野球界に素晴らしい功績を残した「イチロー」。引退時のインタビューが記憶に新しい人もきっといるはずだ。彼は野球の技術だけでなく、人間として尊敬できる部分が多々ある。
そこで今回は、野球界のレジェンドであるイチローのすごいところを5つ紹介する。ビジネスやプライベートに活用できるため、野球をやっていない人もぜひ最後まで読んでみてほしい。
■そもそもイチローとは
イチローこと鈴木一郎は、愛知県出身の元プロ野球選手だ。1991年にドラフト4位でオリックスに入団し、その後の1994年には当時最多の210安打という素晴らしい結果を残した。
以降は7年連続で首位打者に輝き、打点王や盗塁王など、複数の称号を獲得している。また、1996年にはリーグ連覇を達成し、3年連続でMVPに輝いている。
その後のメジャーリーグでもスター選手として、数々の功績を残し続けた。現役引退を表明したのは、2019年でのアスレチックス戦が終わったあとだ。そのときは、ユニフォーム姿のまま引退後の記者会見に応じた。
そしてイチローは、「最後にこのユニフォームを着て、この日を迎えられたことは大変幸せ」という言葉を残している。また、「現役生活において後悔や思い残しはない」とも語った。
■イチローのすごいところ|5つのポイント
イチローのすごいところを全部で5つ解説する。野球以外にも役立てることができるため、ぜひ以下の詳細をチェックしてみてほしい。
【ポイント1.努力を惜しまないところ】
1つ目は、努力を惜しまないところだ。野球の天才と言われることの多いイチローだが、彼の強さは野球の才能だけではなく、半端ではない日々の努力によって実現している。
一つずつ地道に積み重ねてきたイチローだからこそ、野球界で素晴らしい成績を残すことができたのだ。本人も努力が大切なことを自覚している様子で、インタビューなどで度々口に出すこともある。
【ポイント2.1つの分野を愛し続けたところ】
イチローは「野球」という分野をとにかく愛し続けた。引退会見での「現役生活で貫いたものは?」という質問に対しても、「野球のことを愛したことだと思う」という回答をしている。
どんなにすごい才能を持っていたとしても、一つの分野を長く続ける継続力がなければ、結果を出すことは難しいだろう。その点、イチローは自分に合ったルーティンを実践し、一つの分野を貫き続けたからこそ、野球界で成功を収められたのだと言える。
【ポイント3.エンターテイナーなところ】
エンターテイナーである点も、イチローのすごいところの一つだ。ただ野球が上手なだけではなく、イチローはファンや周りの人を楽しませるよう、自ら意図的に振る舞っている。
プロとして活動する上では、周りへの気遣い・配慮が非常に重要であることからも、イチローの活動を見るとプロ中のプロだということが分かる。
【ポイント4.自分の能力を理解しているところ】
4つ目のポイントは、自分の能力を理解しているところだ。イチローは以前、「自分には自分に合ったトレーニングの方法がある」ということを語っている。
併せて不適切なトレーニングについても語っており、この会話からも自分自身の能力を理解し、その上でトレーニングに励んでいることが分かる。
自分を客観視することは、簡単なようで意外と難しい。何かで成功するためには、イチローのように自分を見つめ直し、意識して取り組む必要があるのかもしれない。
【ポイント5.モチベーションをコントロールできるところ】
モチベーションをコントロールできるところも素晴らしい。常に自分のモチベーションを高く保ち続けるのは、やろうと思っても非常に難しい。
その点、イチローは毎日の行動をルーティン化し、プロ意識を持って自己管理に徹底している。高いモチベーションを維持したい人は、イチローの行動を真似てみるのも一つの手だ。
■まとめ
本記事では、野球界に数々の功績を残したイチローのすごいところを5つ解説した。
イチローは今後も語り継がれるであろう野球の天才だ。しかし、ただ野球の才能があるわけではなく、毎日欠かさない努力やモチベーションコントロールによって、野球界で成功を収めている。
何かしらの分野で結果を出したい人は、ぜひイチローのすごいところを参考にし、ビジネスやプライベートに役立ててみてほしい。
楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
▼あわせて読みたい