スマホやパソコンとケーブルなしで接続できる「ワイヤレスヘッドホン」。
ワイヤレスヘッドホンは、従来の有線ヘッドホンよりもスマートに音楽を聴ける便利なアイテムとして、プライベートやビジネスのさまざまなシーンで活用されている。
最新のワイヤレスヘッドホンは高音質・高機能のモデルが増えており、お洒落なデザインのモデルも多く、商品選びに悩んでしまうだろう。
そこで今回は、ワイヤレスヘッドホンの基礎知識やモデル選びの重要ポイントを解説し、おすすめのモデル13選を紹介していく。
記事をとおして、音楽体験をより充実させるワイヤレスヘッドホンの魅力を知ってもらえるだろう。
ワイヤレスヘッドホンとは
ワイヤレスヘッドホンとは、接続ケーブルなしでスマホやパソコン、オーディオ機器などと接続できるヘッドホンのことだ。
ケーブルを気にすることなくストレスフリーで音楽を楽しむことができ、最近ものはデザインがお洒落なモデルが多いため、ファッションにも自然に取り入れることができる。
スマホの普及に伴い、さまざまなメーカーが多彩なモデルのワイヤレスヘッドホンを続々とリリース。
電車通勤中に音楽を聴いてリラックスしたいとき、自宅のソファーで寛ぎながら好きな音楽に浸りたいときなどに、ケーブルがなく手軽に接続できるワイヤレスヘッドホンが重宝するだろう。
ワイヤレスヘッドホンと有線ヘッドホンを比較
ワイヤレスヘッドホンと比較対象になるのが、従来のケーブル付きの有線ヘッドホンだ。
ワイヤレスヘッドホンの特徴をさらに知ってもらえるように、有線ヘッドホンとの性能の違いを比較していこう。
ケーブルの有無
先に説明したとおり、ワイヤレスヘッドホンにはケーブルがないため、従来の有線ヘッドホンようにケーブルが絡まる心配は一切ない。
有線ヘッドホンのケーブルは、手や物に引っかかり邪魔になる可能性があり、持ち運びをしたときに自然とケーブルが絡まってしまうことも多い。
長く有線ヘッドホンを使ってきた人は、ケーブルがないワイヤレスヘッドホンの快適さにきっと感動するだろう。
充電の有無
ワイヤレスヘッドホンは、USBケーブルや商品に付属するトランスリミッターなどでヘッドホン本体の充電をする必要がある。
最新のモデルは数十分でフル充電が完了し、最大50時間以上連続で稼働させることが可能。
一方で従来の有線ヘッドホンは、スマホやオーディオ機器にケーブルを繋けば充電なしでそのまま使用できる。
旅行先やアウトドアなどのシーンで数日間続けてワイヤレスヘッドホンを使用する場合、充電ケーブルやトランスリミッターを欠かすことはできないのだ。
音質の良さ
ワイヤレスヘッドホンの購入を検討している場合、有線ヘッドホンよりも音が劣化しやすいという点をかならず理解しておかなければならない。
なぜなら、Bluetoothなどで音を伝送する際、有線よりも音を圧縮する工程が増えるため、結果的に音質が下がってしまうからだ。
ただし、ワイヤレスヘッドホンでも音の劣化やタイムラグを抑えたモデルも販売されているため、音質が悪いというわけではなく、あくまで「有線と比べた場合に劣る」と認識しておこう。
通信の安定性
ワイヤレスヘッドホンは、Bluetoothや赤外線によって音を伝送するため、遮蔽物や接続機器との距離によって通信が不安定になることがある。
一方で、有線ヘッドホンはケーブルの接続によって常に安定した音の伝送が実現し、タイムラグとノイズを最小限に抑えて音楽を聴けるのだ。
ワイヤレスヘッドホンも、適切な使い方をすれば問題なく音楽を楽しめるが、通信の安定性ではどうしても有線ヘッドホンに劣ってしまう。
ただし、有線ヘッドホンはケーブルに負担がかかった場合に断線する可能性があり、断線によって泣く泣く買い替えをした人もいるだろう。
対応機種
ワイヤレスヘッドホンは、赤外線・無線・Bluetoothといった、ワイヤレス接続に対応した機器に限り使用可能。
一方で、有線ヘッドホンはほとんどのオーディオ機器に接続可能となっており、接続端子が異なる場合でも変換コネクタで対応できる。
一昔前のCDプレーヤーやレコードプレイヤーでも接続できるヘッドホンを探している場合は、有線ヘッドホンが選択肢となるだろう。
ワイヤレスヘッドホンのモデル選びのポイントを解説
ワイヤレスヘッドホンの購入を決断した人は、どのような機能性にこだわって商品を選べばいいのか悩むだろう。
そこで注目したいのが、ワイヤレスヘッドホンのモデル選びで重要とされる以下のポイントだ。
- 接続方法によって特徴が大きく異なる
- 活用シーンを想定したモデル選び
- Bluetoothのバージョンに注意
- Bluetoothの対応コーデックを確認
- ドライバーが大きいほど音質が良くなる
- 再生周波数が広いほど音質が良くなる
- ハイレゾ音源はハイレゾ対応モデルのみ再生可能
- 長時間使用する場合はバッテリー駆動時間を確認
- 雑音・騒音を打ち消すノイズキャンセリング機能
- ビジネスシーンで活躍するマイク・リモコン機能
上記のポイントをそれぞれ詳しく解説していくので、今まさにワイヤレスヘッドホン選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてほしい。
接続方法によって特徴が大きく異なる
ワイヤレスヘッドホンと音楽プレイヤーの接続方法は、赤外線・無線・Bluetoothの3種類に分けられ、接続方法によって音のタイムラグや受信可能な範囲、通信の安定性に差が出てくるのだ。
赤外線方式の特徴
赤外線で音声を伝送するワイヤレスヘッドホンは、3種類の中で最も値段が安い傾向にあり、安価のモデルの多くが赤外線方式のモデルになっている。
安価で入手できる点に加えて、タイムラグが少ないという点が赤外線方式のワイヤレスヘッドホンのメリットだ。
赤外線で通信可能な距離は数メートル程度のため、室内で利用する分には十分な距離だろう。
しかし、接続機器とワイヤレスヘッドホンの間に遮蔽物があると、音が途切れてしまう大きなデメリットがある。
たとえば、接続機器とワイヤレスヘッドホンの間に人が立った場合、赤外線が遮断されると音が聴こえなくなってしまうのだ。
また、同じ周波数帯のプラズマテレビや電子レンジ、冷蔵庫、無線LANなどが近くにある場合はノイズが発生するため、利用する場合は環境にかなり気を遣う必要があるだろう。
無線方式の特徴
無線方式のワイヤレスヘッドホンは、Wi-Fiや無線LANのように2.4Ghzの無線電波を飛ばして音声を伝える仕組みになっている。
遮蔽物の影響を受けづらく、ノイズも発生しにくいため、音質が安定しているというのがメリットだ。
安定して接続できる距離は30メートル程度で、接続機器に背を向けても通信が可能。
ただし、同じ周波数帯の電子レンジや無線LANの近くでノイズが発生する可能性があるため、これらの遮蔽物と離れた場所で使用すべきだ。
また、赤外線方式よりも音のタイムラグが目立つため、音ズレでクオリティに悪影響が出る音楽制作には向いていない。
多少の音ズレでも気にならないテレビの視聴や音楽鑑賞などであれば、ストレスフリーで満足に使用できるだろう。
無線方式のワイヤレスヘッドホンは、値段は3種類の中で最も高くなる傾向にあるが、その分実用性も高いのだ。
Bluetooth方式の特徴
Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホンは、Bluetooth対応のスマホやタブレット、ポータル音楽機器などと接続して利用可能。
スマホなどの接続機器をズボンのポケットやバッグに入れた状態でも快適に音楽を聴くことができ、10m未満であれば接続を保つことができる。
高音質でお洒落なモデルも多く、赤外線方式と無線方式の間くらいの値段で販売されている。
懸念されるのが、音のタイムラグだ。
一般的なBluetooth方式のワイヤレスヘッドホンは、有線と比べて10分の1程度の遅延があるといわれている。
そのため、レスポンスが重要なゲームには向いていないといえるだろう。
移動中にスマホから音楽を流したい場合や、自宅の部屋でパソコンから音楽を流したい場合には、ストレスフリーで快適に利用可能だ。
活用シーンを想定したモデル選び
ワイヤレスヘッドホン選びで失敗しないためには、活用シーンを想定したモデル選びが重要になる。
具体的に、どのようなシーンでどんな性能のワイヤレスヘッドホンが適しているのかを説明していこう。
テレビや映画鑑賞に適したサラウンド機能
テレビ視聴用としてワイヤレスヘッドホンを購入する場合、サラウンド機能が搭載されたモデルがおすすめだ。
サラウンド機能とは、あらゆる角度から音声が聴こえる機能であり、まるで映画館にいるような臨場感が得られるだろう。
DJに適したハウジング可動タイプ
ワイヤレスヘッドホンの耳の部分にあたるハウジングが可動するタイプなら、片耳だけ音楽を聴くことが可能だ。
ハウジング可動タイプはDJやレコーディングに適しており、ノイズキャンセリング機能が備わっていれば、片耳だけでより鮮明に音を聴き取ることができるだろう。
レコーディングに適したモニターヘッドホン
レコーディングでワイヤレスヘッドホンを使いたい場合は、高解像度のモニターヘッドホンがおすすめだ。
モニターヘッドホンは原音により近い高音質を表現するだけではなく、長時間の装着を想定した付け心地の良いつくりになっている。
耐久性も高いため、長く愛用できるだろう。
ゲーミングに適した低遅延モデル
PS5やSwitch、PCなどのゲーム用としてワイヤレスヘッドホンを購入する場合、最重視したいのがタイムラグの有無だろう。
ゲーミング適したモデルを選びたい場合は、低遅延モデルがおすすめされる。
Bluetooth方式の接続方法の場合、比較的タイムラグが発生しやすいため注意が必要だ。
FPSなどレスポンスが重要になるゲームを快適にプレイしたい場合は、赤外線方式や無線方式のワイヤレスヘッドホンから選ぶことになるだろう。
Bluetoothのバージョンに注意
Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホンを購入する場合、Bluetoothのバージョンの違いで接続できない可能性がある。
通信速度や接続範囲、容量が大幅にアップデートされたバージョンは、「Bluetooth 5.0」 となっている。
バージョン4.0以上であれば、Bluetooth対応のスマホやパソコンなどの多くの機器で接続可能できるだろう。
注意しなければならないのが、バージョン3.0以前だった場合だ。バージョン3.0の場合、4.0以降に互換性がないため、接続できないことを理解しておこう。
将来的な互換性や音質の良さを考えた場合、Bluetooth 5.0以上のモデルを選べば問題ないだろう。
Bluetoothの対応コーデックを確認
Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホンでは、対応コーデックにもチェックしよう。
対応コーデックとは、音声データの圧縮方式であり、接続する機器同士のコーデックが一致する場合に使用可能。
ワイヤレスヘッドホンは、基本的にA2DPという音楽データを高品質で伝送できる規格に対応している。
A2DPに対応したワイヤレスヘッドホンはそれぞれコーデックが設定されており、コーデックの種類によって、以下のように音の遅延と音質が異なるのだ。
コーデック | 特徴 |
SBC | A2DP規格のワイヤレスヘッドホンであればかならず対応。標準的な音質で、製品によって音の遅延を感じる。 |
AAC | 主にiPhoneに対応。SBCに比べると低遅延・高音質の傾向にある。 |
aptX | 主にAndroidに対応。SBC、AACよりも低遅延・高音質の傾向にある。 |
aptX LL | 主にAndroidに対応。aptXを超える低遅延で、快適なゲーミングを実現。 |
aptX HD | 主にAndroidに対応。aptXを超える低遅延で、ハイレゾレベルの高音質を実現。 |
Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホンは、基本的にSBCに対応している。
双方の接続機器のコーデックがSBC以外で一致した場合、そのコーデック特徴が反映される仕組みだ。
低遅延・高音質にこだわりたい場合は、購入前に欠かさずにチェックしよう。
ドライバーが大きいほど音質が良くなる
ワイヤレスヘッドホンは、本体のドライバーのサイズ(振動板の大きさ)と音質が比例関係にある。
たとえば、ドライバーのサイズが30mm径のモデルと、40mm径のモデル比較した場合、40mm径のモデルの方がより高音質で音楽を楽しめるということだ。
また、音質はドライバーのサイズだけではなく、モデルによっても異なる。
たとえば、重低音を強調したモデルもあれば、高音域を広くカバーしたモデルもあるため、好みの音楽のジャンルに合わせて選ぶのがいいだろう。
再生周波数が広いほど音質が良くなる
ワイヤレスヘッドホンには、製品ごとに再生周波数が設定されており、「Hz(ヘルツ)」の範囲が広いほど鮮明に音を再現することが可能だ。
例えば、再生周波数が「20Hz〜20Hz」の製品よりも、「5Hz〜32kHz」の製品の方が低音・高音それぞれの周波数をより広く再生できると判断できるということだ。
音質に優れたワイヤレスヘッドホンを選びたい場合には、複数の製品で再生周波数を比較してみると良いだろう。
ハイレゾ音源はハイレゾ対応モデルのみ再生可能
高音質なハイレゾ音源をワイヤレスヘッドホンで聴きたい場合、ハイレゾ対応モデルを選ぶ必要がある。
再生周波数帯域が40kHzまでに対応したワイヤレスヘッドホンであれば、ハイレゾ音源の再生が可能だ。
つまり、再生周波数帯域が40kHzに近いほど、音質が良くなると理解しておこう。
長時間使用する場合はバッテリー駆動時間を確認
出先で長時間ワイヤレスヘッドホンを使用したい場合、本体のバッテリー駆動時間が想定される使用時間を超えているかどうかを確認しよう。
旅行やアウトドアなどで長時間使用する場合は、フル充電で丸1日以上使用できるワイヤレスヘッドホンがおすすめだ。
雑音・騒音を打ち消すノイズキャンセリング機能
最新のワイヤレスヘッドホンには、外部マイクを使って周囲の雑音や騒音を打ち消すノイズキャンセリング機能が搭載されている。
ノイズキャンセリング機能をオンにすれば、電車や車の走行音、空調の音など、気になる音をカットしてくれるのだ。
自宅で音楽を聴きながら集中して作業をしたい場合などに重宝する機能であり、リモートワークでも活躍するだろう。
ビジネスシーンで活躍するマイク・リモコン機能
ワイヤレスヘッドホンの一部には、マイクとリモコンが搭載されたモデルがあり、着信がきた場合にリモコン操作で簡単にハンズフリーの通話を開始できる。
スマートフォンの操作なしでスムーズに電話に出られるため、リモートワークや出先での利用に大いに役立つ機能だろう。
ワイヤレスヘッドホンは、より充実した音楽体験を得られるだけではなく、このようにビジネスでも活用できるシーンがたくさんあるのだ。
【2022年最新】ワイヤレスヘッドホンのおすすめ商品13選
ワイヤレスヘッドは、SONYやオーディオテクニカなどの音響機器・映像機器メーカーが、さまざまな機能を搭載したモデルを販売している。
どの商品を選んでいいかわからない人に向けて、ここからはワイヤレスヘッドホンのおすすめ商品13選を価格帯別で紹介していく。
【5,000円以下】Soundcore Life Q10|Anker Japan
Soundcore Life Q10|Anker Japan
安価で高品質なスマートデバイス周辺機器を製造・販売するAnker Japanの「Soundcore Life Q10」は、5,000円以下のリーズナブルな価格で手に入るワイヤレスヘッドだ。
40mmのダイナミックドライバーは、ハイレゾ音源にも対応しており、繊細なサウンドを実現。独自技術のBassUpテクノロジーにより、再生中の音楽の低音を瞬時に増幅させる機能も搭載。
最新のチップセットが低電力化を実現し、充電満タンで最大60時間の連続再生ができるコスパに優れたモデルだ。
メーカー | Anker Japan |
接続方法 | Bluetooth、有線接続 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | レッド、ブルー、ブラック |
再生可能周波数 | 20Hz〜20KHz (Bluetooth接続時) 16Hz〜40KHz (AUXケーブル接続時) |
連続再生時間 | 最長60時間 |
重量 | 約290g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC、AAC |
充電端子 | USB Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | Anker Japan |
【1万円以下】WH-CH510|SONY
日本を代表する総合電機メーカーのSONYからは、安価でコスパの良いモデルから20万円を超えるようなハイスペックなモデルまで販売されている。
重量約132g軽量型のワイヤレスヘッドホン「WH-CH510」は、最大35時間再生が可能で、わずか10分間の充電で連続90分間の再生できるクイック充電機能を搭載。
耳元のボタンで、再生・一時停止・曲送り・曲戻し・音量調整・受話などの操作もできる機能もあり、移動中に気軽に音楽を楽しみたい人におすすめだ。
メーカー | SONY |
接続方法 | Bluetooth |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ブルー |
再生可能周波数 | 59Hz~8kHz |
連続再生時間 | 最長35時間 |
重量 | 約132g |
ドライバー | 30mm |
対応コーデック | SBC、AAC |
充電端子 | USB Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | SONY |
【1万円以下】ATH-S220BT|オーディオテクニカ
1962年創業のオーディオテクニカは、日本を代表する音響映像機器メーカーだ。
オーディオテクニカでは、1万円以下のワイヤレスヘッドホンを多数販売しており、「ATH-S220BT」は6,000円以下で良質な音を楽しめるモデルだ。
密閉ダイナミック型のヘッドホンはドライバーが40mmで、低遅延モードを搭載しているためゲーミングや動画鑑賞用としてもストレスなく利用可能。
軽くて優しいフィット感があり、長時間のリスニングや通話にも適しているため、ビジネスでも活用できるだろう。
メーカー | オーディオテクニカ |
接続方法 | Bluetooth |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ネイビーベージュ、ブラックレッド、ホワイト |
再生可能周波数 | 5Hz~32kHz |
連続再生時間 | 最長60時間 |
重量 | 約180g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC、AAC |
充電端子 | USB Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | オーディオテクニカ |
【1万円台】G733 LIGHTSPEED|Logicool
音楽の視聴ではなく、ゲーミングメインでワイヤレスヘッドホンを活用したい場合におすすめするのが、Logicoolの「G733 LIGHTSPEED」だ。
近代的でメカニカルなデザインはとても個性が強く、40mmの大型ドライバーには快適なフィット感のある低反発クッションが採用されている。
ゲーミングに関するコンピュータ周辺機器を製造する企業が開発したモデルのため、低遅延なサウンドとクリアなマイク性能でゲーミングをアシストしてくれるだろう。
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ライラック、ブルー、KDA |
再生可能周波数 | 20Hz~20kHz |
連続再生時間 | 最長29時間 |
重量 | 約278g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC, ACC |
充電端子 | Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | Logicool |
【1万台】WHP01K|ag
agは、ヘッドホンやイヤホンの研究から開発、販売まで行う株式会社finalが展開するオーディオブランドだ。
音・つながり・使いやすさを兼ね備えた「WHP01K」は、ハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載し、豊かでクリアな音質を体験できる。
このモデルは、ドライバーの音響特性を追求し、Bluetoothを通じて音を再生した時の高音域の気になる部分をイコライザーで補正する独自の方法が採用されている。
音楽鑑賞の充実度を高めてくれるだけではなく、高品質のノイズキャンセリング機能とマイク機能が備わっているため、テレワークや通話でも大活躍するだろう。
メーカー | ag |
接続方法 | Bluetooth、有線 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
再生可能周波数 | 20Hz~20kHz |
連続再生時間 | 最長35時間 |
重量 | 約306g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC, aptX, aptXLL, AAC |
充電端子 | USB Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | ag |
【2万円台】AONIC 40|Shure
創業100年近いShureは、音楽界のレジェンドから厚い信頼を受けているオーディオ機器製造メーカーだ。
ノイズキャンセリングヘッドホン「AONIC 40」は、プレミアム素材でつくられたモデルで、携帯性・オーディオ性・耐久性を全て備えている。
折り畳んで携帯用キャリングケースに収納できるため、旅行へ持っていく時にかさばらないのは嬉しい人が多いだろう。
専用アプリでノイズキャンセリングやイコライザーを手軽に調整することができるため、いつでもどこでも自分好みのサウンドをクリエイトできる優れたワイヤレスヘッドホンだ。
メーカー | Shure |
接続方法 | Bluetooth、有線 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
再生可能周波数 | 20Hz~20kHz |
連続再生時間 | 最長25時間 |
重量 | 約313g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | Qualcomm® aptX、aptX HD、AAC、SBC |
充電端子 | USB Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | Shure |
【2万円台】WH-H810|SONY
小型軽量モデルなのに、ハイレゾ級の高音質を実現したのが、SONYの「WH-H810」だ。
このモデルは、既存の技術と比較して最大約3倍の情報量伝達を実現した「LDAC」に対応。LDACに対応した製品同士なら、ワイヤレスでもハイレゾ音源を再生することができ、既存の音源もより高音質で楽しむことが可能だ。
色鮮やかな5種類のデザインを選ぶことができ、高いファッション性も備えているのがこのモデルの特長だ。
メーカー | SONY |
接続方法 | Bluetooth |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルー |
再生可能周波数 | 50Hz~8kHz |
連続再生時間 | 最長25時間 |
重量 | 約180g |
ドライバー | 25mm |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
充電端子 | USB Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | SONY |
【2万円台】NC-Q1|KORG
日本を代表する電子楽器メーカーのKORGがおくる「NC-Q1」は、ミュージシャンも納得させる新時代のヘッドフォンモニタリングを実現。
大音量でも耳を保護することに注力して開発されており、高音質でありながら最先端のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載している。再生可能周波数は、同価格帯のワイヤレスヘッドホンの中でも高水準な10Hz〜25kHz。
スタジオ用やDJ用として優れたギアであるのはもちろんのこと、旅行や日常生活でもクリアな音の再現とプロ仕様のパフォーマンス性を発揮するだろう。
メーカー | KORG |
接続方法 | Bluetooth |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
再生可能周波数 | 10Hz~25kHz |
連続再生時間 | 最長36時間 |
重量 | 約320g |
ドライバー | 41mm |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX-LL、aptX-HD |
充電端子 | USB Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | KORG |
【3万円台】Tour One|JBL
米国カリフォルニア州に本社を置く音響機器メーカーJBLから発売された「Tour One」は、上質なサウンドと静寂を演出するハイスペックのワイヤレスヘッドホンだ。
ハイレゾ音源に対応し、リアルタイムで周囲のノイズを軽減するハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載。
2種類の切り替えモードにより、外音を必要な時だけ聴いたり、装着したまま会話したりできるため、屋外でも安心して使える仕様となっている。
仕事に集中したい人や、好きな音楽に没頭したい人にマストなギアとなっており、最大約50時間の長時間連続再生に対応している点も評価できるポイントだ。
メーカー | JBL |
接続方法 | Bluetooth、有線 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック |
再生可能周波数 | 10Hz~40kHz |
連続再生時間 | 最長50時間 |
重量 | 約180g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
充電端子 | USB Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | HARMAN |
【3万円台】MOMENTUM 3 Wireless|SENNHEISER
MOMENTUM 3 Wireless|SENNHEISER
SENNHEISERは、1945年にドイツで生まれた老舗メーカーで、音楽制作のプロフェッショナルな現場でも活用されているワイヤレスヘッドホンが販売されている。
2012年に発売された「MOMENTUMシリーズ」は、これまで世界中で使用されており、進化を遂げ第3世代となるのが「MOMENTUM 3 Wireless」だ。
スタジオで録音された原音を極めて少ない劣化で忠実に再現できるため、全ての音域をバランス良く聴き取ることが可能。
アクティブノイズキャンセリング機能で外音を遮断することもでき、ヘッドホンを外すだけでスマートポーズがかかり、再び装着するとリスタートする便利なコントロール機能も搭載。
大迫力のサウンドを体験できるギアとなっているが、移動中に使用するには少し重いと感じるだろう。自宅でゆっくり音楽を聴いたり映画を観たり、ミュージシャンならレコーディングに使用したりするのもおすすめだ。
メーカー | SENNHEISER |
接続方法 | Bluetooth、有線 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
再生可能周波数 | 6Hz~22kHz |
連続再生時間 | 最長17時間 |
重量 | 約306g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC, aptX, aptX低遅延, AAC |
充電端子 | USB Type-A、Type-C(変換アダプタ使用) |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | SENNHEISER |
【3万円台】MONITORⅡ A.N.C.|Marshall
ギターアンプメーカーで有名なMarshallがおくる「MONITORⅡ A.N.C.」は、最新のアクティブノイズキャンセリング技術が搭載されたワイヤレスヘッドホンだ。
ブラックの引き締まったクールなデザインが目を引き、カスタムチューニングされた40mmの大型ドライバーがMarshallの上質なシグネチャーサウンドを表現。
アクティブノイズキャンセリングをオンにした状態で最長30時間、オフの状態で40時間の長時間再生を実現できるため、好きなアーティストが奏でる音と時間を忘れてゆっくり向き合いたい人におすすめのギアだ。
メーカー | Marshall |
接続方法 | Bluetooth、有線 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック |
再生可能周波数 | 20Hz~20kHz |
連続再生時間 | 最長40時間 |
重量 | 約320g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC, aptX |
充電端子 | USB Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | Marshall |
【4万円台】Noise Cancelling Headphones 700|BOSE
Noise Cancelling Headphones 700|BOSE
米国に本社を置く世界的に有名な音響機器製造メーカーBOSEがおくるのは、調整可能なワールドクラスのノイズキャンセリング機能を搭載した「Noise Cancelling Headphones 700」だ。
独自のアクティブノイズキャンセリングテクノロジーにより、プレミアムな静寂と迫力のサウンドを表現。タッチ式コントロールを搭載し、上下や前後のスワイプで移動中でもストレスフリーに操作できる。
さらに自由に調整できるイコライザーや、クリアな通話を実現するボイスピックアップ機能なども搭載しているため、さまざまなシーンで「今聴きたい音」をクリアに再現できるハイスペックなモデルだ。
メーカー | BOSE |
接続方法 | Bluetooth |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | ブラック、ラックスシルバー |
再生可能周波数 | 20Hz~20kHz |
連続再生時間 | 最長20時間 |
重量 | 約254g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC, ACC |
充電端子 | USB Type-A、Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | BOSE |
【6万円台】AirPods Max|Apple
世界的な知名度を誇るテクノロジー企業のAppleでは、パーソナルなサウンド体験ができるワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」を販売している。
Apple独自の技術でつくられたアクティブノイズキャンセリング機能と原音に忠実なオーディオが、まるで映画館にいるかのような音楽体験を実現させてくれる。ただし、再生可能周波数は非公表とされており、同価格帯のワイヤレスヘッドホンとの音質の比較が難しいのがネックだ。
イヤークッションからキャノピーに至るまで洗練されたスタイリッシュなデザインとなっており、ファッション性も高い次世代のワイヤレスヘッドホンとなっている。
メーカー | Apple |
接続方法 | Bluetooth、有線 |
Bluetooth規格 | 5.0 |
カラーバリエーション | スペースグレイ、シルバー、グリーン、ピンク、スカイブルー |
再生可能周波数 | 非公表 |
連続再生時間 | 最長20時間 |
重量 | 約384g |
ドライバー | 40mm |
対応コーデック | SBC, ACC |
充電端子 | USB Type-C |
ハンズフリー機能 | あり |
販売サイト | Apple |
まとめ
ワイヤレスヘッドホンは、ケーブルが絡まる心配がなく、移動中でも快適に音楽を楽しめる便利アイテムだ。
モデルによって音の遅延や音質、機能が異なるため、どのモデルを購入していいか悩んでしまうだろう。そんなときには、活用シーンを想定してみよう。
たとえば、スマホと繋いで通勤・退勤中に音楽を聴きたい場合は、利便性が高いBluetooth(Ver.4.0以上)に対応したモデルが選択肢となる。
最新モデルの一部には、雑音や騒音を打ち消すノイズキャンセリング機能も搭載されているため、どっぷり音楽に浸りたい人や雑音や騒音を打ち消して作業に集中したい人におすすめだ。
プライベートでもビジネスでも大活躍するワイヤレスヘッドホンに興味を持った人は、ぜひ、この記事を参考にしてお気に入りのモデルを見つけてほしい。