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時空旅人 2022年5月号 Vol.67「琉球 遥かなる王国」好評発売中
神の世から人の世へ、現代に至る激動の軌跡をたどり、遙かなる歴史に思いを馳せたい一冊! 時空旅人 2022年5月号 Vol.67「琉球 遥かなる王国」が発売。
|Featured Story|
万国の架け橋としてアジア交易を担い、宝物で満ちた蓬莱島。
令和4年(2022)、沖縄は復帰50年という節目を迎える。東京国立博物館・九州国立博物館では特別展「琉球」の開催を 予定しており、ますます注目を集めていくだろう。なぜ沖縄は日本にありながら、独自性を帯びているのか。美しいラグーンで魚を獲り暮らした古代、そして有力者が乱立した三山時代、 国際的な交易の中継地として繁栄した統一王朝とは。
[開闢神話]
琉球王国の王家の正統を示すために創り出されたとされる国生み神話。人々が民話に変えて語り継いできたなかに、その記憶の断片があるのかもしれない。
[三山~第一尚氏王統]
旧石器時代から貝塚時代を経て、琉球も三山時代という戦乱の時代を迎えた。北山・中山・南山のうち、広大なやんばる地方を治めた北山王の本拠地・今帰仁城へ。
[第一・第二尚氏王統]
築城の名手と謳われた護佐丸と、肝高と称された阿麻和利。激動の時代を生きたふたりの有力按司ゆかりのグスク。その圧倒的な存在感は、世界遺産の名にふさわしい威容を誇っている。
[近現代]
東アジアで独自の政治体制を保っていた琉球王国。交易という果実に目をつけた薩摩島津氏は、琉球を自藩の管理下に置き、収穫を得ようとした。
最高権威を誇った女性神官、聞得大君に注目したコラムや源為朝伝説。現代版組踊「肝高の阿麻和利」、首里琉染、やちむんの里と壺屋焼の取材。 特撮番組「ウルトラマン」を生んだ脚本家、金城哲夫の思いも紹介する。
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