書斎は入口のアーチとカーテンによって重厚な雰囲気になっている。そのため開閉にかかわらず、洋風な寝室の雰囲気との統一感を醸し出す。

郊外のマンションをリノベーションした住まいは、ウォークインクローゼットをベースに回遊性が高く開放的。そんな中、高橋さんは自分だけの居場所をこの狭小スペースに求めた。「少し暗いトーンの壁紙にして、籠もり感のある空間にしました。一日の終わりに自分をリセットできる場所です」。

デスクの背後の手の届く位置に、お気に入りのアイテムや本を並べる収納を設置。また、奥行きのある空間をうまく活用し、趣味のスノーボードをディスプレイにするなど、様々な工夫を凝らしている。

他の部屋に比べて、少しひっそりとした空間になっており、自分だけの時間を過ごせる。

扉の代わりに用いられているのは、ベルベットのカーテン。入口のアーチとの相性も良く、寝室の横にあっても見栄えがいい。扉と違い、閉じていても完全な閉鎖空間ではないのも、高橋さんがこの一室に求めたこだわりだ。

お酒好きの高橋さんは、帰宅後すぐに着替えてお酒が飲めるよう、玄関からクローゼット、キッチンまでの動線を回遊性の高い空間に仕上げた。そうやって他の部屋を構成していくうちに、デッドスペースになりそうだった寝室脇の空間を自分の部屋として活用することにした。

【秘密基地造りのPOINT】
1.お気に入りが詰まった背後の収納。
2.居心地の良いコンパクトさ。
3.扉代わりのベルベットのカーテン。

【Owner’s voice】
全体の回遊を優先し、他の部分を先に設計したのですが、結果としてちょうどいい広さになり満足しています。