既製品にはないぴったり感
理想のサイズとデザインに

10年前に新築の一軒家を購入したasasaさんがDIYに目覚めたのは、4年前。キッチンに置く棚を探していたもののなかなか見つからず、それならばと自作に挑戦したのがきっかけだった。キッチンとリビングを仕切る目的も兼ね、床から天井まで届く大きな収納棚を完成させた。

「いきなり大物から始めてしまったのでかなり時間はかかりましたが、苦労した分、理想のサイズやデザインのものができたのが嬉しくて、すっかり味をしめてしまいました」

以来、洗面所やフリースペース、リビング周り……と手を加え続け、今やすっかりカフェのような趣に。ダイニングテーブルを囲む一つひとつ形の異なる椅子や無骨なデクスランプ、シンプルなペンダントライトなど、鉄と木の風合いを基調にした、シンプルでインダストリアル系のテイスト。色数を抑えアイボリーのペイトンで統一した空間に、そんな家具や小物たちがセンスよく馴染む。

asasaさんがDIYで心がけているのは、原状回復できること。

「持ち家ではあるけど、好みは変わるもの。その時々の暮らしを楽しくするためのDIYなので、これからも自由に空間の雰囲気を変えられるようにしておきたいんです」

だから壁紙には貼っても剥がせるフレスコイージーを使用し、棚やパーテーションにも、壁に穴を開けずに設置できるラブリコを活用。

「DIYはコストも削減できるし、自分で一から考えてフレキシブルに変えられるのが何より楽しいですね」

夫婦と愛犬が心地よく暮らすくつろぎの空間は、〝変化してゆく自由〟に満ちた、希望の空間でもある。