ガレージは「シダ-ガレージ(26×22フィート)」。ガレージ前のスペースを広く取ったゆとりあるレイアウトだ。さらにオースチン・ミニ専用のカーポートを追加している。

「クラシックなジープやバイクなどの雰囲気に合わせて、クラフト感を大切にしています」。オーナーのこだわりが随所に感じられるガレージだ。ポイントはウッドとメタルの本物感をハンドメイドで表現していること。

カスタムバイクやアイアン家具の製作などの金属加工を得意とするだけに、溶接や塗装はお手のものだ。ガレージ内の設備の多くは自ら製作・取り付けを行っている。ガレージを組み上げる際に余った木材を使用した内壁や、収納棚や照明のチョイスにセンスの良さを感じさせる。手作りの温もりが伝わってくるガレージだ。

一日の多くをここで過ごすという山﨑さん。最近ではレストアやカスタムのオーダーが増え、作業スペースをいかにして確保するかが課題とか。今後のガレージライフに思いを馳せる山﨑さんだ。

J10型ジープにM38型ボディを架装したジープが日常の足。550スパイダー・レプリカは近日中に整備を済ませナンバーを取得予定だ。
手前のハーレーダビッドソンとBMWが実走可能。ヤマハSR、BSA・C10、ベスパ2台がレストアを待っている。
レストアやメンテナンスを行うため、ガレージの一角に作業スペースを設けている。作業机も山﨑さんがDIYで製作した。
550スパイダー・レプリカはナンバー未取得ながら、コンディションは良好だ。
各車種用の油脂類管理棚を設けている。
郵便局のハガキ仕分け棚を譲り受けて金具類を分類。
サンドブラストやボール盤など工作機械の取り揃えはプロならでは。

こだわりチェック

照明スイッチ盤に錆塗装を施してクラシック感を演出。こうした細かい仕上げが随所に見られる。
蚊取り線香の缶を塗装。ステンシルを入れて雰囲気を出している。

お気に入りポイント

金属加工はお手のもので、なんでも自作してしまう山﨑さん。なんの変哲もない市販石油ストーブも彼の手にかかればクラシックな味わいをもつ逸品に変身してしまうのだった。

ジープや550スパイダー・レプリカの存在を聞きつけ、遠方からわざわざ見学に来る人も多いとか。ガレージの一角の休憩スペースで、作業の手を休めて来客とのクラシックカー談義に花を咲かせる。

文◎仲武一郎 撮影◎遠藤 純

取材協力◎ジェイスタイル・ガレージ
☎03-5966-8711
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