多彩なルートで楽しめる岡山駅発の瀬戸内トラベル
デザイン性の高い真っ白なボディが印象的な列車。名称はフランス語で「木製の旅行カバン」という意味で、車窓を鞄に見立てて、旅情を誘う絵柄や言葉を散りばめている。
運行ルートは岡山駅を起点に、瀬戸内国際芸術祭の島々への玄関口となる宇野駅、牡蠣などの海産物と多島美が美しい日生駅、しまなみ海道の北の入り口にあたる広島県の尾道駅、さらには瀬戸大橋を渡って「金毘羅さん」で有名な香川県の琴平駅まで多彩。出発日によって目的地が異なるので楽しみ方も幅広い。
車内は高級感のあるフローリングデッキにリクライニングの座席や窓向きのカウンターシートが並ぶ大人の空間。カウンター上部の書棚の本を自由に読むことができたり、ドア横スペースにアート作品が置かれたりと遊び心満載である。
さらに自転車をそのまま積み込めるサイクルスペースもあり、さまざまな旅の選択肢とワクワクする演出で列車旅を盛り上げてくれる。車内販売では地元特産品とコラボしたオリジナルのグッズやグルメを取り扱っている。旅の土産にもぴったりなのでぜひチェックしておこう。
岡山駅~宇野駅(約1時間) / 岡山駅~尾道駅(約1時間50分) / 岡山駅~日生駅(約1時間10分) / 岡山駅~琴平駅(約2時間)
料金 / 行き先によって異なる
運行日の目安 / 行き先によって異なる
JR西日本 / 0570-00-2486
取材協力 / JR西日本