父親に影響されて息子2人もメカニックに

「最初は奥さん用にホンダN360のミニ仕様から始まったんですよ。でもやっぱり本物を手に入れました」

左の車が当初奥さん用に自作したホンダN360ミニ仕様。

𠮷田さんの現在の愛車カントリーマンは1969年式。手に入れた時は、すでにイギリスで12年間走っていたので木製のフレームはボロボロで、自分で新しい型枠を手に入れて、修正・塗装などを施して取り付けたそうだ。気に入っているところは木枠とリアの観音開きのマッチング。カントリーマンのネーミングにぴったりだという。パーツの供給も古い車を大事にする英国で造られたということもあり問題はないそうだ。

木枠は全て自分で加工して取り付けた。
木枠がはめ込まれたリアスペースは4枚ドアになりそうだが、あえて2ドアになっている。
2眼の丸ライトに大きく口を開いたフロントグリルには定番のメタルバッチ。

メンテナンスもカスタムも全部自分で行う𠮷田さん。例えばエンジンのオーバーホール、そして載せ替えなども仲間と一緒にワイワイと行うのが楽しいそうだ。そして、そんな背中をいつも見ていた2人の息子さんが、父親の楽しそうな様子に影響されてか、現在2人ともメカニックの仕事をしている。

メーター周りは最低限の装備だけというのもミニらしいところ。ウッドパネルが英車の雰囲気を醸している。
小型のテールランプが粋だ。
観音開きのリアドアを開くと、きちんとカーゴスペースも。
現在装着されているエンジンは数年前に載せ替えたもの。もちろんそれも息子たちや仲間と一緒に楽しみながら行ったのだそうだ。

息子さんの愛車ももちろんミニ。最初期型のMKⅠに極限まで近づけたミニ1000HLだ。息子さんの車と合わせ2台のスペアエンジンも手に入れているので、当分はミニに乗り続けられそうだ。

息子さんの愛車HL1000と自分の愛車オースティンではエンジン型式も違うのでスペアエンジンはストックされている。

古い車だけにメンテナンスは必要だが、身内に2人のプロメカニックがいるだけに安心だ。現在は、週末に各地で行われるクラッシックカーイベントやクラブメンバーとの集まりなどにこのミニで出かけている。

𠮷田家「ミニ」ファミリー。孫へも遺伝するのかもしれない。

「ここに座って見る景色がいいんですよ」とオーナーの𠮷田さん。人の大きさと比較するとボディの小ささがよくわかるだろう。このミニマムなボディながら、4人乗車でのドライブも行くという。後ろに荷物も積めるので、使い勝手も見た目ほど悪くはないのだそうだ。
緑が似合うカントリーマン。この車でどこでも出かける。
1967年以降にMKⅡとなり、エンジン排気量も848ccから998ccになった。木枠が装備されているミニは、カントリーマン以外にトラベラーがある。