98079鹿児島「濵田酒造」会心の一撃に酔い、本格麦焼酎「うかぜ」の美味しさに迫る

鹿児島「濵田酒造」会心の一撃に酔い、本格麦焼酎「うかぜ」の美味しさに迫る

男の隠れ家編集部
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目次

鹿児島の酒といえば芋焼酎。けれど最近、有名な酒蔵が麦に力を入れ、とっても美味しい麦焼酎が完成したとのこと。一杯やりにいかねば!

伝統の焼酎蔵が造ったすごい“麦”!

ほろ酔い編集・田村巴のちょっと一杯やらないか?【特別編】

皆さん、最近焼酎を呑んでいますか? 今月の「ちょっと一杯やらないか?」は特別編と銘打ち、焼酎の一大産地である鹿児島県へと出張しちゃいます。

鹿児島といえば県内に100を超える焼酎蔵があるといわれ、その数は他のライバル県を差し置いて日本一。

そんな焼酎大国へなぜわざわざ呑りに行ったのかというと、「海童(かいどう)」や「だいやめ」で知られる濵田(はまだ)酒造が、新たに生み出した本格麦焼酎「うかぜ」が、何やらべらぼうに旨いとのこと。

新商品に目がないワタクシとしては酒造さまから「ちょっと味見に来ませんか?」とお誘いされたら、一つ返事ですぐ行くわけです。

濵田酒造は明治元(1868)年に鹿児島県いちき串木野市で創業した老舗の焼酎蔵。

地場の菜種油を製油する種子油屋として財を成した創業者の濵田伝兵衛が本格的な酒造りを始め、以来「市来(いちき)焼酎」として今日までの150余年にわたり地域の人々はもとより、日本中で愛される焼酎を造り続けています。

火山灰を含む鹿児島県のシラス台地は稲作には向かず、主にサツマイモや大豆、菜種が作られ、なかでもサツマイモは貴重な主食として古くから薩摩の人々に愛されました。

そんな命を繋ぐ大切なサツマイモは、県民の誇りでもあるわけです。だからこそ鹿児島の酒といえば芋焼酎であり、県民はこぞってこの酒を呑み、愛しているのであります。

さて。芋、芋と芋の話ばかりですが今回の主役は麦。一般的に芋焼酎のイメージが強い濵田酒造ですが、実は麦焼酎の銘柄も多いのです。

代表的な銘柄は樽で貯蔵熟成した「隠し蔵」。琥珀色に色付いた美味しいお酒です。

そして2023年9月に発売された「うかぜ」。特徴は4種の原酒を1%単位でブレンドした、甘くて芳ばしい豊かな味わいが楽しめるとのこと。あぁ、早く呑みたいので酒蔵見学へすぐさま向かいましょう!

濵田酒造の傳藏院(でんぞういん)蔵は現在、多くの商品を仕込むメインの蔵。ここで「うかぜ」も日々、仕込まれています。

今回は濵田酒造の焼酎の味を決めるブレンド室長の大園栄作さんに案内していただき、製造工程を隅から隅まで見学。麦本来の甘く芳ばしい「うかぜ」の味の秘密に迫りました!

■美味さのヒミツ Part.1

仕込みから完成までを知りたい!
「うかぜ」を造る酒蔵へ潜入

濵田酒造に3つある酒蔵のうち最も多くの焼酎を生産する傳藏院蔵。「うかぜ」がどのように造られて美味しくなるのか、潜入取材!

1.まずは基本をおさらい

醸造酒に比べて遥かに複雑な工程を経て造られているのが蒸留酒の焼酎だが、濵田酒造ではこの製造法は150年以上変わっていないという。大園さんはその複雑さに「昔の方はすごい製造法を見つけました」と笑う。

2.日々、大量の仕込みを行う

「うかぜ」のベースとなるのは麦麹。写真は原料の麦を洗って浸水させる工程。麦はこの装置をコンベアで移動しながら水切りされ、連続蒸米装置に送られる。麹造りに最適な外硬内軟の蒸麦が出来上がるのだ。

3.2日目の酵母が活発に発酵

蒸麦は麹菌が付けられ発酵に必要な酵素やクエン酸が生成された麦麹になり、酵母と合わせ発酵が行われる仕込み工程へ。写真は仕込み2日目でブクブクと活発に発酵するタンクの様子。フルーティな香りがする。

4.蒸留を経て原酒が完成

仕込みが完了したもろみを蒸留する作業。蒸留機で加熱し発生した蒸気を冷却して原酒を取り出す。濵田酒造では大量生産でありながら、安定して品質や温度管理を徹底するハイテクなシステムが備わっている。

5.「うかぜ」の原酒4種と完成品をテイスティング

「うかぜ」は、①麦らしい風味の「芳薫」②コクのある「樽熟」③スムースな口当たりの「芳醇」④洗練されたクリアな「淡麗」、これら4つの原酒をブレンドする。原酒を飲み比べるとどれも個性豊かな味わいである。

■美味さのヒミツ Part.2

製品開発の責任者・大園さんに聴く
「うかぜ」の美味しさの秘密とは?

「うかぜ」がどのように造られているのかを学んだところで、なぜこれほど手間の掛かった麦焼酎を開発したのか、その原動力と開発秘話を大園さんに伺いました。

大園さんは毎朝のイカ釣りと仕事後の晩酌が生きがい。

──「うかぜ」の開発に至った経緯と、美味しさの秘密とは?

田村 まず素朴な疑問ですが、なぜ芋ではなく麦で新商品を造られたのでしょうか?

大園 鹿児島といえばやはり芋ですが、弊社では50年ほど前から麦焼酎も造っており製造量では芋と半々くらいです。つまり麦焼酎を造る技術も設備もあるんです。特に最近の市場を見ると麦でしっかり良いものを造って、トップを狙いたいというのが始まりです。

田村 それは全国レベルで?

大園 そうです。西日本では芋が主流ですが、関東以北だと麦を好む方が多いですよね。

田村 確かに。焼酎ブームで芋を知った50代以降は別として、若い方は麦を好むかもしれません。そこで新たに生まれた「うかぜ」の評判はいかがですか?

商品名は鹿児島弁の大風(おおかぜ)に由来する。

大園 地元では「うかぜ」の特徴ともいえる“甘芳ばしさ”が芋に慣れた人にも美味しく感じるようです。鹿児島県民は淡麗な味わいの焼酎は水に感じるんです(笑)

田村 なるほど確かに。先ほどテイスティングしました。4つの原酒と「うかぜ」をいただきましたが正直どれも全部美味しかった。原酒もそのまま売っても良いんじゃないと思うほどでした。

大園 4つの原酒は麦本来の芳ばしさがある「芳薫原酒」と、雑味がなく紅茶のような豊かな香りが特徴的な「芳醇原酒」、オーク樽で熟成してコクとほのかな甘みがある「樽熟原酒」、瑞々しくフルーツのような香りがクリアな「淡麗原酒」があります。

田村 どれも個性が違いました。そして「うかぜ」はその個性のまとまりが気持ち良かった。芋を思わせるような甘みもありました。

大園 1%単位でブレンドして全ての原酒が必ずどこかで顔を出すような比率です。この作業だけは機械ではできない部分です。また、温度帯で風味や味わいが変わります。そして食事にも合います。外でも家でもどんな場所にも合う明るいお酒なので、まずは一口飲んで頂けると嬉しいです。

大園さんの手でブレンドした「うかぜ」が市場に大きな風を吹かせる。

濵田酒造 ブレンド室長
大園栄作(おおぞの えいさく)さん

1998年入社、製造一筋でブレンダーとしてのキャリアは20年を超える。社内制度でもある唎酒師試験には15年連続で合格。釣りが趣味で日々焼酎の肴を自分で釣っている。

■美味さのヒミツ Part.3

焼酎は食事と合わせるのが楽しい!
「うかぜ」の美味しい呑み方

べらぼうに旨い「うかぜ」はどうやって味わうのがオススメか地元で人気の「居酒屋のすけ」で料理とのペアリングを楽しむ!

原口さん曰く「芋焼酎を多く扱っていますが、麦焼酎はうかぜしか置いていないんです」とのこと。

地元料理と「うかぜ」を呑らなきゃ帰れません。てなわけで鹿児島市内で焼酎と美味しい料理が味わえる「居酒屋のすけ」さんへ。

マスターの原口さんはモデルのような“よかにせ”で料理の腕も良し。さっそく「うかぜ」のオススメな呑み方を聞きました。

「うかぜは芋が主流の鹿児島の中でも“映える”麦焼酎。仕事や観光で鹿児島に訪れた方におすすめすると、みんな喜んで呑んでくれます。芋が苦手な人でも、本格焼酎の美味しさを堪能できるので、鹿児島の焼酎の入り口にぴったりだと思います。僕はソーダ割りが好きですが、水割りもお湯割りも全て味わいや風味が変わるので、それぞれ自分好みの飲み方を探してもらいたいお酒です」

というわけで水割り、お湯割り、ソーダ割りを郷土料理と共に味わうことに。いやぁ、どれも甲乙つけがたい。気分と料理で呑み分けられるオールマイティな焼酎です。すごい酒が登場したなぁ。

●オススメ呑み方1
フルーティーな「水割り」

「がんこ鶏のたたき(1280円)」やさつま揚げと一緒に味わうと、どちらの旨味も引き立つ。

●オススメ呑み方2
甘芳ばしい「お湯割り」

「黒豚のなんこつ煮(780円)」や油料理と相性が良く、口の中で甘い香りが料理と融合する旨さ。

●オススメ呑み方3
初心者に最適「ソーダ割り」

特別にパッションフルーツの果実入りソーダ割りを「カルパッチョ(980円)」と。もうこれ優勝。

鹿児島の酒と肴が揃う!
居酒屋のすけ
 
地元はもちろん旅人にも愛される鹿児島居酒屋。人も料理も良し!

鹿児島県鹿児島市山之口町9-30 高橋ビル1F
TEL:099-225-9055
定休日:日曜
営業時間:18:00〜0:00(LO 23:30)

【本格麦焼酎】
世界三大酒類コンテストの一つ
「IWSC2024」焼酎部門で金賞受賞!

鹿児島の老舗・濵田酒造が麦焼酎市場へ本格的に参戦の狼煙を上げる「うかぜ」。ビスケットやパンを思わせるような甘芳ばしさが特徴で、麦本来の味わいも楽しめる上質な仕上がり。

本格麦焼酎 うかぜ
アルコール:25度
希望小売価格:1800ml瓶 2195円、900ml瓶 1166円
公式HP:本格麦焼酎 うかぜ 特設サイト

information

酒蔵見学が楽しめる
「濵田酒造 伝兵衛蔵」

濵田酒造には3つの酒蔵がありそれぞれに事前予約で見学が可能。中でもこの伝兵衛蔵は伝統の酒造りを見学できるほか、隣接の売店では焼酎の試飲や買い物、レストランでは郷土料理などの食事と焼酎のマリアージュも楽しめるのでオススメだ。

鹿児島県いちき串木野市湊町4-1
TEL:0996-36-3131
定休日:水曜
蔵見学:要事前予約・大人500円
売店:9:00〜17:00
レストラン:ランチ11:00〜15:00(LO 14:00)、ディナー18:30〜22:00(ディナーは予約のみ)
公式HP:濵田酒造

文/田村 巴 撮影/Noriy.k 取材協力/濵田酒造

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