108009「こんな家に住みたいです…」三菱地所発のスマートホーム“HOMETACT”が描く極上の日常とは

「こんな家に住みたいです…」三菱地所発のスマートホーム“HOMETACT”が描く極上の日常とは

合同会社エーライト
菅堅太(エーライト)
目次

家は、ただ寝起きするための場所ではない。自分の時間を大切にする大人にとって、住まいは心身を整え、日常に区切りをもたらす「拠点」であるべきだろう。

とはいえ現実には、冷えた部屋で目覚め、帰宅後は暗い室内で家事に追われる……。そんな“整わない日常”を過ごしている人も多いのではないだろうか。

その前提を静かに変えつつあるのが、三菱地所発のスマートホームサービス「HOMETACT」だ。大手町にある体験施設「playground(プレイグラウンド)大手町」で、その実像に触れてきた。

HOMETACTって?

ひとことで言えば、メーカーの垣根を超えて家中の家電や設備を繋ぐ「住まいのOS」だ。

これまでスマートホームといえば、自分で照明やスイッチを買い揃え、設定に四苦八苦するものだった。しかしHOMETACTは、新築マンションやリフォームの段階で最初から「インフラ」として組み込まれる。

三菱地所という不動産開発のプロが手がけるからこそ、給湯器やエアコン、カーテン、照明といった「備え付け設備」を網羅的に、しかも一つのアプリでシームレスに操作できるのが最大の特徴だ。

さらに、国内外約30社・200種類以上の機器と連携可能で、特定メーカーに依存しない柔軟な拡張性も備えている。

五感を揺さぶる「スマートホーム体験」

ショールームに入ると、そこにはリビング、ダイニング、寝室を備えたリアルな居住空間が広がっていた。ここで体験できる「シーン機能」が、まさに感動ものだった。

朝、光に包まれて目覚める

枕元でスマホをタップする。あるいは、あらかじめ設定した時間になると、ロールスクリーンが静かに上がり、カーテンが開く。それと同時に、照明が爽やかな「白色」で灯り、朝日が差し込んだような空間が演出される。

目覚まし時計の音ではなく、光によって自然に覚醒する快感。これだけで、一日の質が変わる予感がした。

声ひとつで、家が「主」の外出を見送る

仕事へ向かう忙しい朝、照明を一つずつ消して回る必要はない。「アレクサ、行ってきます」その一言で、家中のライトが消え、エアコンがオフになり、スマートロックが施錠される。

主がいなくなった後のリビングでは、ルンバが静かに出動し、掃除を開始する。家そのものが自分のスケジュールを理解してくれているような、不思議な心強さだ。

帰宅した瞬間、そこは「完璧な休息地」

一日の仕事を終えて最寄り駅に着く。スマホで「ただいま」をタップすれば、家は主を迎え入れる準備を始める。

玄関を開ければ、すでに適温に設定されたエアコンと、落ち着いた電球色の明かりが待っている。驚いたのは給湯器との連動だ。帰宅後すぐに、お気に入りの温度で沸いた風呂に飛び込める。この「待ち時間ゼロ」の贅沢こそ、大人の日常に必要な豊かさではないだろうか。

空間の「魔法」で、夜を彩る

さらに心躍らされたのは、空間演出の幅広さだ。

「リラックスモード」を起動すれば、照明はぐっとトーンを落とし、高級ホテルのラウンジのような雰囲気に一変する。また、「サプライズモード」では照明が華やかに色を変え、バースデーソングが流れ出す。

自宅が、レストランやバー、シアターにもなる。この空間の変幻自在ぶりは、こだわりのライフスタイルを持つ人ほど、その可能性に魅了されるはずだ。

「省エネ」さえもエンターテインメントに

スマートホームは利便性だけではない。HOMETACTが提供する「エナジーウィンドウ」という機能も興味深かった。

従来の「HEMS(エネルギー管理システム)」は、複雑なグラフが並ぶ実務的なものが多かったが、これは窓の中の風景が変わることで、現在の電力使用状況を直感的に伝えるデザインになっている。節電ができていると動物たちが庭で遊び、使いすぎると風景が寂しくなる。

「節約しなければならない」という義務感ではなく、楽しみながら地球に優しい暮らしができる。このスマートな配慮も、実に現代的だ。

どうすればHOMETACTを利用できるのか

「よし、次に住むならHOMETACT付きの家がいい」と思った読者も多いだろう。しかし、現状では不動産検索サイトなどで「HOMETACT導入済み」といった項目で絞り込むのはまだ難しい。

同社によれば、今後は公式サイトなどで導入物件を一覧で確認できるポータルサイト的な仕組みを構築していく予定だという(現在は一部物件のみ掲載)。

また、住まいを「経年進化」させたい場合は、コンシューマー向けのサイトから相談が可能だ。問い合わせをすれば、三菱地所が提携する販売店や施工会社を紹介してくれる仕組みが整っている。

まとめ

体験を終えて感じたのは、HOMETACTは単なる「家電の遠隔操作アプリ」ではないということだ。

それは、主人の意図を汲み取り、快適さを先回りして提供してくれる「有能なコンシェルジュ」であり、暮らしを豊かに演出する「相棒」のような存在だ。

テクノロジーが住まいを魔法の空間に変える。そんな未来は、もうすぐそこまで来ている。自宅を世界で一番快適な場所に。HOMETACTは、その夢を叶える鍵になるかもしれない。

公式サイト:HOMETACT

合同会社エーライト
合同会社エーライト

代表は1992年、大阪府出身。出版社、編集プロダクションで書籍・雑誌の制作に携わり、独立後の2019年には記事制作会社「合同会社エーライト」を設立。月刊誌『男の隠れ家』の編集としてお世話になった経緯もあり、現在は「男の隠れ家デジタル」でも記事制作を行っている。

仕事ばかりしすぎて「趣味ってなんだっけ?」と思いつつも、取材先やネタ探しで出会うものに影響を受けがち。毎年のように和歌山でワーケーションを行ってるほか、最近は別府温泉にハマり、半年で4回も訪れるほど。生粋のキッチンドランカー。

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