56842「もう二度と食べられない!?」すでに販売終了している懐かしい駄菓子5選!

「もう二度と食べられない!?」すでに販売終了している懐かしい駄菓子5選!

男の隠れ家編集部
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ときは令和4年、平成の余韻が薄れ始めてきた頃だろうか。昭和の時代はもうかなり昔のことのように思える。

昭和の時代と言えば、小さい頃に買っていた駄菓子を思い浮かべる人もいるのではないだろうか? 両親の実家に遊びに行ったとき、行きつけの駄菓子屋が楽しみで仕方がなかった。いまでは懐かしい良い思い出だ。

当時買っていた駄菓子の多くは、一部ネットショップやスーパーで販売されている。しかし、中には販売を終了しており、二度と食べることのできない駄菓子も存在する。

そこで今回は、すでに販売終了している懐かしい駄菓子を5つ紹介しよう。当時の懐かしさがきっと込み上げてくるはずだ。

■1.らあめんババア

駄菓子の定番である「らあめんババア」は、2020年8月31日に生産を終了している。1994年に発売されたこの駄菓子は、チキン味の乾燥ラーメンを細かく砕いたようなお菓子だ。

人によって食べ方が異なるのが特徴で、手づかみで1つずつ食べる人もいれば、ガバっと一気に口に放り込む人もいる。

また、「らあめんババア」をチキンラーメンのようにお湯に浸して、「なんちゃってラーメン」として食べていた人もいるだろう。

販売終了した理由は、主に原材料費の高騰だとされている。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、商品の安定供給が難しくなったためだ。

駄菓子屋へ行くたびに買っていた商品だけあり、販売終了の事実を知ったときは軽いショックを受けた…。

■2.史上最長の超ひもQ

明治が1993年に発売した「史上最長の超ひもQ」は、2019年7月に生産を終了している。生産を終了した主な理由は、生産設備の老朽化だとされている。

126cmという長い1本のグミ「史上最長の超ひもQ」は、楽しく食べられる駄菓子として人気が高かった。似たようなグミは多数あるものの、美味しさと楽しさを両立しているこの商品には思い出がたくさんある。

当時から人気の駄菓子だけあり、生産終了に対してショックを受ける人もいるだろう。なお、生産終了を聞きつけて本商品を買い漁る人が続出した。それほど人気の高い商品であり、多くの人から愛されていたことがわかる。

■3.明治 カルミン

「明治 カルミン」は、大正時代から愛され続けた超ロングセラー商品だ。約90年の歴史は2015年3月に幕を閉じた。

スッキリとした味わいのタブレットお菓子で、水色の包装紙に赤と黄色の文字が印象的だった。昔ながらのこの商品には、根強いファンがたくさんいたはずだ。

しかし、市場環境の変化を理由に販売終了となってしまった。生産終了の告知物を撮影したツイートは当時話題となり、「さびしい」「ショック」などの声が多数上がった。

■4.元祖 梅ジャム

駄菓子屋の定番商品だった「元祖 梅ジャム」。梅の花本舗(東京・荒川、現在廃業)の社長が約70年にわたって1人で製造し続けてきたのだが、高齢を理由に生産を断念した。

「元祖 梅ジャム」は、小さなビニールに詰められた甘酸っぱい梅味のジャムだ。そのまま吸ったり、丸せんべいに塗ったり、パンにつけたりなど、その楽しみ方は無限大である。

団塊世代にとって、この駄菓子は非常に懐かしいはずだ。唯一無二のあの味を楽しめなくなるのを残念に思う人も多いだろう。

■5.トンガリ菓子

昭和を代表するザ・駄菓子として愛されてきた「トンガリ菓子」は、2018年8月末をもって生産を終了した。

ソフトクリームを小さくしたような駄菓子で、コーン部分のサクサクとした食感が魅力的だ。また、クリームの代わりに入っているゼラチンは、ひと口かじるだけで優しい甘さが口いっぱいに広がる。

そのまま食べる人が多数派だが、通の人は本物のアイスクリームの上に乗せて食べていたそうだ。

生産終了の主な理由は、製造元の井桁千(いげせん)製菓の廃業によるものだ。しかし、廃業後は坂製菓という別メーカーに製造が引き継がれ、復活販売を遂げている。

まったく同じお菓子ではないが、当時のトンガリ菓子と同じ味わいを楽しむことができる。

■まとめ

本記事では、すでに販売終了している懐かしい駄菓子を5つ紹介した。

当時の駄菓子は一部ネットショップなどで購入できるものが多数だが、中には販売を終了している商品も存在する。

二度と味わえない駄菓子があることは非常に悲しい。「子供の頃に食べたあの味が忘れられない」という人も中にはいるだろう。

また、販売終了しているのは駄菓子だけでなく、「ベアーズチョコ」や「ピンキー」、「ピックアップ」などのお菓子も生産されていない。

これらお菓子を食べることは二度とできないが、当時の楽しかった、美味しかった思い出は永遠に残り続けるだろう。

編集部
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いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。

我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。

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