軽量コンパクトでありながら本格派。「OM-3」の真価を確かめるべく、フォトグラファー野村雄治が、大谷資料館に撮影の旅へ出かけた。
※この記事は2025年7月号に掲載されたものです。
圧倒的な軽さと機能性 手に馴染む旅カメラの実力

近年、クラシカルなデジタルカメラが市場を席巻しているが、OM SYSTEMが2025年3月に発売したミラーレス一眼カメラ「OM-3」も高い評価を得ている。
その魅力は多岐に渡るが、496gという圧倒的な軽さや所有欲を満たす趣味性の高いデザイン、フラッグシップ機と同等の防塵・防滴設計、クリエイティブダイヤルの存在やカラー・モノクロプロファイルコントロールなど、作品の仕上がりを細かく設定できることがポイントだ。
今回そのOM-3の実力を確かめるべく、広告などで活躍するフォトグラファー・野村雄治が過酷な撮影環境での作品撮りを敢行した。場所は大谷資料館。必要最低限のライトアップのみが施された、地下神殿さながらの神秘的なロケーションだ。
「強力な手ぶれ補正を期待してすべて手持ちで撮影します。使用するレンズは25㎜の単焦点レンズのみ。本体とセットで持っても非常に軽く小さいので、コンパクトカメラのような手軽さがありますね」(野村)
WORK 01

「カラープロファイルを調整し自分好みの色が作れて面白いです。夢中になってしまいました」(野村)
気温10℃に満たない湿った独特な空気感の中、約1時間かけ撮影を行う。クリエイティブダイヤルを使いプロファイルコントロールなどを調整し、自分好みの作品を仕上げていく。
普段から仕事でフルサイズの一眼カメラを操る野村に、OM-3での撮影体験について魅力を聞いた。
「背面のグリップが手に馴染みしっかりホールドできました。高感度撮影をしても画質が荒れない。プロファイル調整も面白かったです。防塵・防滴の面でも不安はないので、登山やアウトドア環境、旅に最適なカメラだと実感しました」(野村)
WORK 02

「粒状フィルム効果のあるMONO2でトーンカーブを調整し、さらにザラっとした仕上がりに」(野村)
WORK 03

ISO感度12800で手持ち撮影。「写真を大きくしても問題ない画質だったので驚きました」(野村)
【PHOTOGRAPHER】
野村雄治 Yuji Nomura
1985年福岡県生まれ。日本写真芸術専門学校、講談社写真部アシスタントを経て、梶原英輔氏に師事。2017年に独立後は官公庁や各種法人、企業広告のほか、旅や食、音楽など様々なジャンルの媒体で撮影している。
「OM-3」が大人の旅カメラに最適な理由
撮影を楽しむことに特化した趣味カメラの最高峰。本格派ながら気軽に持ち出せる魅力とは?
理由1「趣味性の高いデザイン」

フィルム一眼レフ「OLYMPUS OM-1」の設計思想を継承し、洗練された美しさと操作性、所有欲を満たす高い質感を備えている。
理由2「安心の防塵・防滴性能」

IP53対応の防塵・防滴性能を備えるほか、耐低温-10℃を実現。堅牢で軽量なマグネシウム合金ボディーは過酷な環境下でも使用可能。
理由3「クリエイティブダイヤル」

プロファイルコントロールやアートフィルター等を調整するクリエイティブダイヤルを前面に搭載。手軽に仕上がり調整ができる。


寸法/(幅)約139.3㎜(高さ)88.9㎜(奥行き)45.8㎜ 質量/496g (付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし) 付属品/USBケーブル (CB-USB13)、ショルダーストラップ、取扱説明書、保証書、リチウムイオン充電池 (BLX-1) 実勢価格/26万4000円(税込)
公式HP:OM SYSTEM「OM-3」
撮影/野村雄治 文/田村 巴 撮影協力/大谷資料館
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