日本で最小規模のウイスキー蒸留所として知られる「長濱蒸留所」は、アメリカ・シカゴのKOVAL蒸溜所から樽の提供を受け、その樽で熟成したフラッグシップブランドのAMAHAGANから「AMAHAGAN World Malt Edition KOVAL」の発売を発表。2024年8月6日より販売を開始する。
KOVAL蒸溜所とは?
ウイスキー好きの間で注目されるKOVAL蒸溜所は、2008年にアメリカ・シカゴで設立され、創立からわずか10年で全米最大規模の蒸留所となった。国際的な賞は国内だけでなく世界中から数多く受賞している。
主に原材料ごとの特性を活かしたコンセプトのウイスキーやジンの蒸留を得意とし、品質に妥協を許さない姿勢が世界規模で注目される蒸留所となった所以と言えるだろう。
ミレットやライ、バーボン、フォーグレーンなどのシングルバレル・ウイスキーやクラフトジン各種は、原材料から樽に至るまですべてアメリカ合衆国農水省オーガニック認定を受けたものだけを採用し、世界で最も難しい食品規定の1つといわれる「コーシャ」の認定も受けている。
そのKOVAL蒸溜所の樽で熟成した「AMAHAGAN Edition KOVAL」
長濱蒸留所ではKOVAL蒸溜所で使用していた樽で、AMAHAGAN Edition No.1を2022年3月に樽詰めし、2年3ヶ月の熟成の後、2024年6月に払い出しを行った。
モルトウイスキーでありながら、アメリカンウイスキーのフレーバーがしっかり乗った樽感で、華やかなバニラを想わせるフローラルさが絶妙に融合している。
KOVAL RYEカスクを中心に、アメリカンオークカスクやミレット(キビ)だけを使用したミレットカスク、フォーグレインカスク、オーツカスク熟成原酒を慎重にヴァッティング。すべてKOVAL樽のみでの熟成を行った1本だ。
【テイスティングノート】(公式より)
煌びやかな琥珀色パインやマンゴー、パッションフルーツを想わせるトロピカルなトップノート。時間経過と共に仄かなスパイシーさと綿菓子の様な甘味が全体を包み込みKOVAL樽由来のウッドのアクセントが心地よく残る。
口当たりは非常に滑らか。熟したリンゴや焼き立てのパイを想わせる甘くシリアルなテイスト。アフターではドライ且つスパイシーなアクセントがウイスキー全体の味わいをより引き立たせる。
公式オンラインショップでは発売に先立ち、予約受付を開始している。数量限定の貴重な1本、ぜひ味わってみてほしい。
【商品概要】
製品名:AMAHAGAN World Malt Edition KOVAL
価 格:8250円
発売日:2024年8月6日(予約受付中)
公式HP:公式オンラインショップ
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