19802抜群のリアスタイル。印象的なエアスリットのデザイン「日野コンテッサクーペ1300」(1966/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

抜群のリアスタイル。印象的なエアスリットのデザイン「日野コンテッサクーペ1300」(1966/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

男の隠れ家編集部
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現在ではトラックメーカーとして知られている日野自動車も、昔は乗用車を製造していた。それが1961年から67年まで製造されたコンテッサだ。
ルノーの香りを残すウッドパネルが美しい運転席周り。左右対象のラウンドダッシュボードがいい。

ルノーとの提携で4CVなどを製造していた日野が、満を持して自社開発したのがコンテッサ1300だ。デザインはジョバンニ・ミケロッテイ。自社開発のエンジンを乗せて64年から発売された。

この2代目コンテッサから自社エンジンを積んでいる。1251cc直列4気筒エンジンだ。

篠塚さんのクルマは45年前に氏が勤めていた自動車販売店に入ったものを購入。決め手はそのバックスタイルだったという。その後、この車で日本全国の旅を楽しんだり、レースにも参加したりしてコンテッサライフを楽しんだ。

RR駆動なのでリアのエアスリットが印象的なデザインだ。篠塚さんはこの後ろ姿に惚れて45年も乗り続けている。

「整備も全て自分で行い、運転し続けることが、これまで快調に動いてきたことにつながっています」と篠塚さん。これからも、このコンディションを維持して持ち続けたいと語る。

今見てもかっこいいデザイン。

【Owner’s voice】
オリジナルよりも自分の好みに仕上げる
オリジナルにこだわりません。オレンジカラーは塗りかえました。レースにも出ていたのでエンブレムなど余計なものは全部外しているので、どこのクルマか分からない人もいます。

日野コンテッサクーペ1300

1965年に2ドアのクーペが発売。エンジンの出力を65psにアップして、最高速度は145km/hとなっていた。スタイルの美しさは、評判だった。

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