77944時代の寵児からの熱きメッセージ「石ノ森章太郎と時代」

時代の寵児からの熱きメッセージ「石ノ森章太郎と時代」

男の隠れ家編集部
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|Featured Story|

770タイトルを超える作品数、幅広いジャンル―そして時代。石ノ森のマンガの魅力を語る上で欠かせないのは“時代”である。

戦後の復興を乗り越え、高度経済成長からバブル崩壊。激動の時代にあって、さまざまな問題を抱えながら人々はいつも何かにつき動かされていた、エネルギーに満ちたあの“時代”。

石ノ森の代表作とともに当時の世相を振り返りながら“時代の寵児”が作品に託したメッセージをひも解く。

産業から文化へ——、そしてさらなるフェーズへ進もうとしている今。石ノ森が作品を通して人々に問いかけた、人間らしさ、良心とは何か。

第一特集では改めて石ノ森の作品、その時代を振り返る。

第二特集は、石ノ森の漫画の表現方法に迫る。

あらゆる事象を描く石ノ森章太郎の“萬画”とは? 着想からコマ割り、読者によって描き分ける描線、あふれるユーモアまで、石ノ森の弟子でもあるマンガ家・すがやみつる氏に話をうかがった。

第三特集は宮城県石巻市のルポ。ここには石ノ森章太郎の作品をメインにした博物館がある。

石ノ森はなぜこの場所に博物館を造り、そして石巻をどんな場所にしようと考えたのだろうか。

|column|

生まれ故郷の登米のルポや肉筆回覧誌「墨汁一滴」をコラムにて紹介。

また、トキワ荘でともに若き日を過ごしたマンガ家・水野英子氏やアニメーション作家の鈴木伸一氏のインタビューなど、石ノ森やその作品を知ることができる内容となっている。

・石ノ森が生まれた故郷 登米
・【寄稿】石ノ森章太郎を支えた家族 故郷の両親と最愛の姉・由恵/今 秀生(マンガ編集者・ライター)
・上京のきっかけとなった肉筆回覧誌 『墨汁一滴』と手塚治虫
・石ノ森が過ごした青春の日々をたどる 聖地・トキワ荘を訪ねて
 【Interview】水野英子(マンガ家)/鈴木伸一(アニメーション作家)

“時代の寵児”からの熱いメッセージを、今なお色褪せない作品の数々とともに紹介する大特集号。本誌を読んだら、きっと石ノ森作品が読みたくなるはずだ。

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