泡盛は健康面でのメリットも多いといわれている。その泡盛の糖質とカロリーはいったいどのくらいなのだろうか。本記事では、これらの具体的な数値と、泡盛に含まれる効能についても紹介する。

蒸留酒「泡盛」の糖質とカロリーを知る

健康によいとされる泡盛。まずは泡盛の糖質とカロリーから、本当に健康によいのかを見ていく。

糖質

泡盛の糖質は、なんとゼロ。糖質制限を行っている人にはなんとも嬉しい数値である。泡盛に糖質が含まれない理由は、泡盛が蒸留酒であることに由来する。

蒸留酒は、製造の過程で「蒸留」を行う。蒸留の際に糖質が取り除かれるのだ。あわせて通風の原因ともいわれるプリン体も取り除かれるため、含有量はゼロ。健康志向の人にとっては嬉しいお酒なのである。

カロリー

泡盛(アルコール度数30度)のカロリーは、100mlあたり約168kcalとされる。主原料が同じ米である日本酒は、100mlあたり約105kcalである。一見すると泡盛のカロリーが高いように見えるが、日本酒はアルコール度数15度程度であり、度数が2倍ほど違う。そのため、同じ度数で考えれば泡盛は低カロリーといえる。

泡盛の秘められた効能とは

アルコールには、血行の促進やストレスの発散などの効果がある。泡盛には、これに加えて、さらに健康に嬉しい効果がある。それは、血栓溶解効果(血栓予防効果)だ。

血栓溶解効果とは、その名の通り、血栓(血管を詰まらせる原因)を溶解する効果のことである。血栓は、いわば血の塊。これが大きくなると、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こすともいわれる。

そんな血栓を融解してくれる酵素がある。「t-PA(組織プラスミノーゲン活性化因子)」や「ウロキナーゼ」と呼ばれるものだ。泡盛にはこれらの酵素を活性化させる作用がある。

実はこの作用、ウイスキーや日本酒、赤ワインなどほかのアルコールにも含まれるのだが、「日本酒造組合中央会」によると、泡盛の血栓融解度は赤ワインの1.5倍もあるそうだ。この血栓融解効果は、泡盛を飲むのはもちろん、香りを嗅いだときや、料理に使用したときにも効果を発揮するといわれている。

だからといって飲み過ぎはよくない。血栓融解効果を得るには、純アルコールで30ml程度が1日の目安だといわれている。

沖縄の酒、泡盛。糖質ゼロで低カロリー、さらに健康に嬉しい効果まであり嬉しいことずくめである。ぜひこの機会に、泡盛による健康面のメリットにも目を向けてみてはいかがだろうか。