106064【3大グルメ企画】第七章、神保町「キッチンきらく」編|ちいさな優しさがつまった、“神保町のキッチン”

【3大グルメ企画】第七章、神保町「キッチンきらく」編|ちいさな優しさがつまった、“神保町のキッチン”

男の隠れ家編集部
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【3大グルメ】は、日本人が大好きな人気グルメ「ラーメン」「カレーライス」「ハンバーガー」を提供する、こだわりの飲食店を紹介していく連載企画です。

セレクトのポイントは「老舗」と「老舗店主のおすすめ店」。今回は、神保町の路地裏で静かに愛され続ける【キッチンきらく】をピックアップ!

丁寧に仕込まれた稲庭中華そばや黄色いカレーライス、季節を感じる冷がけ中華そば。肩の力を抜いて味わえる一皿と、まっすぐなスタッフたちの思いに迫ります。

■ちいさな優しさがつまった、“神保町のキッチン”

こだわりと優しさがふんだんに散りばめられたキッチンきらく

神保町駅から徒歩数分。細い通りをふっと入ったところに、【キッチンきらく】はある。看板に大きく書かれた「きらく」の文字。扉を開ければ、ほんのりと漂う出汁の香りと、どこかほっとする空気感が迎えてくれる。

「ラーメンもカレーも気張らず、気負わず、気楽に食べに来てほしい」。そんな思いから名づけられた店名の通り、ここは料理にも人にも“力まなさ”が宿っている場所だ。

おなかを満たすだけでなく、心も少し軽くしてくれるオアシス的な空間が神保町の一角にある。

■出汁が香るやさしい一杯「稲庭中華そば」

稲庭中華そば 1100円(税込)

まずおすすめしたいのが「稲庭中華そば」。秋田名物・稲庭うどんを彷彿とさせる、中細で滑らかな喉越しの良い麺を、丁寧にとったスープに浮かべた、温かくてやさしいラーメンだ。

親の丸鶏の出汁に、鶏油を加えたスープは、ぐいぐい飲み干せるほど軽やかながら深い味わい。飲みすぎた翌日や、なんとなく体調が不安な日にも、そっと寄り添ってくれるような一杯だ。

■夏の風物詩「冷がけ中華そば」で味わう静かな清涼感

南高梅と茗荷の冷がけ中華そば 1520円(税込)

暑い季節に登場する「冷がけ中華そば」は、シンプルながら感動のある一杯。氷水でしっかり締めた稲庭麺に、キリッと冷たい出汁が注がれ、見た目も涼しげな仕上がりだ。

透明感のある出汁に喉越しの良い麺が、暑い夏の食欲のない日でも箸の進む清涼感のあるひと品。

暑くて長い夏も乗り切れそうなくらい元気の出る蒸した南高梅は心も体も癒される

トッピングは低温調理のしっとりチャーシュー、ミョウガ、お店のおすすめでもあるアクセントの南高梅など、どれも麺との相性が抜群で、一つひとつの仕事が細かい。

一気に食べ終えたあと、体の中まで静かに冷えていくような、そんな心地よさが残る。「冷やし中華」とはまったく異なる、凛とした“冷たい麺料理”を体験できる【キッチンきらく】ならではの一皿だ。

■食欲をそそるスパイス香「黄色いカレーライス」

懐かしい味わいのキッチンきらくのカレーライス1,070円(税込)

ビジュアルから気になるのが、この店の名物「黄色いカレーライス」。スパイスの香りと、国産豚ばら肉の旨みがぎゅっと詰まった一皿は、見た目も鮮やか、味もクセになる。

見た目は鮮やかでも、味わいはどこまでもやさしく、しっかりと深みがある。すっと体に染み込むような口当たりが印象的だ。具はシンプルに豚肉と玉ねぎのみで、派手な演出は一切ない。

店内に飾られたレトロなデザインの張り紙も印象的!

最後の一口まで自然に食べ進められる、凛とした一皿がそこにはある。酒悦(しゅえつ)の福神漬の味わいもたまらない。

「重たくないのに満足感がある」とリピーター続出の人気メニュー。カレー好きにはぜひ試してもらいたい一皿だ。

■店で手作り、こだわりの「きらくの味」を毎日丁寧に

【キッチンきらく】の魅力は、料理の味だけではない。店主の言葉や立ち居振る舞い、静かに流れる空気、そのすべてがこの店の“調味料”になっている。

木のぬくもりと静かな光に包まれた、きらくのカウンター席。ひとりでも気軽に過ごせる心地よさがここに。

「がんばれない日にも、ここだけは変わらず開いていてほしい」。そんな声が常連の間で自然と生まれるのは、きっとこの店が、日々のなかで“居場所”になっているからだろう。

早朝3時からの仕込みも、「きらくの味」を毎日丁寧に心を込めて準備している。一切手を抜かない、こだわりの味がここにはある。

ふらりと女性ひとりでも入りたくなる温かみのあるお店

■一皿の奥にいる人の顔が浮かぶ。まっすぐなチームがつくる場所

店主の月舘さんは「食」に対して真摯に、「お客さま」に対して、そして「スタッフ」に対して優しくありたいと話してくれます。女性でも働きやすく、ママたちも気軽にそして一生懸命にお店に立つ姿も印象的だ。

【キッチンきらく】の味には、どれもまごころが伝わるのはそんな店主の思いが溢れているからだろう。

店主の月舘 志乃ぶさん

店頭で販売されている名物の「きらく焼き」もまた、そんな“きらくの空気”をお持ち帰りできる存在だ。

手のひらサイズのふんわり生地に、あんやクリームが詰まった素朴な焼き菓子は、お土産にもぴったり。思わず誰かに手渡したくなるような、やさしさが詰まっている。

Shop Data
キッチンきらく

東京都千代田区神田神保町 1-5 M2神保町
営業時間/月・木・金11:00~15:00(Lo 14:30)、土日祝11:00〜17:00(Lo 16:30、火曜11:00〜15:00(Lo 14:30)、18:00〜20:00(Lo 19:30)
定休日/水曜・第3火曜
アクセス/都営新宿線・都営三田線・東京メトロ半蔵門線「神保町駅」徒歩3分

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