3586中島邸|秘密基地作りに参考にしたいDIYルーム

中島邸|秘密基地作りに参考にしたいDIYルーム

男の隠れ家編集部
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何歳になっても男にとって「秘密基地」は憧れだ。今回は家族と住む自宅とは別に、アメリカンヴィンテージの薫りが漂うガレージハウスを自ら建て、自分の隠れ家として過ごしている。

自分の“好き”を追求すれば
自然とそこが快適空間になる

「ぴったりな物が見つからなければ自分で造るのが一番!」という言葉通り、ガレージハウスを自らの手で建ててしまった中島一弥さん。それもそのはず、中島さんの職業は設計士で大工の棟梁でもあるのだ。

家族と過ごす自宅とは別に、自分だけの秘密基地としてガレージハウスを造ったのは2017年のこと。仕事の空き時間を使い、半年ほどで完成させた。1階は車庫、2階には大きなソファや手造りのベッドを置いて、くつろぎの空間に。

お気に入りのランタンコレクションも年代物だ
作業用テーブルは小学校の机をリメイクした

内装なども自ら手がけており、板張りの壁は所々濃色にすることでアクセントをつけた。また、壁際に置いた作業用テーブルは小学校の机をリメイクしたもので、天板を付け替え、脚を黒のペンキで塗装してシックに仕上げている。センターテーブルも自作したとは思えないほど完成度が高い。

「ヒノキの解体材を使いました。L字の鉄製アングルを溶接してフレームにしたのがポイント。あとは木の表面に缶スプレーでツヤを与えたくらいで、大した工夫はしていないです(笑)」と謙遜するが、こうしたひと手間で見栄えがグッと違ってくる。

鉄製フレームが無骨な印象のセンターテーブル
1950年代頃の物というチャンピオンのプラグクリーナーはインテリアとして活用
1960~70年頃の物という味わい深いヴィンテージのアラジンストーブ

「自由にイメージして造れるのがDIYの楽しさ。“好き”を追求すれば、自分にとって快適な空間になるんです」と中島さんは語る。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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