100546【入場無料】世界遺産登録から20周年を記念「南方熊楠と熊野」をテーマにシンポジウム開催!

【入場無料】世界遺産登録から20周年を記念「南方熊楠と熊野」をテーマにシンポジウム開催!

男の隠れ家編集部
編集部

和歌山県田辺市では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録から20周年となることを記念し、12月15日(日)14時より、明治大学駿河台キャンパス リバティホールにてシンポジウムを開催する。

テーマは「南方熊楠と熊野」

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。なかでも熊野は、性別や身分、浄不浄、信不信を問わず何人も受け入れたとされ、その寛容性を物語る数々の伝説が残されている地。

南方熊楠は当時、自然生態系を解明する新たな学問「エコロジー」を用い、また古来より受け継がれてきた地域の神社は、そのコミュニティの精神的土壌であり、地域の民俗や伝統や文化の核であるとその重要性を訴え、熊野の「生態系」や神社と社叢を守ることに、その全エネルギーを傾注した。

南方熊楠

シンポジウムでは「南方熊楠を通じてこれからの熊野をどのように捉えるのか」「これからの熊野が果たしていく役割」といった視点で、「熊野」の持つ自然や文化の魅力、神秘性、精神性について改めて見つめ直す。

基調講演の講師には、第26回南方熊楠賞受賞した思想家・人類学者の中沢新一氏を迎え、パネルディスカッションも開催。

中沢新一氏

「熊楠の見た熊野、そして、これからの熊野」をテーマにしたパネルディスカッションでは、パネリストに中沢新一氏、島田雅彦氏(法政大学教授/小説家)、髙森玲子氏(紀行作家/熊野古道女子部ファウンダー)、真砂充敏氏(田辺市長/南方熊楠顕彰会会長)、そしてコーディネーターとして志村真幸氏(慶應義塾大学准教授/南方熊楠顕彰会理事)が登壇。

島田雅彦氏
髙森玲子氏
志村真幸氏

熊野という地が古より育んできた魅力を今一度、共に見つめ直す機会となっている。

シンポジウムは事前申込制となっており、定員400名、入場は無料だ。興味のある人はぜひ下記を参照の上、ご参加あれ。

専用フォームでのお申込み

申込受付期間:2024年10月22日(火)~12月5日(木)
⚫︎LoGoフォーム[会員登録不要]
URL:https://logoform.jp/form/nAhC/781350 
⚫︎AMARYS[会員登録必要]
URL:https://amarys-jtb.jp/minakata_tanabe/

電話でのお申込み

田辺市役所観光振興課
TEL:0739-26-9929(平日8時30分~17時15分)

【イベント概要】
日時:2024年12月15日(日)14:00~16:30(開場13:30)
会場:明治大学駿河台キャンパスリバティホール(リバティタワー内)
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1
定員:400名(事前申込制)
参加費:無料

⚫︎基調講演
熊野にわけいった熊楠
【講師】中沢 新一 氏(第26回南方熊楠賞受賞者/思想家・人類学者)

⚫︎パネルディスカッション
熊楠の見た熊野、そして、これからの熊野
【パネリスト】
中沢 新一 氏
島田 雅彦 氏(法政大学教授/小説家)
髙森 玲子 氏(紀行作家/熊野古道女子部ファウンダー)
真砂 充敏 氏(田辺市長/南方熊楠顕彰会会長)
【コーディネーター】
志村 真幸 氏(慶應義塾大学准教授/南方熊楠顕彰会理事)

■【主催】
田辺市(観光振興館・南方熊楠顕彰館)
■【後援】
和歌山県、和歌山県教育委員会、田辺市教育委員会、南方熊楠顕彰会

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