10651ウォッカの美味しい飲み方|本場ロシア定番4例と人気カクテル4種

ウォッカの美味しい飲み方|本場ロシア定番4例と人気カクテル4種

男の隠れ家編集部
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クセが少なく、飲みやすいと人気のウォッカ。日本ではさまざまなカクテルにして飲まれることも多い。この記事では、そんなウォッカを楽しむためのさまざまな飲み方を解説している。ウォッカが好きな人は、ぜひご一読いただきたい。
目次

本場ロシアでは、「命の水」とも呼ばれるウォッカ。ここでは、本場ならではの飲み方と、ウォッカを味わうためのおすすめカクテルを紹介する。

そもそもウォッカとは?原料やアルコール度数、カロリー、糖質などの基礎知識

ウォッカを美味しく飲むためにはその原料やアルコール度数など、基礎知識を持つことが必要だ。そもそもウォッカとはどういうお酒なのだろうか。

ウォッカは、ジン・ラム・テキーラと並ぶ「4大スピリッツ」と呼ばれる蒸留酒のひとつ。大麦・ライ麦・ジャガイモ・トウモロコシなどが主原料で、白樺の活性炭で濾過し、極限まで不純物や雑味をとり除いて完成するため、クリアな味わいが特徴だ。

アルコール度数は市販されているものでは40度が主流で、中には37度くらいのややソフトなウォッカも存在する。もっともアルコール度数が高いのはポーランドの「スピリタス」。こちらは96度という高アルコール度数の強力なウォッカだ。

カロリーや糖質はどうだろうか。カロリーは高めで、100g中のカロリーは、ビール(淡色)が40kcal、焼酎(単式蒸留)が 146kcalなのに対して、ウォッカは 240kcal。ほかのアルコールと比べると高いが、アルコール度数が高いため一度に大量飲むことは少なく、飲む量で調整できる。糖質については、穀物を原料にしているが蒸留を行う過程で糖質が抜けるため、糖質量はゼロ。糖質制限中の人には嬉しいポイントである。

ウォッカについてもっと詳しく知りたければ、こちらの記事を参考にしてみてほしい。

一般的なウォッカの飲み方|ストレート・ロック・水割り・炭酸割り

代表的なウォッカの飲み方として、ストレート・ロック・水割り・炭酸割りがある。それぞれの特徴と作り方のポイントを紹介していこう。

ストレート

ウォッカはアルコール度数が40度もある酒。本場ロシアは極寒の地であるため、ウォッカをストレートで飲んで身体を温めるという。

ストレートを美味しく飲む方法として、現地でも取り入れられているのが、瓶ごと凍らせるというもの。ウォッカは度数が高いために氷点下になっても凍ることはなく、とろりとした口溶けを楽しめる。お酒に強いという方は、ぜひ冷凍庫で凍らせてから、ショットグラスで飲んでみてほしい。ちなみに現地では、戸外でウォッカを凍らせるそうだ。

ロック

ウォッカはロックで飲まれることも多い。ロックにすると、氷がだんだんと溶けていくため、次第に飲みやすくなる。柑橘類との相性がよく、レモン・ライムを絞ったり薄切りにしたりして、一緒に飲むのもおすすめ。塩もよいアクセントになる。

水割り/炭酸割り

水割りにすることで、度数を抑えられ、グッと飲みやすくなる。風味が落ちるように思えるが、むしろ増すこともあるのだ。また炭酸水で割ると、シュワシュワとした泡立ちを楽しめる。さらに、炭酸に柑橘類の皮から抽出したエキスを加えたトニックウォーターで割るのもおすすめだ。

ウォッカをカクテルで堪能

続いてウォッカを使ったカクテルを4つ紹介する。

ウォッカバック

ウォッカをジンジャーエールで割り、レモンを搾ったカクテル。ジンで割るとジンバック、ラム酒で割るとラムバックという。

モスコミュール

ウォッカバックのレモンをライムに変えると、モスコミュールというカクテルになる。モスコはモスクワを指すが、実はアメリカで生まれたカクテルだ。

ソルティドッグ

ウォッカをグレープフルーツジュースで割り、コップの縁に塩を付けたカクテル。元はジンベースで作られていたのだとか。

スクリュードライバー

オレンジジュースでウォッカを割ったもの。ドライバーでかき混ぜて作られたことから、この名前になったといわれている。

今回はウォッカの飲み方を紹介した。ぜひいろいろな飲み方でウォッカを堪能してみてほしい。

あわせて読みたい

スピリッツ全般については、以下の記事で解説している。ジンやラム、テキーラについても知りたいときにおすすめだ。

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