種類が豊富でコストパフォーマンスに優れた「中華スマホ」。この中華スマホは日本のスマホ市場に多く出回っており、町中でよく見かけるようになった。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、あらゆる種類の中華スマホが存在しているものの、中華スマホの危険性に不安を抱えている方も多いはず。

そこで本記事では、中華スマホのメリット・デメリット、おすすめのメーカーや製品を解説する。最後まで閲読すれば、自身に合った最適な中華スマホが見つかるはずだ。

中華スマホの基礎概要

コストパフォーマンスに優れている中華スマホだが、セキュリティ問題や危険性について懸念されている方もいるだろう。そもそも中華スマホとは、中国企業が開発・販売を行っているスマートフォン総称のことを指す。

以前は極端に安価な中華スマホが主流であったが、いまでは価格を抑えて機能を向上させた中華スマホが多く販売されている。中華スマホで有名なメーカーとしては、Huawei(ファーウェイ)やXiaoMi(シャオミ)、OPPO(オッポ)などがあげられる。

中華スマホを購入するメリット

では、この中華スマホを購入するメリットについて解説していく。中華スマホを詳しく知るためにも、まずは良い点から見ていこう。中華スマホを検討している方はぜひ参考にしてほしい。

高性能なスマートフォンが安価で手に入る

中華スマホを購入する最大のメリットは、高性能なスマートフォンが安価で手に入ることだ。例えば、ほかのメーカーでは10万円前後するスマートフォンでも、中華スマホであれば同じスペックのスマートフォンを半分くらいの値段で購入できる。また、ある程度の性能が備わっているスマートフォンでも、1万円前後で格安販売されていることも珍しくない。

格安の中華スマホをサブ機として使用している方も一定数存在するように、中華スマホには良好なコストパフォーマンスという大きなメリットがあるのだ。

製品の選択肢が多い

ほかに考えられる中華スマホのメリットとして、製品の選択肢が多いことがあげられる。中華スマホを販売しているメーカーは多く、性能やデザインのほかに何かしらの特色を持った機種が豊富に販売されている。

例えば、耐久性に優れたスマートフォン、奇抜なデザインのスマートフォン、高い画素数が備わったカメラ付きスマートフォンなど、中華スマホはバリエーションが非常に多い。そのため、多種多様な中華スマホから自分好みのスマートフォンを選択できるのだ。

Simカードを差し込むだけでキャリア通信が行える

さらに、多くの中華スマホがSimフリー対応モデルであることから、ほとんどの機種がSimカードを差し込むだけでキャリアを問わず使用できる。

今の時代、大手の3大キャリアだけでなく楽天モバイルやワイモバイル、UQモバイルといったように格安で契約できる携帯キャリアが増えている。そんな状況の中、Simフリー対応モデルの中華スマホであれば、その格安キャリアを気軽に使用することができるのだ。特に、頻繁に海外へ行く方については、Simの差し替えを自由に行える中華スマホが非常に便利である。

中華スマホを購入するデメリット

中華スマホには以上のようなメリットが考えられる。しかし、反対のデメリットもいくつか存在する。良い点と悪い点の両方を知った上で、中華スマホの購入を検討しよう。

個人情報が漏洩する恐れがある

中華スマホの最大のデメリットは、個人情報が漏洩する恐れがあることだ。中華スマホを使っている場合、使用者の情報を無断で中国メーカーにリークされている可能性がある。事実、中国企業「Huawei」が個人情報をリークさせている疑いから、アメリカを筆頭に排除・規制の行動を取っている。

また、排除・規制問題は「Huawei」だけに留まらず、「ZTE」が販売している中華スマホにも影響を与えているのだ。

サービスの質が悪い・不具合が多い・信頼性がない

ほかにも、中華スマホを使うデメリットとして、サービスの質が悪い、不具合が多い、信頼性がないなどがあげられる。これは、すべての中国メーカーに当てはまるわけではないものの、国内メーカーと比較すれば違いは明らかだ。このようなデメリットを懸念して「中華スマホは信用できない」「中華スマホは使いたくない」などと騒がれているのだ。

とはいえ、上記のデメリットは一概にはいえない。また、個人情報漏洩による国内の被害者は未だ発見されていないため、個人情報リークの真相は不明である。そのほか、考えられる中華スマホのデメリットは以下を参考にしてほしい。

  • 性能が極端に悪い機種がある
  • 保証サービスが弱い
  • 選択肢が多すぎて迷う

これらデメリットを十分に考慮し、中華スマホの購入を検討しよう。

中華スマホの買い方

ここまで、中華スマホのメリット・デメリットを解説した。中華スマホについては大まかに理解できただろうか?続いて、中華スマホの買い方を詳しく見ていこう。購入方法に不安がある方はぜひ参考にしてほしい。

日本国内で安全に中華スマホを購入したい場合は、「各キャリア」「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などを利用しよう。仮に何かしらのトラブルが起きたとしても、大手ECサイトであればサポートを受けられるはずだ。特に中華スマホを初めて購入する方は、上記の購入方法をおすすめする。

「中華スマホをできるだけ安く購入したい」そんな方に向いているのが下記の購入場所だ。

安く購入できる可能性はあるものの、サポートにはあまり期待できないため注意しよう。

  • GEARBEST(ギアベスト)
  • Banggood(バングッド)
  • Expansys(エクスパンシス)
  • Geekbuying(ギークバイイング)
  • AliExpress(アリエクスプレス)

これらは海外で運営しているサイトであり、それに伴い中華スマホを輸入する場合がほとんどだ。保証やサポートが一切使用できないといったトラブルも考えられるため、初心者の方にはあまりおすすめしない。

中華スマホの選び方

中華スマホの購入方法は解説できただろうか?しかし、「中華スマホの購入場所がわかったところで、製品をどうやって選択すれば良いかわからない」という方も多いはずだ。そのため中華スマホの選び方についても解説していく。自分好みの中華スマホを購入するためにも、ぜひ参考にしてほしい。

技適マーク

まず1つ目にチェックすべき要素として、技適マークがあげられる。技適マークは、総務省から認証を得ていることを証明するマークであり、その製品が国内の電波法に則っていることを示す。この技適マークが付いていない製品を日本国内で使用した場合、電波法違反になってしまうため注意しよう。

対応周波数帯

2つ目に確認すべき項目は対応周波数帯である。日本国内の各キャリアにおいては、国から使用できる周波数帯の割り振りがされている。中華スマホにも各キャリアに対応した周波数帯が設けられていることから、対応周波数帯が非対応の場合は国内でデータ通信を行えないのだ。

「中華スマホを購入したのにデータ通信が行えない」という事態に陥らないためにも、中華スマホを購入する前に対応周波数帯を確認しておこう。

スマホのスペック

チェックすべき要素3つ目は中華スマホのスペックだ。ディスプレイやカメラ、メモリ、機能など、中華スマホに限った話ではないがスペックは非常に重要である。あまりにもスペックが低い中華スマホを購入してしまうと「やりたかったアプリが使用できない」というトラブルも考えられるだろう。

ただし、スペックが上がればそれに伴い購入費用も上昇するため、ハイスペックだから良いというわけではない。あくまで自身の用途に見合った中華スマホを選択するのがベストだろう。

以上のように、中華スマホを購入する際はいくつかの要素を確認した上で検討しよう。中華スマホといえど決して安い買い物ではないため、慎重に選択することをおすすめする。

中華スマホのおすすめメーカー

続いて、中華スマホのおすすめメーカーを3つ解説していく。購入するときの参考になれば幸いだ。

中華スマホを販売しているメーカーは意外にも数が多い。メーカーによって製品の機能やデザインはさまざまであり、高品質のスマートフォンを作るメーカーもあれば、ほとんど使い物にならない製品を作るメーカーも存在する。おすすめの中国メーカーとしては、下記の6つがあげられる。中華スマホを購入する際には必ず確認しておこう。

  • OPPO(オッポ)
  • Huawei(ファーウェイ)
  • xiaomi(シャオミ)
  • ASUS(エイスース)
  • umidigi(ユミディジ)
  • oneplus(ワンプラス)

これら中国メーカーは国内でも流通しているメーカーであるため、信頼度はある程度担保されている。ほかにも、「BLUBOO」「Cagabi」「MEIZU」などの中国メーカーがあるものの、日本国内ではあまり認知されていない。

中華スマホのおすすめ製品3選

中国メーカーのおすすめがわかったところで、最後におすすめの中華スマホを見ていこう。各製品を比較して自身に合った中華スマホを探してみてほしい。

  1. Xiaomi Mi 11 Lite 5G
  2. OPPO Reno5 A
  3. HUAWEI P40 Pro

1つずつ解説していく。

Xiaomi 「Mi 11 Lite 5G」

まず1つ目に紹介するおすすめの中華スマホは、Xiaomiが販売している「Mi 11 Lite 5G」だ。この製品は中華スマホではあるものの、日本で正式に販売しているモデルである。そのため2021年7月に発売されて以来、いまも評価が高く売れ筋も良い。

なお、Amazonや楽天市場などの各種ECサイトから購入できる。高性能なスマートフォンでありながら、販売価格はなんと約40,000円。とにかくコストパフォーマンスに優れた中華スマホである。

端末名 Mi 11 Lite 5G
OS MIUI 12.5 Android 11ベース
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 780G
メモリ(RAM) 6GB
容量(ROM) 128GB
画面サイズ 6.55インチ
バッテリー 4,250mAh
リアカメラ 64+8+5MP
インカメラ 20MP
防水・防塵 IP53
SIMカード デュアルSIM
高さ・幅・厚さ 160.53mm/75.73mm/6.81mm
重量 159g

OPPO 「Reno5 A」

おすすめの中華スマホ2つ目は、OPPOの「Reno5 A」だ。2021年6月に発売された最近話題のスマートフォンであり、バランスの良い性能をしている。

カメラの画素数は最大6,400万画素という破格の性能を誇っている。さらに5G対応、FeliCa搭載など、特に欠点がない中華スマホだ。販売価格は約40,000円であるものの、場合によっては3万円台で購入できることもある。高性能なカメラを求める方におすすめの中華スマホだ。

端末名 Reno5 A
OS ColorOS 11 Android 11ベース
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 765G
メモリ(RAM) 6GB
容量(ROM) 128GB
画面サイズ 6.5インチ
バッテリー 4,000mAh
リアカメラ 64+8+2+2MP
インカメラ 16MP
防水・防塵 IP68
SIMカード デュアルSIM
高さ・幅・厚さ 162mm/74.6mm/8.2mm
重量 182g

HUAWEI 「P40 Pro」

中華スマホのおすすめ3つ目として、HUAWEIの「P40 Pro」があげられる。2020年6月に発売された中華スマホであり、とにかく全てがハイパフォーマンス。そして、HUAWEIだからこそ実現できた超高性能なカメラ。どれをとっても死角がないスマートフォンに仕上がっている。

また、ハイエンドモデルでありながらも、本体価格が約100,000円というコストパフォーマンスの良さ。高い性能を求める方におすすめの中華スマホである。

端末名 P40 Pro
OS EMUI 10.1(Based on Android™ 10)
CPU(SoC) HUAWEI Kirin990 5G SoC オクタコア
メモリ(RAM) 8GB
容量(ROM) 256GB
画面サイズ 6.58インチ
バッテリー 4,200mAh
リアカメラ 広角F1.9+超広角F1.8+F3.4+3Dデプスセンシング
インカメラ F2.2
防水・防塵 IPX8/IP6X
SIMカード デュアルSIM
高さ・幅・厚さ 158.2mm/72.6mm/8.95mm
重量 209g

まとめ

本記事では、中華スマホのメリット・デメリット、おすすめのメーカーや製品を解説した。

中華スマホは中国企業が開発・販売を行っているスマートフォンの総称であり、コストパフォーマンスの高い製品を多く生み出している。性能が良い割には安価で購入できるという利点があるものの、個人情報漏洩などの観点から信頼性はあまり高くない。とはいえ、すべての中国メーカーに当てはまるわけではなく、信頼性の高いメーカーもいくつか存在している。

中華スマホの購入を考えている方は、ぜひ本記事で紹介した購入方法や選び方を参考にしてみてほしい。きっと自身にピッタリの中華スマホが見つかるはずだ。