2514EHAMI邸|秘密基地作りに参考にしたいDIYルーム

EHAMI邸|秘密基地作りに参考にしたいDIYルーム

男の隠れ家編集部
編集部
設備や間取りなど築年数を経た家は一見デメリットが多いイメージがあるが、創意工夫次第で、オリジナリティ溢れる、快適に過ごせる最高の空間にすることができる。そんな好例になるDIYルームだ。

ポイントは“暮らしやすさ”
実用性を備えたインテリアに

「妊娠中に趣味を探していた時に、テレビでDIYの特集を観たのがきっかけで部屋のDIYを始めました。DIYを始めてこの家は2軒目で、暮らしながら少しずつ手を加えて行きました」

キッチンカウンターはカラーボックスに天板と板を囲い、アジャスターで柱を建て、カフェらしい裸電球を。

そう語るのは、家族4人で1LDKに暮らすEHAMIさん。設備や間取りなど築年数を経た家ならではのデメリットを克服。

ダイニングとリビングのスペースをひとつにまとめ、北欧のカフェを思わせるラウンジスタイルの空間を造り出した。まずラフイラストを描いてイメージを固め、”暮らしが便利になるよう生活動線を意識して実用性を伴うこと” に注意したという。

「リビングの中央からぐるりと見渡すと、キッチンとの境にあるのがカフェのようなカウンターキッチンです。

ベランダへ出るドアの半分を使ってフライパンを収納
お手製の引き出し付きの机。 開くと倍のスペースになる

別の面には壁を利用した収納があり、隣の面は書棚と机とテレビのスペースで、もう一面にはサンルームという間取りを生かした子どものスペース。ゆったり使えるように空間を区切ることをあえてしませんでした」

これらのDIYをEHAMIさんはほぼひとりで造り上げた。趣味を楽しむと同時に暮らしも向上させられるDIYを、今後も続けていきたいと話してくれた。

<間取りを変えることなく趣味のスペースを創出>
リビング壁面の押入れは襖を取り払い、DIYグッズや雑誌を収めておく趣味のスペースと、帽子や洋服を掛けておけるオープン棚。その下には収納ボックスを設置して収納量を確保。床はクッションフローリングの色味が好みでなかったため、その上に、はめ込み式のフロアタイルを敷き詰めた。

文/相庭泰志

編集部
編集部

いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

Back number

バックナンバー
More
もっと見る