持ち前の器用さを活かしクオリティの高い仕上がりに

家族が集うダイニング。リビング向かって左にある手製のデスクや壁に据え付けたインテリア棚など、随所にDIYを施した。
リビング外のスカイデッキ。

「前職が造形職や木工職と呼ばれる仕事でした。そのため以前からモノ造りの楽しさを実感していました。自宅を建てるにあたり、DIYを取り入れればより愛着が湧くなと」前職が職人だけあって、克仁さんの造る家具や設備の完成度は高い。

窓からスカイデッキを望める場所にカウンターを増設。引き出しには、知人から譲っ
てもらったワイン箱を使用した。ちょっとした仕事や家事はここで行えるのだという。

「これまでの経験を無駄に生かしてしまうことがあります。例えば、1㎜以下の細かい隙間や、指先で感じる面の小さなズレなどが気になり、正そうと追求してしまう事がありますね」と苦笑する。

階段下のデッドスペースを活かし引き出しを増設。
シナ材の合板で造った壁一面の食器棚。

造って据え付けるだけというDIYではなく、デッドスペースに着目した階段下の収納など、暮らしの導線がしっかり考えられた造りも見事だ。キッチンに造った食器棚も壁一面を利用した力作で、電子レンジも中に収納できる自信品。棚の下部は可動式で、引き出すと一時的に料理を置けるよう工夫が凝らしてある。

物置小屋の内部はDIY工具やキャンプ道具が。

「ジャンルを問わず好きな雰囲気の木材を使っています。好きなデザインと自由なサイズを選べるのも魅力ですね。あとはなんと言っても、造る過程と完成した時の達成感がクセになる(笑)。家族の暮らしに合わせてDIYを続けていきたいです」