16587カジュアルなのにセンスが光るメンズレザースニーカー・注目の5選

カジュアルなのにセンスが光るメンズレザースニーカー・注目の5選

男の隠れ家編集部
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30代、40代のファッションにこだわりのある男が身につけたいレザースニーカー。この記事ではその特徴やデザイン、コーディネートやおすすめの製品など、レザースニーカーを購入する際のポイントについて紹介したい。
目次

スニーカーと聞いて、カジュアルな若者が履くものというイメージは既に過去のものだ。30代、40代といったこだわり派の男にもスニーカーはマッチする。

特に高級感や重厚感のあるレザースニーカーは、落ち着きを求める男にこそおすすめしたい。ここでは、ビジネス、カジュアルなど様々なシーンに合うレザースニーカーを紹介していく。

レザースニーカーを選ぶときのポイント

レザースニーカーを選ぶときのポイントは、大きく分けて4つある。それはアッパーの素材、カットの高さ、ホールド部分の仕様だ。

アッパーの素材

まずはアッパーだ。アッパーは靴底以外の足の甲を包む部分のことを指す。この部分の素材は大きく分けると天然皮革とフェイクレザーがある。

落ち着きのある上品な光沢や風合いは、自然由来のものでなければなかなか出せず、天然皮革なら使い続けることで質感も徐々に経年変化していくので、きちんとメンテナンスをしていくことで長く愛用できる逸品になってくれるだろう。

一方、フェイクレザーには、フィット性や通気性に優れる人工皮革と、厚みや伸縮性などを調節しやすく豊富なデザインが揃う合成皮革がある。天然皮革より安価で長所も多いが、長年愛用するのであれば、やはり天然皮革に軍配が上がるだろう。

カットの高さ

続いて、カットの高さはコーディネートの全体の印象に関わってくるので、好みのものを選ぼう。

足首が完全に覆われるハイカットは、最もデザインの主張が強い華やかなアイテムだ。ミッドカットと同様、フィット感があるので激しい運動にも適している。

ミッドカットは、ローカットのカジュアルさとハイカットのボリューム感を併せ持ち、合わせ方次第でコーディネートも幅広く、汎用性の高いモデルだ。

ローカットは、足首が見える部分でカットされ、軽やかで、着脱しやすく、動きやすいという利点がある。主張もさほど強くないため、定番のモデルに多いデザインである。

ホールドの仕様

ホールド部分の仕様には、レースアップ、ベルクロ、スリッポンタイプなどがある。

最もスタンダードなのが、靴紐で固定するレースアップで、面ファスナーで固定するベルクロタイプはカジュアルな印象を与えてくれる。紐や留め具がないスリッポンも、カジュアルかつ着脱しやすいのが嬉しいポイントだ。

メンズレザースニーカーのコーデ術

メンズレザースニーカーのコーディネートで気にしたいのはパンツとの相性だ。この相性を考える上で、3つのポイントがあるので、それぞれ解説していく。

1.カラーは同系色でまとめる

スニーカーとパンツを同系統で合わせれば、うまくまとまりやすい。

同系統でなくとも、黒系はどんなコーディネートを邪魔することなく、足元を引き締めてくれる。スーツに合わせるときも、最も信頼できるカラーだ。ホワイトやグレーなどの定番のカラーも、幅広いコーディネートに合わせやすい。

自分の持っている服の嗜好と合わせたいのであれば、ブラウンやモスグリーンは暖色系の服装、ネイビーやブラック、ホワイトは寒色系の服装と相性が良い。

2.アッパーの風合いも考慮する

アッパーの素材は天然と人工皮革があるが、加工法によって風合いも変わってくる。そのため、コーディネートする際はこの加工法による風合いも意識しなければならない。

最も一般的な加工皮革は、皮革を平らに加工したスムースレザー。滑らかで光沢のあるスムースレザーは、汎用性も高く、カジュアルやフォーマル、多彩なシーンで活躍してくれる。

サンドペーパーなどで革の内側を毛羽立てたスエードは、マットな質感で温かみがあり、秋冬のファッションにもよく取り入れられる。スエード調のレザージャケットとの相性もよく、カジュアルな中に高級感を醸し出す。最近では、夏向けの軽やかなスエードスニーカーも出てきている。夏用スエードは短めのパンツに素足で履くことで、爽やかさをプラスしてくれる。

革の外側をサンドペーパーで細かく起毛させたヌバックレザーは、スエード同様に柔らかで温かみのある風合いが特徴だ。スエードより起毛部分が短く、革独自のつや感がより濃くあらわれる。スエード同様に柔らかで温かみのある風合いが特徴で、ジーンズとの相性も抜群。ハイカットならパンツの裾をインして、足元をすっきり見せることで、きれいめの大人の着こなしを演出できる。

3.カットの高さを楽しむ

カットの高さについては、ローからハイまで、さまざまなコーディネートが楽しめるだろう。

まずローは最も気取らず、様々なシーンに合わせられるデザインだ。普通に履いてもよし、短めのパンツでくるぶしを見せてもよし。涼しげな雰囲気を演出してくれる。

ミッドはローやハイに比べて形状に特徴があるため、個性的なファッションを好むのであれば、挑戦してみてほしいデザインだ。

ハイはパンツをロールアップして全体を見せる、パンツを中にインして遊ぶなど、様々な見せ方ができる。

多彩なシーンに活躍するメンズレザースニーカー5選

ここからは個性豊かでおすすめのレザースニーカーを紹介していく。

いつまでも飽きのこないスタンダードレザー「スタンスミス」|adidas Originals

商品名:adidas Originals STAN SMITH

王道ホワイト&グリーン。誰でも一度は目にしたことがあるはず。
(引用:公式サイト

名門アディダスの定番スニーカー。世界一売れたスニーカーとしてギネスブックにも認定された70年代のアイコンシューズ「STAN SMITH」を現在にリバイバルした、クラッシック要素が強い一足。 持っておいて損のない定番中の定番だ。

往年のテニスの名選手の名前が由来で、テニスシューズとして発売されたのが始まりとあっては着心地も抜群。一見、スポーティーな印象があるが、シンプルながらも、スマートで気品のあるフォルムはビジネスカジュアルとの相性も良い。

足元を引き締める大人の黒「EZE MONDIAL CROCO」 |PHILIPPE MODEL

商品名:Eze Mondial Croco – Noir

見た目の美しさはもちろん、履き心地も優れたデザイン。
(引用:公式サイト)

Philippe Modelはイタリアのプレミアムレザースニーカー。個性豊かなデザインは多くの著名人や、ファッショニスタたちに愛され、ヨーロッパで人気のスニーカーブランドとして挙げられる。熟練の職人技術は機能性にも活かされており、履き心地にも定評がある。

スニーカーに採用されているさまざまなマテリアルはすべて イタリア製の高品質なものを使用しており、主にメンズラインのラインナップを展開している。カジュアルはもちろんラグジュアリーなコーディネートにも対応できるスニーカーだ。

日本発ブランドが送る、履き心地抜群の定番モデル「SPM-110 Ivory」|SPINGLE MOVE

商品名:SPINGLE MOVE SPM-110 Ivory

日本人の足を意識されて作られた形状は、フィット感も抜群
(引用:公式サイト

アッパーにカンガルー革を使用した「SPINGLE MOVE」の定番モデル「SPM-110 Ivory」。履き心地を徹底的に追求し、日本人の足に合うよう設計されているのが特徴だ。80年以上の歴史を誇る広島の自社工場でほぼすべての工程を手作業で生産しており、国内ではわずかとなったバルカナイズ製法を採用している。

カンガルーやクロコダイルの革を使用するなど、デザインにもこだわり、白や黒などモノトーンカラーはどんなコーディネートにも合わせやすい。

「SPINGLE Biz」というビジネスモデルもあるので、ビジネスシーンでの使用を考えているなら、こちらも良いだろう。

軽やかにフィットする「グランドプロラリー レザーカット スニーカー」|COLE HAAN

商品名:グランドプロ ラリー レーザー カット スニーカー

スポーティーながらも、ドレスシューズ由来の上品さも漂う。
(引用:公式サイト

「コール ハーン」は職人の技術とモダンな要素を組み合わせた「モダン・アーチザン」を標榜し、1928年に誕生した。

紳士用ドレスシューズのブランドとしてスタートしているが、現在ではメンズ・ウィメンズのライフスタイルブランドとしてカジュアルラインも人気で、型にとらわない挑戦を続けている。

紳士に愛されたスタイリッシュな形状に軽やかさをプラスしたデザインは、カジュアルはもちろん、ビジネスシーンても活躍しそうだ。

メードインジャパンの心意気が感じられる一足「STS-1089 3 GRY」|SANTORII SHOES

商品名:STS-1089 3 GRY

クロコ調の型押しでエレガントをプラスした大人のスニーカー。
(引用:公式サイト

東京都台東区で1987年より靴づくりに携わっている老舗の靴メーカー「SANTORII SHOES」。甲革、ライニングなど靴先進国のイタリアから取り寄せたパーツと、木型やソールなど国内製皮革を使い、少量生産で丁寧に仕上げられた一足は、まさに一生ものといえる。

ローファーと同じ木型を用いた、幅が広めのウエッジソールは、歩きやすく、フィット感が抜群。色や甲革素材の変更も可能だ。在庫がない場合は受注注文となる。

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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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