まずは住みたい家をイメージして
“暮らしのための工夫”を楽しむ

明るい日差しが差し込むダイニングは家族が集まる大切な場所。白を基調にしたシンプルな空間がいい。

「なんですが、元々が面倒臭がりで大雑把(笑)。整理整頓も苦手で、家族からあれはどこ? と年中聞かれていました。でもDIYを通して理想のインテリアをイメージすることで、自然と使いやすさや整理収納についても考えるようになりました」

産後は職場復帰し、仕事に家事に子育てにと奮闘する日々を送っていたGeminiさんだが、当初からDIYが好きだったわけではない。

「特に趣味もなく、忙しいけれどなんとなく充実しない──そんな毎日の中で、たまたまインテリアをリメイクするという世界があることを知ったんです。こんな家にしたい、こんな空間で過ごしたい! って、それまで時間に追われて忘れていた夢が、どんどん広がって」

ダイニングに憧れだった窓枠や梁を取り付けたり、キッチンを真っ白に塗りし直したり、和室を洋室に変えたり。自分の〝理想〟を改めて見つめ直すことで、自分自身の時間を楽しめるようになった。

杉板を使って梁を造作 温かみのあるテイストに。

毎年、自身の誕生日には子どもたちから「お母さんが欲しいのは木とペンキね!」と言われるのだと笑う。

「とはいえ性格が大雑把なので、とにかく簡単であることが第一。机や板壁なんかも、サイズを測って組み立ててビスを打つくらいの簡単なものばかりで、難しいことはできません。ペイントも、オイルやガーデニング用の保護塗料を塗る程度」

そうして造られたGeminiさんの家は、フレンチカントリー風の明るくナチュラルな雰囲気。家族の笑い声が響く、愛すべき我が家だ。