冷凍食品はアウトドア料理の救世主! 簡単に調理できるうえ、持ち運ぶ際に保冷剤としても利用できて、ものによっては着いたら自然解凍できる三拍子揃ったスグレモノ。これからの時期は、お花見やべランピング、ソロキャンプにと活躍の幅も広がってくる。
今回は、冷凍食品のアウトドアおつまみレシピを料理研究家の高橋善郎さんに教わった。
■秒で作れて旨い!「ジャーマンポテト」
【材料(2人分)】
・冷凍フライドポテト 250g
・ソーセージ 6本
・有塩バター 20g
・ケチャップ 大さじ2
・ドライパセリ 小さじ1
・塩こしょう/粉チーズ 各適量
【作り方】
①温めたフライパンまたはスキレットにバターを溶かす。フライドポテト、浅く切り込みを入れたソーセージを入れ、中火〜強火で全体に焼き色がつくまで炒める。
②ケチャップ、塩こしょう、ドライパセリを加え、手早く炒める。器に盛り付け、粉チーズをふり、粒マスタード(分量外:適量)を添える。
★ポイント
・ソーセージはベーコンやハムで代用してもOK! 手軽に使えて持ち運びも便利なホールコーン缶を加えてもおいしい
・フライドポテトの種類はなんでもOKだが、食べ応えのある「くし切りタイプ」がおすすめ
■卵とろける「甘辛カルビのスクランブルエッグ」
【材料(2人分)】
・冷凍カルビ肉(調理済み) 80〜100g
・冷凍ブロッコリー 120〜150g
・卵 4個
・ごま油 小さじ1
・お好みのパン/塩こしょう 各適量
【作り方】
①ボウルに卵を割り入れ、解凍してあるカルビ(汁ごと)、ブロッコリーを加えて混ぜ合わせる。
②中火前後で温めたフライパンにごま油をしき、①を入れ、菜箸などで全体が半熟状態になるまでぐるぐる混ぜ合わせたら器に盛り付ける。
★ポイント
・コンビニでは定番の冷凍カルビ。レバニラや豚肉を炒めたものでもOK
・冷凍ブロッコリーは、冷凍アスパラやベジタブルミックスなどで代用してもOK
・卵は細かく混ぜないで、さっくり混ぜよう。コシが残り、炒め調理にはおすすめ
取材協力:高橋善郎
料理研究家/トライアスリート。料理家でありながら、東京 世田谷にある和食料理店 「凧(はた)」「凧 HANARE」の代表を務める。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を9個保有し、食品メーカーのレシピ開発、店舗コンサルティングを中心に、各メディアに出演中。 トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力を有し、2018年、2019年、2020年に行われた世界選手権にはエイジグループ日本代表として3年連続で出場(2020年は新型コロナウイルスのため未開催)。 走る料理家として、スポーツメーカーや健康雑誌とのタイアップも多く手がけ、「食×健康×スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。
取材・文:岡本のぞみ(verb)