7128アートとしてのクルマ論。MAZDA CX-30(マツダ・シーエックス サーティー)

アートとしてのクルマ論。MAZDA CX-30(マツダ・シーエックス サーティー)

男の隠れ家編集部
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2019年10月、東京・六本木。デザインイベント「東京ミッドタウンデザインタッチ2019」。光のデジタルアート空間の中で、MAZDA CX-30はその優れたデザイン性を際立たせていた。
目次

Car as Art
MAZDA CX-30(マツダ・シーエックス サーティー)

ボディに映り込む景色は、クルマの動きとともに表情を変え、場所や季節などによって変化していく。見る者に常に新しい刺激を与えてくれる。

要素を研ぎ澄ますことで本能に訴えかけるデザイン

マツダが目指すデザインの方向性は「CAR as ART」(アートとしてのクルマ)である。

先頃登場したCX-30は、マツダのデザイン・ブランドスタイル担当役員の前田育男氏によれば「要素を研ぎ澄ますことで本能に訴えかけるデザイン」。生命感のある映り込みによってアートとしての美しさが与えられている。

ビジュアルデザインスタジオWOWのチーフクリエイティブディレクター於保浩介氏が、光のデジタルアート空間を演出した。彼はこれまでも国内外のモーターショーをはじめとするさまざまな展示イベントに映像作品を提供してきた。今回のテーマは「ART OF LIGHT -reflection-」。CX-30を彩る光の移ろいを表現した。

「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」をコンセプトに開発された新型クロスオーバーSUVがCX-30だ。ひと目でそれとわかるマツダの「魂動」デザインをさらに深化させている。

「単純な映像装置があり、それをボディに写し込ませるだけでは不十分です。見る場所や時間によって見え方が変わり、思いもよらぬ新しい発見がある作品にしたいと思ったからです。車は止まっていても、背景が流れているような躍動感ある演出を心掛けました」と、於保氏は振り返る。

光のデジタルアート空間が、街中や自然など周囲の環境に溶け込んでいく映り込みの美しさを大切にしたCX-30の魅力を引き出す。道行く人は歩を緩め、その美しさに見入っていた。

東京ミッドタウンデザインタッチ2019の様子。実写の周囲には高さまで綿密に計算されたLEDやハーフミラーが配置された光のデジタルアート空間。映像に流れる赤い光の一部がボディに吸収され、映像とは異なるリフレクションを表現している。

クルマの動きとともに周囲の景色がS字型に揺らめきながら映り込む印象的なボディサイド。

前後のランプは極限まで薄くデザインされスポーティな印象を強めている。

素材や仕立てなどにクラフトマンシップを感じさせる上質で室内空間。

前田育男 まえだいくお
マツダ株式会社常務執行役員デザイン・ブランドスタイル担当

京都工芸繊維大学卒業。1982年マツダ入社。横浜デザインスタジオ、北米デザインスタジオでの先行デザイン開発などを経て、本社デザインスタジオで量産デザイン開発に従事。デザインコンセプト「魂動」を軸とするプロジェクトを牽引した。2016年より現職。

於保浩介 おほこうすけ
WOWチーフクリエイティブディレクター

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。大手広告代理店を経てWOWに参加。映像を中心としたクリエイティブディレクションを手がける。WOW が培ってきた3Dデジタル技術とデザイン力を駆使して日本のものづくりに新しい価値観を見出そうとしている。

MAZDA CX-30
車両価格:2,392,500円〜(税込)
問い合わせ先/マツダコールセンター
0120-386-919 平日9:00〜17:00
土日祝日9:00〜12:00、13:00〜17:00
https://www.mazda.co.jp

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