49978【値上げの秋2021】10月1日たばこ増税までに愛煙家ができること

【値上げの秋2021】10月1日たばこ増税までに愛煙家ができること

男の隠れ家編集部
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たばこの増税に伴い、2021年10月1日よりたばこの販売価格が値上げとなる。「またか」と嘆く愛煙家が多いのもそのはず、昨年2020年の10月1日にも同じく増税によるたばこの値上げが実施されたばかりだ。

■続ける? やめる?

昨年の値上げを乗り越えた愛煙家も、今回の値上げに直面して「禁煙」の2文字が頭に浮かんだことだろう。「たばこ増税」「たばこ値上げ」という言葉がニュースで聞こえてくる度に、喫煙を続けるか否か、自分の心と財布に問いかける日々は、くゆるたばこの煙のようにモヤッとした気分になる。

懐事情で考えると、値上げ後に出費を増やさないために、どんな工夫ができるだろうか。

■予算にあった銘柄に変える

今回の増税では、銘柄によって幅はあるが、1箱あたり30〜40円ほどの値上げが予定されている。たとえば1か月に10箱吸うという人は、ひと月あたり300〜400円の出費増で、1年あたりだと3,600〜4,800円の増額となる。これを安いと考えるか高いと考えるかは人それぞれだが、度重なる値上げが腑に落ちない人は、これまでの予算に収まる銘柄へ変えることも対策の一つ。

味わいや香り、パッケージなど、自分の銘柄に愛着がある人も多いと思うが、財布を圧迫する出費にもんもんとするよりは、心の安らぎを得ることができるだろう。

■本数を減らす

「愛する銘柄を変えるのは嫌だ」という人は、本数を減らすことで出費をおさえる工夫ができる。元の価格や値上げ幅によるが、1箱あたり1〜2本分の値上げとなるため、意識的にその分だけ減煙するようにしてみよう。

いや、意識的とかペース配分を考えながら吸うなんて無理、という人は、吸ったたばこの本数や購入金額などを記録・管理できるアプリを使うのもおすすめ。禁煙するのではなく、あくまで財布事情のための減煙なので、さほど強い意思の力は必要とせず、「がんばらない減煙」をすることでストレスを最小限におさえよう。

■2〜3か月のストックを買っておく

銘柄を変えたり、本数を減らしたり、値上げ後にとる行動のイメージは整った。どの道、吸い続けることを選ぶのなら、今できることは「値上げ前にストックを買っておく」ことだ。

もたもたしているうちに10月1日を迎え、やっぱり買っておけばよかった…となるほどアホらしいストレスはない。かといって、1年分などドカッとまとめ買いするのも一時的に経済状況を圧迫する。無理な出費をしたくないがための対策と考えると、2〜3か月分のストックを買っておくことをおすすめする。

そうすることで、値上げの当日は「安いうちに買ったし大丈夫」という気持ちで迎えることができるし、その後も度々コンビニでたばこを購入する時に「ああ、値上げしたんだっけ…高…」とならなくてすむ。やがてニュースやネットで見かける値上げムードも落ち着き、「そろそろストックが切れるかな」というころには、増税の痛みを感じず新たな箱を手に取ることができるだろう。

昨年の値上げ時も間に合わなかったんだよなという人は、今すぐカートン予約を。

■増税に左右されないメンタルを鍛える

精神論のようにも聞こえるが、値上げに立ち向かう愛煙家の心構えは、結局これに尽きる。

思えば、愛煙家は昨年の値上げ以前にも、増税の度に憂き目を見てきたはずだ。たばこは酒類などと同じ嗜好品。愛好者は、いつの時代も徴収のターゲットにされてきた。

つまり、たばこはこれからも増税の対象なのだから、その度にいちいちハラハラしていては心の健康が損なわれてしまう。愛煙家の中には「いくらになろうがやめるつもりはない」と揺るぎない決意を見せる人もいるが、無鉄砲に見えて、ある意味正しいたばことの向き合い方とも言える。

同じ吸い続けるなら、心のストレスをとっぱらって吸った方が心の健康は保てるだろう。値上げに備えて愛煙家が持つべき最大の心構えは「覚悟」なのかもしれない。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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