壁面は合板を張り塗装して仕上げている。ガレージを組み立てたときに出た端材で棚を製作するなど随所に工夫が見られる。

すでに仕事をリタイヤしてセカンドライフを謳歌する中里さんは、自宅から約4km離れたガレージに毎日のように通い、バイクの整備やレストアに勤しんでいる。

「自宅から離れた場所にガレージがあるのは不便のようですが、作業に没頭できるので自分にはかえって都合がいい。日々ガレージに通うのが楽しみです」。ガレージは予算や使い勝手を考慮してキットガレージをセルフビルドで組み立てたという。

合理的なツーバイフォー工法はパネルを並べて固定するだけ。キットを運んできたトラックのクレーンで固定位置に下ろせば、あっという間に組み立て完了です。経費も抑えられました」。

外装より内装の仕上げに時間がかかったほどだが、それでも2カ月半で理想のガレージが完成。ガレージライフにどっぷりの中里さん。小学生の頃からのバイク好きは、今も飽くことなくバイクの楽しさを追求している。

ガレージは「シダーガレージ(20×16フィート)」。車両の出し入れや屋外での作業を考えてコンクリートスペースを設けた。
ガレージまで「通勤」している中里さん。
作業スペースを中心として左右にバイクをレイアウト。
本棚など内装を製作。
かつて活躍していた四輪レースで使用したタイヤをテーブル代わりに使っている。
ガレージ内はよく整頓されて清潔感がある。バイクが並ぶさまは小さな整備工場のようだ。
メカニックの経験もあるという中里さん。メンテナンスからレストアまでこなす。
スティーブ・マックイーンをCMキャラクターとして起用したことで知られるクロスカントリーモデル、1972年型ホンダ・エルシノアも大切な愛車。ゼッケンは車体番号77にちなむ。

こだわりチェック

ガレージの一角をユーティリティスペースとして活用している。テーブルとチェアが置かれ、冷蔵庫やコンロなどもありちょっとした調理も可能。作業の合間の憩いの空間だ。

お気に入りポイント

天板に0.7mm厚の鉄板を張って自作した作業台。ここでエンジンやミッションのオーバーホールまで行う。エアホースと電気コードリールは壁面に設置。作業性は良好とのこと。

文◎仲武一郎 撮影◎遠藤 純

取材協力◎ジェイスタイル・ガレージ
☎03-5966-8711
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