先日7月3日(木)にバッファロー・トレースの試飲会が開かれた。バッファロー・トレース蒸留所はアメリカ最古の蒸留所として知られ、「バッファロー・トレース」や「イーグル・レア」といった名酒は世界的に有名な逸品である。
ただ、「ウイスキーって、どうやって味わえば?」と思う人も少なくないだろう。そこで、試飲会で教えてもらったテイスティングのポイントをはじめ、同蒸留所が造るお酒の味わいについて紹介する。
■バッファロー・トレース蒸留所とは?

バッファロー・トレース蒸留所は、アメリカのケンタッキー州で創業したウイスキー蒸留所。250年にも及ぶ長い歴史の中で、禁酒法や大洪水といった苦境を乗り越え、全米最古のウイスキー蒸留所として確固たる地位を築いた。
同蒸留所では「バッファロー・トレース」をはじめ、「イーグル・レア」や「サゼラック・ライ」、「ウィートリー・ウォッカ」などを製造しており、世界的に根強いファンを持っている。

試飲会では、バッファロー・トレース蒸留所のマスターブレンダーを務めるドリュー・メイヴィル氏が登壇。テイスティングの方法やバッファロー・トレースが生み出すバーボンの美味しさについて教えてもらった。
また、料理研究家のコウケンテツ氏がスペシャルゲストとして来場し、バーボンに合う料理を解説してくれた。
■試飲した4銘柄の特徴

今回の試飲会で提供されたのは、同蒸留所のフラッグシップである「バッファロー・トレース」をはじめ、「イーグル・レア10年」「イーグル・レア17年」「パピーヴァンウィンクル23年」の4銘柄だ。
見た目には色の違いしか分からないが、実際にテイスティングで飲み比べてみると、それぞれの特徴を感じることができた。


ドリュー・メイヴィル氏によると、テイスティングで重要なのは五感を使うこと。ひと口目は舌がアルコールに慣れていないため、最初は慣らすために少し含み、3回目からはウイスキーの声に耳を傾ける。
ウイスキーがたどってきた歴史を想像しながら味わえば、甘みから香辛料のようなスパイシーさ、オークの香りがグラデーションのように感じられると言う。
また、「イーグル・レア17年」は同蒸留所のアンティークコレクションの一つに数えられるが、17年4ヶ月にわたって熟成していると、86%が“天使の分け前”として蒸発してしまう。たった14%しか残らない希少なバーボンの歴史に思いを馳せながら味わうと、また違った味わいが感じられるかのようだ。
■「山」では2銘柄の提供がスタート


試飲会の会場となったのは、ワンランク上の世界の山ちゃんとして2024年12月にオープンした「山」である。同店では「バッファロー・トレース」と「イーグルレア10年」の提供を開始したので、気になる方はぜひ足を運んでみてほしい。
特におすすめのメニューは、今回の試飲会でも提供された「幻の手羽先」や「和牛ヒレステーキ」。バーボンと合わせても、ガツンと来る肉の味わいに引けを取らない。
山は落ち着きのある空間が広がっているため、バーボンや食事のマリアージュをゆっくりと堪能できる。気になる方は、同店でその味わいを確かめてみてほしい。
【山 ワンランク上の世界の山ちゃん 有楽町店】
住所:東京都千代田区有楽町2丁目3-2 3F
営業時間:16:00~23:30(土日祝は12:00~23:00まで)
公式HP:「山」
■数量限定発売の2大コレクションも要チェック!
最後に、耳寄りな情報を紹介する。バッファロー・トレース蒸留所のプレミアムコレクション「BTAC(バッファロー・トレース アンティークコレクション)」と「ヴァンウィンクル限定シリーズ」が2025年8月より数量限定で順次発売される。
ものによっては1本50万円以上するものもあり、なかなか手が出せないかもしれないが、バーや飲食店などで見かけたときは、ぜひ味わってみてほしい。
代表は1992年、大阪府出身。出版社、編集プロダクションで書籍・雑誌の制作に携わり、独立後の2019年には記事制作会社「合同会社エーライト」を設立。月刊誌『男の隠れ家』の編集としてお世話になった経緯もあり、現在は「男の隠れ家デジタル」でも記事制作を行っている。
仕事ばかりしすぎて「趣味ってなんだっけ?」と思いつつも、取材先やネタ探しで出会うものに影響を受けがち。毎年のように和歌山でワーケーションを行ってるほか、最近は別府温泉にハマり、半年で4回も訪れるほど。生粋のキッチンドランカー。
