極めて長い歴史をもつワインは、今や世界基準の飲み物として浸透している。
世界中でワインは毎年約200億リットルほど作られているが、生産国はヨーロッパを中心に世界中へと波及している。
日本でも高い人気を獲得しているワインだが、何となく敷居が高い印象が定着しており、種類も豊富なので自分で選ぶのが難しいという意見も決して少なくない。
そこで本記事では、男の隠れ家が厳選した40銘柄のおすすめワインを紹介していく。
定義や歴史、選ぶ時のポイントや美味しく飲むためのコツも紹介していくので、ワインが好きな方はもちろん、これから飲んでみようと考えている方も、ぜひ参考にしてほしい。
ワインとは
極めて長い歴史をもつワインは、今や西洋文明の象徴的な飲み物であるともいえる。世界で最も広い範囲で飲まれているアルコール飲料の1つであり、世界中に多くのファンがいる。
しかし、ワインが好きでよく飲んでいる方も詳しい定義や歴史は知らないだろう。ここからは、ワインの基本的な情報を詳しく解説していく。
定義
ワインはブドウを発酵させて造られたお酒で、日本の酒税法では果実酒に分類されている。
世界に流通しているお酒は大きく分けて醸造酒、蒸留酒、混成酒に大別されるが、これに従い分類していくと、ワインは日本酒やビールと同じ醸造酒となる。
ワインは、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料と定義されている。
これは世界で共通している定義であり、日本ソムリエ協会では原料がブドウ果実で、製造法が醸造酒であることを明確な定義として位置付けている。
とはいえ、日本に限ってはワインの定義を明確にする法律は存在していないため、明確な定義はないといえば存在していないことになる。
歴史
ワインの歴史は長くて深い。
皆さんご存知の通りワインはブドウ果実を原料にしているため、ワインの歴史はブドウの歴史であるともいわれている。その始まりは、一説によると紀元前8,000年頃だ。
この頃には、現在のジョージアあたりにあるコーカサス山脈でワインが飲まれていたと伝わっているが、文献上でワインが初めて登場したのは紀元前5,000年頃になる。
メソポタミア文明最古の文学作品「ギルガメッシュ叙事詩」には、洪水対策で船の建築に携わった労働者にワインが振る舞われたと記載されているのだ。
その後、紀元前1,000年頃にギリシャへワインが伝わり、ヨーロッパ中でワイン造りが広まる。紀元前8世紀頃には、ローマ帝国でワイン生産が活発に行われている。
ちなみに、ワインが初めて日本に伝わったのは19世紀の後半である。
土屋龍憲と高野正誠がフランスでワインを学び、宮崎光太郎を加えた3人で日本初となるワイン会社を立ち上げたのが始まりだ。
その後、1964年の東京オリンピックを機にワインが認知されるようになり、1978年の千円ワイン、1987年のボージョレ・ヌーヴォー、1997年の赤ワインと、複数回に渡りブームを巻き起こして現在に至るというわけだ。
現在では日本で造られるワインも珍しいものではなくなり、世界的なコンクールが開催されるようになるなど、日本でもワインは根強く定着している。
種類
ワインの種類といえば赤ワインと白ワインを思い浮かべる方が多いと思うが、実はこの2つは大きく分類した種類の中では同じ括りに分類される。
製法の違いにより、ワインは下記の4種類にわけられる。
種類 | 代表的なワイン |
スティルワイン | ・赤ワイン ・白ワイン ・ロゼワイン ・デザートワイン |
スパークリングワイン | ・シャンパン ・クレマン ・カバ ・ゼクト ・フランチャコルタ |
フォーティファイドワイン | ・シェリー ・ポート ・マデイラ ・マルサラ |
フレーヴァードワイン | ・サングリア ・ヴェルモット ・レツィーナ |
最も知られているのが、赤ワインや白ワインが分類されている非発泡性のスティルワイン。産地やブドウ品種によりさまざまな銘柄のワインが販売されているので、味は大きく異なる。
次に名が知られているのが、シャンパンが分類されているスパークリングワインだ。スティルワインに炭酸ガスを加えた発泡性ワインなので、炭酸の刺激を感じられる。
フォーティファイドワインは、スティルワインにブランデーなどのアルコール度数が高いお酒を加えたもので、保存性が高いということで昔から造られている製法だ。
フレーヴァードワインは、果汁や果実などを一手間加えたスティルワインの総称。甘いサングリアが代表的なお酒なので、アルコールが苦手な方でも気軽に飲むことができる。
このように、一口にワインといってもその種類はさまざまだ。代表的な赤ワインや白ワインだけではなく、さまざまな味を試していただきたい。
ワインを選ぶ時のポイントを3つ紹介
上記項目でさまざまな種類を紹介してきたが、これだけでもどのような方法でワイン選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないだろうか。
ワインを選ぶ時は、下記のポイントを必ず押さえるようにしてほしい。
- 料理に合わせる
- 旧世界と新世界
- 種類ごとの特徴
ここからは、それぞれのポイントを1つずつ詳しく解説していこう。
料理に合わせる
ワインは、さまざまな料理と組み合わせることで味わいを膨らませてくれるお酒だ。そのため、好きなワインはよく食べる料理と組み合わせて選んでいただきたい。
ワインと料理を組み合わせるうえで最も重要な考え方は、相乗効果を生み出せるかどうかだ。
料理とワインの相性がよければ、料理の味を引き立たせてくれるだけではなくワインも進む。双方が寄り添うような関係になっているのがベストな組み合わせだ。
料理とワインを組み合わせる時は、下記のポイントを押さえてほしい。
- 特徴が似た味を合わせる
- 色を合わせる
- 香りを合わせる
酸味を感じる料理には酸味を感じるワイン、旨味を感じる料理には深い旨味があるワインといったように、味の特徴を合わせることで相乗効果が生まれやすくなる。
また、白身には白ワイン、赤身には赤ワインといったように色で合わせるのもおすすめだ。
とくにこの料理にはこのワインがいいという決まりはないため、さまざまな組み合わせを実践していただき、料理とワインの新たな魅力を発見してほしい。
旧世界と新世界
ワインにおける旧世界と新世界は、古くからワインを造っている産地のことだ。ワインは産地ごとで異なる特徴があるため、選び方の1つのポイントとして覚えてほしい。
- 旧世界⇒フランス、イタリア、スペイン、ドイツ
- 新世界⇒チリ、日本、アメリカ、オーストラリア
旧世界はヨーロッパで古くからワインが造られている産地で、新世界は大航海以降に広まった産地で造られているワインである。
現在も旧世界のワインは伝統的な製法で造られているのに対して、新世界では全く新しい革新的な方法でワインが造られている。
とくに南米のチリで造られているワインは日本国内で話題になり、2015年と2016年の2年連続でワイン輸入量が1位になる程、知らない間に多くの方が飲んでいるはずだ。
意識的に旧世界と新世界のワインを飲み比べてみて、自分に合っている1本を探してみるというのも面白いかもしれない。
種類ごとの特徴
一口にワインといっても、種類や産地によりその味わいは大きく変わる。そのため、種類ごとの味の違いで選ぶという方法もおすすめだ。
もちろん種類ごとにも銘柄別で違う味わいを感じられるが、一般的には下記の風味がある。
- 赤ワイン⇒黒ブドウに含まれているタンニンの渋みを感じられる
- 白ワイン⇒ブドウの皮を取り除いているため渋みが少なくスッキリしている
もちろん赤ワインと白ワインは各銘柄で異なる味わいを感じられるが、基本的には上記のような味わいの特徴を感じられる。
美味しいと感じる味わいは人それぞれなので、さまざまなワインを試していただきたい。
ワインの飲み方を3つのステップで紹介
ワインはゴクゴクと飲んで喉を潤すお酒ではない。
ワインの飲み方を把握していない初心者の方は、知らずにゴクゴクと飲んでしまい、本来の味わいを感じる前に飲み干してしまっているかもしれない。
ここからは、ワインの魅力を最大限に引き出すための、おすすめの飲み方を3つのステップで紹介しよう。
ステップ1:適切な温度に調整する
ワインは季節、種類、料理、室温、グラスの形状などで適切な温度が異なる。
人により最適な温度は異なるが、ワインは冷やすとフレッシュな印象になり香りが際立ち、温めると酸味が柔らかく香りに広がりをもたせることが可能だ。
しかし、温度の下げすぎや上げすぎでワインの渋みと苦みという要素が前面に押し出されてしまうリスクもあるため、温度の調整には細心の注意が必要だ。
一般的には、赤ワインと白ワインの最適な温度は以下のように伝わっている。
- 赤ワイン⇒12~16℃
- 白ワイン⇒6~10℃
赤ワインは常温が美味しいというこだわりがある方も多い程、ワインの中では比較的温かい状態にして飲まれている。一方で白ワインは、温度を下げた方が全体のバランスがよくなる。
ワインはそれぞれの種類で最適な温度が変わるため、最も美味しい状態で用意してほしい。
ステップ2:香りを楽しむ
ワインをグラスに注いだら、飲む前にまずは香りを楽しんでいただきたい。
香りを存分に楽しむためには、注ぎすぎは要注意だ。一般的には、ワイングラスの最も膨らんだ場所から1センチ下が適量であるとされている。
ワインは空気と接触する面積が広くなるほど香りが膨らむため、長く香りを堪能したいと考えている場合は、グラスのどこまで注ぐかにも注意してほしい。
ステップ3:一口ずつゆっくり味わう
ワインは、味わいの第一印象と最後の余韻を楽しみながら一口ずつゆっくりと味わってほしい。
ゴクゴク飲んで喉を潤すのではなく、ワインは感じる飲み物だ。ワインが口の中にある時は決して食べ物を口にいれず、料理とワインのマリアージュを楽しみながら堪能していただきたい。
また、ワインは口の中にいれてすぐに飲んでしまうと味わいの全貌を感じられないため、舌を使いながら口の中全体に風味が広がるように飲んでみよう。
プロのワインテイスターは、口の中に含んだワインに空気を吸い込みながら転がす飲み方をよくするが、食事中はマナー違反で行儀が悪いため、外に出ている際はしないほうがいいだろう。
ワインのおすすめ40選を種類別で紹介
ここからは、日本でも人気が高い5種類のワインの中から、とくに飲んでほしいおすすめの40銘柄を紹介していく。
- 赤ワイン
- 白ワイン
- ロゼワイン
- スパークリングワイン
- シャンパン
男の隠れ家が本当に美味しいワインのみを厳選したので、自分に合う最高の1本を探している方は、ぜひ最後までご覧いただきたい。
赤ワイン
赤ワインは、ブドウの果汁だけではなく皮や種も丸ごと発酵させているため、ポリフェノールが豊富に含まれていて深い味わいを堪能できる。
世界中で愛されている最もスタンダードなワインなので、ワンコインで買えるものから上級者を痺れさせる高級品まで、さまざまな種類が販売されているのも大きな魅力だ。
男の隠れ家がおすすめする絶品の赤ワインは、下記の10銘柄だ。
- 農民ロッソ
- ムーラン・ア・ヴァン
- エクストリシモ セミドゥルセ
- シャトー・モンローズ
- カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ・レゼルバ
- コノスル・ピノノワール・オシオ
- マッキノンズ・シラーズ
- ペイ・ドックルージュ
- 五一わいん
- ブレカ
ここからは、それぞれの赤ワインの特徴、味わい、品種、価格などを詳しく紹介していく。
農民ロッソ
栃木県で造られている『農民ロッソ』は、家庭料理との相性がいい素朴な赤ワインだ。
伝統的な製法で造られている旧世界のワインではなく日本産ではあるが、酸味がありながらもその奥に感じられる豊かな風味は、自然と気持ちを穏やかにさせてくれる不思議な魅力がある。
山梨県、山形県、栃木県などの契約畑で育った上質なマスカットべりーを使った逸品で、染み入るような余韻が強い印象を与える。プレゼントにも最適な1本だ。
商品名 | 農民ロッソ |
品種 | メルロー30% マスカットベリーA28% カベルネ・ソーヴィニヨン26% ブラック・クイーン15% カベルネ・フラン1% |
生産年 | 2019年 |
産地 | 栃木県 |
参考販売価格 | 2,200円 |
販売ページ | Amazon |
ムーラン・ア・ヴァン
フランスのボージョレ地区で造られている『ムーラン・ア・ヴァン』は、約1年間の樽熟成を経てから販売されている豊かな香りが魅力的な赤ワインだ。
華やかなルビー色が目を引く赤ワインで、ベリーを感じさせる深みのある香りと柔らかい風味が絶妙なハーモニーを演出している。一口でも口に含めば、違いに気付くだろう。
こちらの赤ワインを造る「ラブレ・ロワ社」はブルゴーニュでも指折りの高品質なワイン会社として有名だ。世界中で30社以上の航空会社の機内ワインに採用された実績がある。
商品名 | ムーラン・ア・ヴァン |
品種 | ガメイ |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 3,182円 |
販売ページ | Amazon |
エクストリシモ セミドゥルセ
世界的有名ブランド「バック」が造る『エクストリシモ セミドゥルセ』は、お酒が苦手な人でも飲みやすい本格甘口の赤ワインだ。
常にワインの味が安定していることで知られるバックは、ブドウの生育状態と健康状態の管理を徹底している。そのため、どのワインも安定した品質が確保されているのだ。
コルクを抜いた瞬間から漂うベリー系の香りと、口に含んだ時に感じるバニラのような風味が大きな特徴。冷やして飲むとタンニンの余韻が広がるため、違う味わいを楽しめる。
商品名 | エクストリシモ セミドゥルセ |
品種 | 赤ブレンド |
産地 | ペネデス |
参考販売価格 | 1,842円 |
販売ページ | Amazon |
シャトー・モンローズ
シャトー・コス・デストゥルネルと人気を二分する『シャトー・モンローズ』は、力強い味わいと濃厚な風味が特徴的な赤ワインだ。
1級に劣らない2級の総称であるスーパーセカンドの代表的な銘柄で、ヴィンテージにより価格は変動していくが、大体15,000円から80,000円前後で取り引きされている。
最大の特徴は、豊富に含まれているタンニン。口に含むと凝縮された果汁感を感じることができ、エレガントで上質な風味を口の中一杯で感じられる逸品だ。
商品名 | シャトー・モンローズ |
品種 | カベルネ・ソーヴィ二ヨン65% メルロー30% カベルネフラン4% プティ・ヴェルド1% |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 18,800円 |
販売ページ | Amazon |
カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ・レゼルバ
カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ・レゼルバ/Amazon
チリの最大手ワイナリーが造る『カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ・レゼルバ』は、カジュアルな場で気軽に飲めるおすすめの赤ワインだ。
自転車のシンボルが有名なワイナリーで、シーンに左右されない万能感が高い魅力。渋さはほとんどなく甘みと果汁燗が強いワインなので、誰でも気軽に楽しめるはずだ。
家庭料理との相性が抜群の逸品で、1,000円を切るリーズナブルな価格で発表されているので初心者でも気軽に買うことができる。抜群の安定感が大きな特徴だ。
商品名 | カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ・レゼルバ |
品種 | カべルネ・ソーヴィニヨン85% プティ・ヴェルド5% カベルネ・フラン4% マルベック4% ガルナッチャ2% |
産地 | セントラル・ヴァレー |
参考販売価格 | 871円 |
販売ページ | Amazon |
コノスル・ピノノワール・オシオ
前述した『カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ・レゼルバ』と同じチリの最大手ワイナリーが造る『コノスル・ピノノワール・オシオ』は、プレミアムな赤ワインだ。
コノスルが造る最上級キュヴェに分類されているため、価格帯はやや高め。その代わり、きめ細かいタンニンは渋みがあり柔らかく、確かな果汁感も同時に感じられる逸品だ。
ギフトに最適なワインであり、コルクを開けた時に感じる果実の香りはスミレ、紅茶などさまざまなニュアンス。コノスルが造る赤ワインが好きな方には、ぜひおすすめしたい。
商品名 | コノスル・ピノノワール・オシオ |
品種 | ピノ・ノワール100% |
産地 | チリ |
参考販売価格 | 8,800円 |
販売ページ | Amazon |
マッキノンズ・シラーズ
オーストラリアの最大手ワイナリーが造る『マッキノンズ・シラーズ』は、シラーズ100%配合の本格的な甘口赤ワインだ。
ワイン初心者におすすめの1本で、芳醇で華やかな香りを楽しみながら、飲み口が軽やかでまろやかな味わいを堪能できる。タンニンによる渋さはほぼ感じないはずだ。
これだけ芳醇な1杯でありながら価格帯がリーズナブルな理由は、複数の産地で収穫されたブドウをブレンドしているからだ。確かな品質のワインを楽しんでいただきたい。
商品名 | マッキノンズ・シラーズ |
品種 | シラーズ100% |
産地 | オーストラリア |
参考販売価格 | 1,826円 |
販売ページ | Amazon |
ペイ・ドックルージュ
南フランスのラングドック地方で造られている『ペイ・ドックルージュ』は、食欲をそそるような香りが充満する魅力的な赤ワインだ。
リーズナブルな価格帯で販売されている赤ワインでありながら、強い渋みやまるで高級ワインを飲んでいるかのような風味。果実感もあり、余韻には酸も感じられる。
和食にも洋食にも合わせられる至極の逸品で、脂身やゼラチン質が多く含まれている和食にも合わせられるので、日本人に合っている赤ワインであるといえる。
商品名 | ペイ・ドックルージュ |
品種 | グルナッシュ54% シラー46% |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 1,171円 |
販売ページ | Amazon |
五一わいん
長野県名随一のワイナリーで造られている『五一わいん』は、さまざまな国際ワインコンクールでも高く評価されている有名な赤ワインだ。
こちらのワインが造られている桔梗ヶ原の気候は、昼は暑くて夜は涼しい。そのため、ブドウは普段よりもゆっくりと熟成されていくので、酸味と甘みが濃厚になる。
スッキリとした辛口の仕上がりが大きな特徴で、権威ある賞を数多く受賞しているので、塩気がある和食と合わせたいという方は、ぜひチェックしていただきたい。
商品名 | 五一わいん |
品種 | マスカットベーリーA 山ぶどう |
産地 | 長野県 |
参考販売価格 | 1,087円 |
販売ページ | Amazon |
ブレカ
スペインワインの革命家と称されるホルフェ・オルドネス氏が企画した『ブレカ』は、スペイン原産のガルナッチャ種のブドウが100%使われている赤ワインだ。
世界で最も影響力があるといわれているワイン評論家のロバート・パーカー氏は、ここ30年間で飲んだこの価格帯のワインで最も素晴らしいと絶賛している。
カカオのような深いコクがあるニュアンスで、チェリーやブルージャムのような果実感が膨らんでいく。酸味は穏やかなので、初心者にもおすすめしたい1本である。
商品名 | ブレカ |
品種 | ガルナッチャ100% |
産地 | スペイン |
参考販売価格 | 2,970円 |
販売ページ | Amazon |
白ワイン
白ワインは、大きくわけて甘口と辛口の2種類に分類される。
甘口は、高貴で上品な味わいを感じられるものと、フルーティーで飲みやすさに特化したものとにわけられる。辛口も、濃厚で深みがあるものと、ドライで酸味があるものがある。
白ワインは赤ワインとは違い、ブドウの皮や種を取り除くため、ワイン特有の渋みとなるタンニンが抽出されていないというのが大きな特徴だ。
男の隠れ家がおすすめする絶品の白ワインは、下記の10銘柄だ。
- シャトー ショービネ ボルドー・ブラン
- レッドウッド クリーク シャルドネ
- アルパカ・シャルドネ・セミヨン
- ブルゴーニュ・アリゴテ
- グリド甲州
- ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ
- ペイ・ドックブラン
- イエローテイル「モスカート」
- 余市ワイン・ナイアガラ
- エスクード・ロホ・レゼルヴ・シャルドネ
ここからは、それぞれの白ワインの特徴、味わい、品種、価格などを詳しく紹介していく。
シャトー ショービネ ボルドー・ブラン
フランスのボルドーで造られている『シャトー ショービネ ボルドー・ブラン』は、リーズナブルな価格で楽しめる辛口の白ワインだ。
グレープフルーツ、レモン、ライムのような香りが特徴で、マスカットやハーブのような風味を感じられる。コクのある辛口なので、塩気がある和食にも合わせられる逸品だ。
フレッシュ感と瑞々しさが絶妙なバランスで成立している逸品なので、白ワイン初心者の方でも存分に深い味わいを堪能することができるだろう。
商品名 | シャトー ショービネ ボルドー・ブラン |
品種 | ソーヴィニョン・ブラン100% |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 1,506円 |
販売ページ | Amazon |
レッドウッド・クリーク・シャルドネ
カリフォルニアの大自然を感じられる『レッドウッド・クリーク・シャルドネ』は、自園および厳しい基準を満たした契約農家栽培ブドウのみを使用している白ワインだ。
徹底した品質管理を行っているワイナリーで、収穫してから2時間以内に届けられたブドウのみを使い造っている。そうすることで、ブドウの新鮮な旨味がワインに生きるのだ。
新鮮なブドウのみを使用しているため、抜群の果実感を実現している。一口でも飲めば新鮮なブドウの果実感を感じることができ、深い味わいを堪能できるだろう。
商品名 | レッドウッド・クリーク・シャルドネ |
品種 | ブドウ |
産地 | アメリカ |
参考販売価格 | 1,260円 |
販売ページ | Amazon |
アルパカ・シャルドネ・セミヨン
チリワインの名門「サンタ・ヘレナ社」が造る『アルパカ・シャルドネ・セミヨン』は、充実した果実感とまろやかな味わいを実現した辛口の白ワインだ。
アルパカのラベルが貼られた印象的なボトルが目を引く逸品で、チリワインらしく飲みやすさにフォーカスされている。
辛口でありながら口あたりはフルーティーで、ほんのりと果実の香りを感じることができるため、ワインが苦手な人でも気軽に飲むことができるだろう。
商品名 | アルパカ・シャルドネ・セミヨン |
品種 | 白ブレンド |
産地 | チリ |
参考販売価格 | 525円 |
販売ページ | Amazon |
ブルゴーニュ・アリゴテ
フランスのブルゴーニュ地方で造られている『ブルゴーニュ・アリゴテ』は、世界中の豪華客船や航空会社にも採用された実績がある白ワインだ。
アリゴテは赤ワインのイメージが強いワイナリーではあるものの、白ワインも総じて高品質で高く評価されている。しっかりとした風味を感じられる逸品だ。
フレッシュかつ爽快なミネラル感が魅力的な白ワインであり、価格帯もリーズナブルなのでプレゼントとしても喜ばれるワインであるといえるだろう。
商品名 | ブルゴーニュ・アリゴテ |
品種 | アリゴテ種 |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 2,692円 |
販売ページ | Amazon |
グリド甲州
山梨県勝沼で造られている『グリド甲州』は、上品な味わいを堪能できる白ワインだ。
赤ワインのような飲みごたえや、シャンパンのような派手な口あたりはないものの、白ワイン特有の落ち着いた風味を堪能できるため、さまざまな料理に合わせられる。
塩気が強い料理はもちろんだが、薄味の和食と合わせても邪魔をしない逸品なので、料理を食べながら白ワインを飲みたい方にはおすすめしたい逸品だ。
商品名 | グリド甲州 |
品種 | 白ブレンド |
産地 | 山梨県 |
参考販売価格 | 3,600円 |
販売ページ | Amazon |
ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ
ドイツで造られている『ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ』は、酸味と甘味の絶妙なバランスが特徴的な甘口の白ワインだ。
ラベルに記載されている印象的な黒猫は、黒猫が座った樽のワインが最も美味しいという伝説的な由来からきている。黒猫ラベルを見つけたら、モーゼルランドで造られたワインだ。
甘口なので口あたりはまろやかで非常に飲みやすい。料理との相性がいいので、晩酌で軽くつまみながらワインを楽しみたいという方にうってつけだ。
商品名 | ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ |
品種 | リースリング ミュラートゥルガウ |
産地 | ドイツ |
参考販売価格 | 1,382円 |
販売ページ | Amazon |
ペイ・ドックブラン
フランスの有名ワイナリー「M.シャプティエ社」が造る『ペイ・ドックブラン』は、キレのある口あたりが特徴的な辛口の白ワインだ。
1808年に創業された老舗のワイナリーで、これまでにパーカー100点を33回も獲得しているという実績がある。この回数は世界のワイナリーで最も多い。
世界的なワインの権威であるロバート・パーカー氏も絶賛する白ワインで、世界的な評価は極めて高い。価格帯はリーズナブルなので、ぜひチェックしてほしい逸品だ。
商品名 | ペイ・ドックブラン |
品種 | ヴェルメンティーノ75% テレ25% |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 1,155円 |
販売ページ | Amazon |
イエローテイル・モスカート
現地オーストラリアで売上No.1の『イエローテイル・モスカート』は、ムスクの香りが特徴的な甘味とアロマの風味が心地よい甘口の白ワインだ。
イエローテイルという名前の由来は、ラベルにも描かれている産地に生息するカンガルー。
香りと味わいを最大化するため果実は熟した状態になるまで待つなど、徹底的に製法にこだわり造られている。フルーティーな香りを存分に味わうため、必ず冷やしていただこう。
商品名 | イエローテイル・モスカート |
品種 | マスカット |
産地 | オーストラリア |
参考販売価格 | 1,051円 |
販売ページ | Amazon |
余市ワイン・ナイアガラ
北海道余市町で造られている『余市ワイン・ナイアガラ』は、生食用品種としても使われているブドウ品種で造られている白ワインだ。
そのまま食べても美味しいブドウ品種のナイアガラは、果実が薄く味と香りが深くて強いという特徴がある。ワインにしてもそれは変わらず、鮮烈な爽快感を実現している。
余市で育てたブドウを余市で仕込み、余市に根付いた製法で造られているこだわりのワイン。日本産の白ワインを探している方には、とくにおすすめしたい逸品だ。
商品名 | 余市ワイン・ナイアガラ |
品種 | 余市産ナイアガラ100% |
産地 | 北海道 |
参考販売価格 | 1,880円 |
販売ページ | Amazon |
エスクード・ロホ・レゼルヴ・シャルドネ
チリで造られている『エスクード・ロホ・レゼルヴ・シャルドネ』は、チリの豊かな環境の中で育てられたブドウをボルドー最高峰の技術を用いて製造された白ワインだ。
チリ産ブドウのシャルドネを100%使用しているこちらの白ワインは、フランスで培われた伝統的な技術で造られているため、味わいは高品質で少々複雑な顔を見せてくれる。
凝った料理との相性がいいため、記念日や特別なディナーと合わせたい逸品だ。白ワインが好きでよく飲んでいる上級者におすすめしたい。
商品名 | エスクード・ロホ・レゼルヴ・シャルドネ |
品種 | シャルドネ100% |
産地 | チリ |
参考販売価格 | 2,370円 |
販売ページ | Amazon |
ロゼワイン
国内では甘いワインというイメージが強いロゼワインだが、実は主な生産地であるヨーロッパでは口あたりがドライなタイプが主流となっている。
淡いピンク色の華やかな色合いが特徴で、飲み口が爽やかで渋みがないため、ワインが苦手な方でも気軽に飲めるフレキシブルさも大きな魅力だ。
男の隠れ家がおすすめする絶品のロゼワインは、下記の10銘柄だ。
- モンテス・シェラブ・ロゼ
- クラレンドル・ロゼ
- ピノ・ノワール
- ボッテガ ロゼ ゴールド
- シャトー・ド・シャントゥルー
- サントリー・フレシネ・セミセコ・ロゼ
- マドンナR
- マテウス・ロゼ
- ロジャーグラート・カバ・ロゼ・ブリュット
- ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ
ここからは、それぞれのロゼワインの特徴、味わい、品種、価格などを詳しく紹介していく。
モンテス・シェラブ・ロゼ
チリの大手ワイナリーで造られている『モンテス・シェラブ・ロゼ』は、モンテスが製造している唯一のロゼワインだ。
フレッシュな果実感と複雑な風味を同時に堪能できる逸品で、口あたりは非常にまろやか。口に含むとふくらみを感じられるため、さまざまな食材との相性が抜群にいい。
鮮やかなピンク色の色合いと、天使が描かれているラベルも強い印象を与えている。価格もリーズナブルなので、ぜひ多くの方にチェックしてほしいロゼワインだ。
商品名 | モンテス・シェラブ・ロゼ |
品種 | シラー85% ガルナッチャ15% |
産地 | チリ |
参考販売価格 | 2,200円 |
販売ページ | Amazon |
クラレンドル・ロゼ
フランスのボルドーで造られている『クラレンドル・ロゼ』は、芳醇でありながら上品な風味を感じさせてくれるロゼワインだ。
特級格付第一級のシャトー・オー・ブリオンで、クオリティの高いブドウのみを選抜して厳選しているため、ラズベリーやブルーベリーと見事に調和している。
口あたりは非常にまろやかなので、ロゼワイン初心者の方でも気軽に楽しめるはずだ。興味がある方は、ぜひともチェックしていただきたい。
商品名 | クラレンドル・ロゼ |
品種 | メルロ カベルネ・ソーヴィニヨン カベルネ・フラン |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 2,500円 |
販売ページ | Amazon |
ピノ・ノワール
チリで造られている『ピノ・ノワール』は、甘い香りが特徴的な辛口のロゼワインだ。
リーズナブルな価格帯でありながら、飲みごたえは十分。フレッシュでエレガントな口あたりはまるでチェリーを思わせるような風味で、ジューシーで柔らかい飲み口を堪能できる。
チリのコノスルという大手ワイナリーで造られているロゼワインなので、信頼性は高い。安すぎるがゆえに手を出しにくいかもしれないが、騙されたと思ってぜひ挑戦してほしい。
商品名 | ピノ・ノワール |
品種 | ピノ・ノワール100% |
産地 | チリ |
参考販売価格 | 813円 |
販売ページ | Amazon |
ボッテガ・ロゼ・ゴールド
イタリアで造られている『ボッテガ・ロゼ・ゴールド』は、透明度の高い鮮やかなロゼピンク。フルーティーでコクのある優雅な味わいは、飲むものを魅力していくだろう。
1990年初頭から酒類の製造販売を行っているボッテガ家は、高品質なワインを提供するだけではなく、優れたデザイン性で瞬く間に大企業へと成長した。
原料からパッケージまでの全てを高品質にすることをコンセプトにしているため、上品な味わいをリーズナブルな価格で楽しめるのだ。特別な日に開けるのもおすすめだ。
商品名 | ボッテガ・ロゼ・ゴールド |
品種 | ピノノワール |
産地 | イタリア |
参考販売価格 | 2,216円 |
販売ページ | Amazon |
シャトー・ド・シャントゥルー
フランスの三大ロゼワイン産地の1つであるロワール地方で造られている『シャトー・ド・シャントゥルー』は、本国フランスで最も売れている有名なロゼワインだ。
2014年のヴィンテージは、2015年の「ヴァル・ド・ロワールワインコンクール」で金賞を受賞した実績がある。他にも、さまざまな世界的に権威あるコンクールで金賞を受賞し、その名はフランスだけではなく世界中に広がっている逸品だ。
コルクを開けると甘い香りが漂い、イチゴや桃などのアロマを感じながら爽やかな口あたりで飲むことができる。口あたりは甘いので、サラダや果物と組み合わせていただきたい。
商品名 | シャトー・ド・シャントゥルー |
品種 | ブドウ |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 2,010円 |
販売ページ | Amazon |
サントリー・フレシネ・セミセコ・ロゼ
スペインで造られている『サントリー・フレシネ・セミセコ・ロゼ』は、深みのあるロゼカラーが特徴的なロゼワインだ。
1861年に創業されたスペインの有名なワイナリーで造られており、イチゴやベリーのフレッシュな味わいが口の中に広がる逸品。また、酸味と甘味も絶妙なバランスで調和されている。
甘くてどんどん飲んでしまうという口コミが投稿されているほど、男性だけではなく女性にも人気のロゼワインだ。お酒が苦手な方も、ぜひ挑戦してほしい。
商品名 | サントリー・フレシネ・セミセコ・ロゼ |
品種 | トレパット ガルナッチャ |
産地 | スペイン |
参考販売価格 | 15,680円 |
販売ページ | Amazon |
マドンナR
ドイツの有名ワイナリー「ファルケンベルク」で造られている『マドンナR』は、酸味と甘味が絶妙なバランスでマッチする甘口のロゼワインだ。
花を連想させる美しいロゼカラー。そして、それを最大限に引き出すための美しいパッケージとラベル。「R」の文字を大胆に配置したデザインも印象的だ。
甘口のロゼワインで、口に含むとエレガントで爽やかな風味が口の中に広がっていく。食後の一息ついた時に、ぜひ飲んでいただきたい。
商品名 | マドンナR |
品種 | ブドウ |
産地 | ドイツ |
参考販売価格 | 1,181円 |
販売ページ | Amazon |
マテウス・ロゼ
ポルトガルで造られている『マテウス・ロゼ』は、長らく世界中で愛されている甘口ロゼワインの定番だ。
ポルトガル原産のバーガ、トゥリガ・ナショナル、ティンタ・ロリースが原料。丸みのあるボトルがトレードマークで、果実感が溢れるフレッシュな風味が最大の特徴だ。
ポルトガル屈指の名門ワイナリー「ソグラペ・ヴィノス・デ・ポルトガル」で造られている有名なロゼワインなので、興味がある方はぜひチェックしてほしい。
商品名 | マテウス・ロゼ |
品種 | マテウス |
産地 | ポルトガル |
参考販売価格 | 1,780円 |
販売ページ | Amazon |
ロジャーグラート・カバ・ロゼ・ブリュット
スペインの北東部カタルーニャ州で造られている『ロジャーグラート・カバ・ロゼ・ブリュット』は、エレガントで奥が深い味わいが特徴のロゼワインだ。
クラシックなボトルデザインが目を引くが、価格帯は2,000円前後なのでリーズナブル。高級感のある見た目が、奥が深いフルーティーな味わいをさらに深くしている。
味わいは辛口ではあるものの、やや軽い印象も感じられる。見た目がエレガントなので、クリスマスや記念日などの特別な日にあけていただきたい。
商品名 | ロジャーグラート・カバ・ロゼ・ブリュット |
品種 | ガルナッチャ モナストレル ピノノワール |
産地 | スペイン |
参考販売価格 | 2,015円 |
販売ページ | Amazon |
ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ
スペイン北東部のカタルーニャ地方で造られている『ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ』は、スペイン産のガルナッチャを100%使用しているロゼワインだ。
主張しすぎない果実の風味が絶妙のバランスを演出しているため、肉・魚・野菜・果物など、さまざまな食事と自在に組み合わせることができる。
価格帯もリーズナブルで見た目も華やかなので、自宅に置いておく方も多いだろう。食事の最中に飲んでも邪魔をしないので、家に常備しておきたい逸品だ。
商品名 | ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ |
品種 | ブドウ |
産地 | カタルーニャ |
参考販売価格 | 1,511円 |
販売ページ | Amazon |
スパークリングワイン
スパークリングワインは、発泡性のワイン全般を指している。
炭酸を含んだワインと聞くと多くの方はシャンパンを思い浮かべるかもしれないが、それはまた異なる明確な定義がある。詳しくは後述するのでお待ちいただきたい。
スパークリングワインはシュワシュワと泡が立つワインなので、飲み口がスッキリしていて爽快な気分を味わえる。炭酸が好きな方は、とくに好きな方が多いだろう。
男の隠れ家がおすすめする絶品のスパークリングワインは、下記の5銘柄だ。
- スペリオーレ・ディ・カルティッツェ
- エスパス・オブ・リマリ・ブリュット
- クレマン・ダルザス
- キュヴェ・ブリュット
- 天使のアスティ
ここからは、それぞれのスパークリングワインの特徴、味わい、品種、価格などを詳しく紹介していく。
スペリオーレ・ディ・カルティッツェ
イタリア北部のヴェネトで造られている『スペリオーレ・ディ・カルティッツェ』は、イタリアワイン法の最上位、DOCGに認められているスパークリングワインだ。
製造元でも生産量は全体の僅か2%に過ぎない。最上の畑で収穫されたブドウだけを使い、タンクの中で二次発酵を30~40日もかけるという手の込んだ造りとなっている。
口の中に含んだと同時に感じる風味は絶品の一言。やや辛口ではあるものの、柔らかく繊細なフルーツの風味を感じられるので、お酒が苦手な人でも気軽に楽しめるはずだ。
商品名 | スペリオーレ・ディ・カルティッツェ |
味わい | やや辛口 |
産地 | イタリア |
参考販売価格 | 43,360円 |
販売ページ | Amazon |
エスパス・オブ・リマリ・ブリュット
チリで造られている『エスパス・オブ・リマリ・ブリュット』は、キリっとした切れ味が鋭い辛口の口あたりが魅力的なスパークリングワインだ。
チリのワインといえばフルーティーな風味を思い出す方が多いと思うが、こちらのワインはそれの真逆。シャープでドライな味わいの中に、ほのかに香る爽やかな余韻を感じられる。
世界的に名が知られているワイナリーが造る1本なので、品質の高さは申し分ない。価格帯もリーズナブルなので、誰でも気軽に楽しめるのも大きな魅力だ。
商品名 | エスパス・オブ・リマリ・ブリュット |
品種 | ブドウ |
産地 | チリ |
参考販売価格 | 1,405円 |
販売ページ | Amazon |
クレマン・ダルザス
フランスで造られている『クレマン・ダルザス』は、柔らかい口あたりとキレのある酸味が特徴的なスパークリングワインだ。
細かい気泡と余韻は微かに苦く、しかしそれが柔らかい口あたりと絶妙なバランスで組み合っているため、どんな料理にでも合わせられる万能性がある。
ボディと輪郭がはっきりしているタイプのスパークリングワインなので、食事の最中よりも、食前酒や食後酒として楽しんでいただきたい。
商品名 | クレマン・ダルザス |
品種 | ピノ・ブラン70% ピノ・グリ25% リースリング5% |
産地 | フランス |
参考販売価格 | 1,871円 |
販売ページ | Amazon |
キュヴェ・ブリュット
南アフリカで造られている『キュヴェ・ブリュット』は、他ではあまりない、はっきりとした酸味を感じることができるスパークリングワインだ。
エノテカとレオパーズが試行錯誤の末に造り上げたワインで、口あたりは酸味が強いものの風味はまろやかで爽やか。このアンバランスさが心地よい魅力を最大限に引き出している。
グラスに注ぐと生き生きとした泡が強く立ち上がる。柔らかく繊細な口あたりを感じることはできるものの、単体ではやや飲みにくい。食前酒として楽しんでいただきたい。
商品名 | キュヴェ・ブリュット |
品種 | シャルドネ シュナン・ブラン |
産地 | 南アフリカ |
参考販売価格 | 1,500円 |
販売ページ | Amazon |
天使のアスティ
イタリアで造られている天使のアスティは、サンテロから販売されているイタリアでは抜群の知名度を誇る有名なスパークリングワインだ。
乳酸系の甘みが際立つワインなので、食事中には向かない。食べ物を際立たせてくれるワインではなく、食前や食後にゆっくりと単体で楽しむタイプのスパークリングワインだ。
アルコール度数が8%と低めなので、普段お酒を飲まない方や、スパークリングワイン初心者の方におすすめの逸品だ。
商品名 | 天使のアスティ |
品種 | マスカット |
産地 | イタリア |
参考販売価格 | 1,120円 |
販売ページ | Amazon |
シャンパン
日本でも記念日をはじめさまざまな場面で飲まれているシャンパンは、大きな括りで捉えるとワインに分類されている。
発泡性ワインのスパークリングワインと混同されることが多いが、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で造られ、さらにフランスの法律で規定された条件を満たしているものだけが名乗ることができるため、双方には明確な違いがある。
シャンパンの魅力は爽やかな口あたりと爽快感で、日本ではセレブが飲むイメージが定着しているため、ゴージャスな雰囲気を感じることができるだろう。
男の隠れ家がおすすめする絶品のシャンパンは、下記の5銘柄だ。
- ドンペリニヨン
- ポルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット
- イエローラベル・ブリュット
- ニコラ・フィアット
- シャンパーニュ・グルエ
ここからは、それぞれのシャンパンの特徴、味わい、品種、価格などを詳しく紹介していく。
ドンペリニヨン
言わずと知れた高級シャンパンの代名詞である『ドンペリニヨン』は、とくに日本国内では抜群の知名度を誇るシャンパンだ。
フランスの有名シャンパン製造会社の「モエ・エ・シャンドン」で造られており、日本では一部の高級スーパーや酒屋などで手に入れられるが、値段は決して安くはない。
品質がいい白ブドウだけが使われ、熟成期間は約7年間。透明に近い黄金色が特徴で、味わいは辛口だが瑞々しさがあるので爽快感がある。
商品名 | ドンペリニヨン |
ブランド | ドン・ペリニヨン |
産地 | シャンパーニュ |
参考販売価格 | 30,500円 |
販売ページ | Amazon |
ポルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット
ポルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット/Amazon
リュ・サン・プリ村の黒ブドウをベースに造られた『ポルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット』は、フルーティーな香りが特徴的なシャンパンだ。
丸みを感じる口あたりとジューシーな味わいが絶妙で、後味の余韻も長く楽しめる。ヘーゼルナッツやローストアーモンドのような、深みがある香りが魅力的だ。
価格帯もリーズナブルなので、興味がある方はぜひチェックしていただきたい。
商品名 | ポルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット |
風味 | ピノノワール |
産地 | シャンパーニュ |
参考販売価格 | 2,458円 |
販売ページ | Amazon |
イエローラベル・ブリュット
驚くほどのフルーティーな香りが特徴的な『イエローラベル・ブリュット』は、名門ヴーヴクリコ社を代表するシャンパンだ。
1772年の創業から現在に至るまで、大胆でスリリングなシャンパンを造り続けているヴーヴクリコ社。「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念を掲げている。
その言葉通り、こちらのシャンパンも品質は最上級だ。黒ブドウ使用比率を上げることで、心地よい爽やかな風味を高い次元で実現している。
商品名 | イエローラベル・ブリュット |
風味 | イエローラベル |
産地 | シャンパーニュ |
参考販売価格 | 5,599円 |
販売ページ | Amazon |
ニコラ・フィアット
11年連続でフランス国内No.1の売上を樹立している『ニコラ・フィアット』は、優しい口あたりとフレッシュかつクリーミーな爽快感が魅力的なシャンパンだ。
さまざまな料理と組み合わせられる定番のシャンパンで、フランスでは長きに渡り1位の人気を獲得している。爽やかな香りを感じられる風味は、これぞシャンパンという感じだ。
価格帯もリーズナブルで買いやすいので、フランスで最も愛されているシャンパンを飲んでみたい方は、ぜひともチェックしてほしい。
商品名 | ニコラ・フィアット |
風味 | シャルドネ |
産地 | シャンパーニュ |
参考販売価格 | 3,700円 |
販売ページ | Amazon |
シャンパーニュ・グルエ
ワインのガイドブックに毎年のように掲載されている『シャンパーニュ・グルエ』は、赤い果実の香りが絶妙な風味を醸し出している辛口のシャンパンだ。
フランスのワインガイドブック「ギッド・アシェット」で絶賛されている逸品で、他にも、世界中のさまざまなコンクールで高い評価を獲得している。
口の中で豊かな風味が広がる1本で、強い風味を感じられるため長いアフターテイストが大きな特徴だ。芳醇なチェリーの香りをぜひ堪能してほしい。
商品名 | シャンパーニュ・グルエ |
味わい | 辛口 |
産地 | シャンパーニュ |
参考販売価格 | 4,435円 |
販売ページ | Amazon |
まとめ
男の隠れ家が厳選した極上のワインを40銘柄紹介してきたが、参考になっただろうか。
一口にワインといっても、その種類はさまざま。同じ種類に分類されていても銘柄ごとに明確な味の違いがあるため、それぞれの異なる魅力をぜひ楽しんでいただきたい。
今回は40銘柄を厳選して紹介してきたが、今後もおすすめしたいワインが見つかり次第この記事に追記していく予定だ。
ワインが好きな方はもちろんだが、これからワインを飲もうと考えている方は、ぜひこの記事をチェックしていただきたい。
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