ファンデーションやアイシャドウなどのメイク。これまでは基本女性のみがする行為だったが、令和4年の現在では男性の化粧「メンズメイク」が流行っている。
もしかしたら数年後には、「男性でメイクをしないなんて恥ずかしい」なんて時代が訪れるかもしれない。時代に乗り遅れる前に、メンズメイクについて学んでおくことをおすすめする。
そこで今回は、メンズメイクの基礎知識、簡単なやり方・必要なアイテムを解説する。ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説しよう。
■そもそもメンズメイクとは？ メリット・デメリット
美意識の高い男性が増加傾向にあることで、最近はメンズメイクが注目されている。とはいえ、「興味はあるけどよく分からない」という男性が大半だろう。
メンズメイクは、身だしなみ程度の軽いメイクを指すことが多い。人によって程度はさまざまだが、クマや青ひげを隠す、眉毛を軽く整える、リップクリームを塗るといった感じだ。気になる部分をメイクで整えることで、清潔感が生まれて周りからの印象が良くなる。
「でも男性がメイクをするなんて、周りの人から変に思われるのでは？」と、思う人もいるはずだ。確かに、メンズメイクを知らない人からすると、「男性がメイクなんて……」という印象を持たれるかもしれない。
しかし、美意識の高い男性や女性からは、むしろ好印象を持たれるケースのほうが多い。また、メイクと言ってもガッツリするわけではないため、特に違和感を持たれることもないはずだ。
【メンズメイクをするメリット】
・周りからの印象が良くなる
・気になる部分をメイクで隠せる
・悩みが解決されて自信を持てる
【メンズメイクをするデメリット】
・メイクをするのに時間がかかる
・一部の人から不審な目で見られる
・慣れないうちはうまくメイクできない
■メンズメイクのやり方・必要なアイテム
最初からうまくメイクをできる人は少数派だ。「何回やってもうまくいかない……」という悩みを抱える人が大半だろう。
メンズメイクは毎日挑戦し続けることで、少しずつメイクの技術が上達していく。そのため、諦めずに長い目でメイクし続けることが大切だ。
なお、「そもそも何を用意すればいいか分からない」という場合は、以下5つのアイテムを準備しよう。
1．リップクリーム：唇の乾燥を防ぐクリーム
2．眉ハサミ：眉毛を整える用のハサミ
3．アイブロウペンシル：眉毛を描く用のペン
4．BBクリーム：肌トラブルをケアできるクリーム
5．コンシーラー：ニキビやクマをカバーできるコスメ
男性は汗や皮脂でメイクが崩れやすいため、洗顔料や化粧水でケアをしてから、メイクに取り掛かることをおすすめする。
【リップクリーム】
リップクリームを使えば唇に潤いをもたらすことができるため、おしゃれで清潔な印象を与えられる。気になるタイミングで塗ればOK。
【眉ハサミ】
眉ハサミで眉毛をキレイに整えると、顔の印象がガラッと変わるため、必ずセットしておこう。整え方が分からない人は、美容院でプロに一度キレイに整えてもらい、その状態を写真に収めておこう。
そのあとは、鏡と写真を見比べながらセットすることで、眉毛をキレイに整えられるはずだ。
【アイブロウペンシル】
眉ハサミで眉毛を整えたあとは、アイブロウペンシルで眉毛を描き足そう。眉を描く前に一度毛流れを整え、隙間を埋めるように眉毛を描き足していく。
上下にラインを加えれば、さらにくっきりとした眉毛に仕上がる。間違えて描いてしまった場合は、綿棒やスクリューブラシでぼかして形を整えよう。
【BBクリーム】
BBクリームは肌トラブル全体を緩和し、色ムラを自然にするクリームだ。少量のクリームを数ヶ所につけてから、顔全体にムラなく伸ばしていく。
小鼻や目元は塗り忘れが起こりやすいため、スポンジを使ってしっかりカバーしよう。
【コンシーラー】
コンシーラーを使えば、気になるニキビや毛穴、青ひげをピンポイントでカバーできる。気になる箇所に一つずつ丁寧に塗っていく。
塗った箇所は指でなじませ、ぼかして自然にすることも忘れずに。塗りすぎると不自然になるため注意しよう。
■まとめ
本記事では、メンズメイクの基礎知識と簡単なやり方を解説した。
令和4年においては、男性がメイクをしても違和感がない時代に突入している。流行に乗り遅れないためにも、いまから勉強しておいても決して損はないはずだ。ぜひ本記事の内容を参考にし、メイクの知識・技術を深めていってほしい。
なお、今回紹介した内容は、メンズメイクにおける基本中の基本だ。もう少し詳しい内容を知りたい人は、男の隠れ家の今後の情報に注目してほしい。
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