼットを半分に仕切って施工。

マンションの扉を開けて中へと誘われると、まず目に飛び込んでくるのがおしゃれなカウンターキッチン。右手はそのままリビングへと続き、そして左手奥にTさんの秘密の空間がある。

1.5畳ほどの空間に、L字形にワークデスクとブックシェルフを設置。この形がなんともしっくり落ち着くという。

「1.5畳ほどの小さなスペースですが、L字の形で包まれ感があって落ち着くんですよね。」と顔をほころばせる。大好きな本の収納を第1に考え、手をのばせば届くという範囲に棚を設置。

ブルーグレーの壁色と木の温かみも気に入っているポイントだ。ドアをあえて付けなかったのは、お籠もり感を追求しながらも家族との距離を身近にしたかったからだという。

ブルーグレーの壁色も集中して仕事や趣味に没頭できる。

実はこの場所はもともと広めの玄関クローゼットだったところなのだが、Tさんのリクエストでクローゼットの半分のスペースをミニ書斎に施工。欲しかった自分のスペースが理想通りに実現した。

明るい日差しが差し込むリビングダイニングで過ごす、奥さんとのひととき。左手にカウンターキッチンがあり、二人で料理作りも楽しむという。

自分の時間を満喫した後は、明るいキッチンで奥さんと一緒に料理を作ったり会話を楽しんだり。そんな時間もTさんの宝物だ。

【秘密基地造りのPOINT】
1.小さくても居心地の良い空間。
2.ドアは付けずに開放感を。
3.手の届く範囲に収まる書棚。

【Owner’s voice】
広めのクローゼットスペースをミニ書斎にできるとは思っていませんでした。自分のスペースとして満足です。

文/岩谷雪美 写真/秋 武生

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