店舗も自宅もほぼDIY きっかけはウッドデッキ

松の胴縁を貼って製作した外装。看板の文字も自らカッティング。
広々とした店内。

「DIYの面白さに出会ったのは、とある雑誌の企画でウッドデッキを製作したことがきっかけでした」

以降、15年前に店舗の内装全てを自ら手がけた。その5年後にもDIYで店舗内を改装。そして2年前からは、自宅の一部もDIYをスタートした熟練者だ。もはやDIYはライフスタイルの一部だといえる。

白木のウッドビーズと流木のハンガーラックを使った収納スペース。

「材料費だけで、格段に安く仕上げられる。自由に造れるので、増設や変更も簡単。完成した時の達成感と愛着は格別ですね」と杉本さん。

自由に造れると言っても、お手軽な見た目にしないのが杉本さんのこだわり。フェイク材は使用せず、本物の木材やタイルを使うのも基本。また、人の目に触れる部分は出来栄えもしっかりと。

一方で機能重視のところは仕上げにはあまりこだわらない。“完璧に仕上げる”ことを目標としない肩肘張らないスタイルが、DIYが長続きする秘訣だろう。

店舗エントランスの下駄箱と仕切り壁。

現在の店舗のカウンターには前店舗のウッドデッキの廃材を使用。材料を無駄にせずむしろエイジング感を楽しむ姿勢はDIYの真骨頂だ。