父親に影響されて息子2人もメカニックに
「最初は奥さん用にホンダN360のミニ仕様から始まったんですよ。でもやっぱり本物を手に入れました」
?田さんの現在の愛車カントリーマンは1969年式。手に入れた時は、すでにイギリスで12年間走っていたので木製のフレームはボロボロで、自分で新しい型枠を手に入れて、修正・塗装などを施して取り付けたそうだ。気に入っているところは木枠とリアの観音開きのマッチング。カントリーマンのネーミングにぴったりだという。パーツの供給も古い車を大事にする英国で造られたということもあり問題はないそうだ。
メンテナンスもカスタムも全部自分で行う?田さん。例えばエンジンのオーバーホール、そして載せ替えなども仲間と一緒にワイワイと行うのが楽しいそうだ。そして、そんな背中をいつも見ていた2人の息子さんが、父親の楽しそうな様子に影響されてか、現在2人ともメカニックの仕事をしている。
息子さんの愛車ももちろんミニ。初期型のMKⅠミニ・クーパーだ。息子さんの車と合わせ2台のスペアエンジンも手に入れているので、当分はミニに乗り続けられそうだ。
古い車だけにメンテナンスは必要だが、身内に2人のプロメカニックがいるだけに安心だ。現在は、週末に各地で行われるクラッシックカーイベントやクラブメンバーとの集まりなどにこのミニで出かけている。
?田家「ミニ」ファミリー。孫へも遺伝するのかもしれない。