10293月替わりで旬の味覚を愉しむ“食べる宝石” 大極殿本舗六角店 栖園┃この冬いただきたい 京都・老舗の甘味処

月替わりで旬の味覚を愉しむ“食べる宝石” 大極殿本舗六角店 栖園┃この冬いただきたい 京都・老舗の甘味処

男の隠れ家編集部
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「大極殿本舗」は明治18年(1885)創業の老舗菓子舗で、二代目店主が長崎で学んだカステラを京都に定着させたことでも知られる名店だ。烏丸御池駅からほど近い六角店に併設するカフェ「栖園」では“食べる宝石”とも称される「琥珀流し」(750円)を味わうことができる。口に含むとほろりと崩れる寒天に、月替わりでかけられる蜜がファンの心を捉えている。

優しい口当たりの寒天と毎月変わる蜜が人気

角が立ち美しく透き通る寒天。濃厚な白味噌の蜜が寒い日には恋しくなる。

1月は芳しい風味がクセになる白味噌の蜜に、甘く味付けた金時人参が添えられる。全ての食材は吟味された良質なものにこだわり、目にも味にも愉しめる。

広すぎず落ち着いた店内は男性客も入りやすい。

季節限定のおすすめ お多福ぜんざい

冬季限定のおすすめは「お多福ぜんざい」(1200円)だ。白・よもぎ・くるみの3種の餅に、形がしっかり残る大粒大納言がかかる。ほど良い甘さがちょうどいい。
価格/1200円

築150年の町家造りの建物を、ほぼ当時のままで店舗として使用する。
侘び寂びのある小さな中庭を眺めると心が落ち着く。四季の移ろいを琥珀流しと共に。

大極殿本舗六角店 栖園(だいごくでんほんぽろっかくみせ せいえん)

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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