19703FF、4輪独立サスペンション。先進メカの塊だったスバルに乗って50年「スバル1000スポーツセダン」(1968/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

FF、4輪独立サスペンション。先進メカの塊だったスバルに乗って50年「スバル1000スポーツセダン」(1968/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

男の隠れ家編集部
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スバルが360の「てんとう虫」で4輪車デビュー後、普通車クラスとして初めて発売したのがスバル1000。オーナーの長澤さんはその当時24歳。
「このエンジン音がいいんだよね~」と、長澤さん。水平対向ならではのエキゾーストノートだ。

それまでにマツダ360を始め、ダットサン、ヒルマンなど数台のクルマを乗り継ぎ、初めて新車で購入したのがこのスバル1000だった。水平対向エンジンとFF車だったことも惹かれた点だった。「とにかく水平対向のエンジンの音がいいし、インボードブレーキなど先進技術が詰まっていた」と感じたという。

砲弾型3連メーターが目を惹く。ハンドルも細くスポーティーな雰囲気に溢れるデザインだ。

その後、様々なスバル車が出たが、結局はこのクルマに50年も乗り続けてしまった。最近は部品などで苦労することはあるが、クルマ自体には不満は全くないという。

ガレージの中でオールドバイクと共に置かれている。

年前の大阪万博にこのクルマで行ったので、2025年の大阪万博にも同じくこのクルマで行くことを楽しみにしている。

ほとんどのメンテナンスは自分で行うという。パーツもずいぶんストックしているそうだ。

【Owner’s voice】
メカもすごかったが デザインも秀逸だった
スバル1000はフランス車のような合理的なデザインを感じさせてくれるところがよかったね。そこに惚れて、それから50年も乗り続ける理由になったのかも知れないですね。

スバル1000スポーツセダン

富士重工が当時としては画期的なFFや4輪独立のサスペンションを採用したモデル。スバル1000のエンジンをチューンしたのがスポーツセダンだ。

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