自分の“好き”を追求すれば
自然とそこが快適空間になる

「ぴったりな物が見つからなければ自分で造るのが一番!」という言葉通り、ガレージハウスを自らの手で建ててしまった中島一弥さん。それもそのはず、中島さんの職業は設計士で大工の棟梁でもあるのだ。

家族と過ごす自宅とは別に、自分だけの秘密基地としてガレージハウスを造ったのは2017年のこと。仕事の空き時間を使い、半年ほどで完成させた。1階は車庫、2階には大きなソファや手造りのベッドを置いて、くつろぎの空間に。

内装なども自ら手がけており、板張りの壁は所々濃色にすることでアクセントをつけた。また、壁際に置いた作業用テーブルは小学校の机をリメイクしたもので、天板を付け替え、脚を黒のペンキで塗装してシックに仕上げている。センターテーブルも自作したとは思えないほど完成度が高い。

「ヒノキの解体材を使いました。L字の鉄製アングルを溶接してフレームにしたのがポイント。あとは木の表面に缶スプレーでツヤを与えたくらいで、大した工夫はしていないです(笑)」と謙遜するが、こうしたひと手間で見栄えがグッと違ってくる。

「自由にイメージして造れるのがDIYの楽しさ。〝好き〟を追求すれば、自分にとって快適な空間になるんです」と中島さんは語る。