料理をしようと食材を買い込んだものの、食材を処理できずに腐らせてしまうことはないだろうか? あまった食材をどう調理すれば良いかわからないという男性も多いだろう。
そこで本記事では、冷蔵庫のあまり物で作れる簡単レシピを紹介しよう。食材をつい腐らせてしまう人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
■食材を腐らせないための対策
まずは食材を腐らせない対策を解説する。少しでも食費を無駄にしないためにも、必ずチェックしておこう。対策は大きく分けて以下の3つがあげられる。
【肉や魚は冷凍する】
特に肉や魚は腐りやすい食材なので、調理しない場合はすぐに冷凍しよう。わざわざ小分けにするのが面倒な人は、タッパーのまま冷凍しても良い。風味や食感は多少失われるが、腐らせるよりはマシである。
【野菜は全て使い切る】
野菜は少しだけ残しておくと使い道に困ってしまうため、購入した野菜は全て使い切ろう。
また、最初から使い切れないとわかっている場合は、購入する時点で小さいサイズを選んでおこう。店頭に小さいサイズが並んでいなくても、店員に頼めばカットしてくれることもある。
【消費期限の長さを意識する】
同じ食材でも加工方法によって消費期限が異なるケースもある。例えば、フレッシュのトウモロコシやトマトであれば、消費期限が短くて腐りやすい。一方で、コーン缶やトマト缶の場合は長期保存が可能である。
このように、消費期限の長さを意識して食材を購入すれば、同じ食材でも腐りにくくすることができる。食材を買いすぎてしまう人は意識しておこう。
■冷蔵庫のあまり物で作れる簡単レシピ
食材を腐らせない対策がわかったところで、冷蔵庫のあまり物で作れる簡単レシピを紹介しよう。調理方法は簡単なので、今日からすぐに実践できるはずだ。
【具材たっぷりミネストローネ】
「スープなんて作ったことがない!」という人でも簡単に作れるミネストローネを紹介する。あまった野菜を炒めて煮るだけなので、短時間でサッと作ることができるだろう。
<必要な材料>
・人参
・玉ねぎ
・キャベツ
・あまった野菜
・ソーセージ
・にんにく(みじん切り)
・ホールトマト缶
・コンソメの素
・ピュアオリーブオイル
・塩コショウ
<手順>
①野菜とソーセージを1cm角にカットする
②鍋にピュアオリーブオイルとにんにくを入れて軽く炒める
③カットした野菜とソーセージを炒めてホールトマトを潰しながら加える
④水とコンソメの素を加えて中火で10分ほど煮る
⑤塩コショウで味を整えて完成
最後に味を調整するため、そこまで水の量にこだわる必要はない。普段料理をあまりしない人でも、安心して調理できるはずだ。なお、ほうれん草や小松菜などの葉物を加える場合は最後に入れよう。
【あまり物で作る簡単ペペロンチーノ】
野菜だけでなく肉や魚を余らせている場合はパスタがおすすめ。野菜も同時に処理できるほか、2〜3食分を一気に作ることが可能だ。
<必要な材料>
・あまった野菜
・あまった肉や魚
・唐辛子(鷹の爪)
・にんにく(みじん切り)
・ピュアオリーブオイル
・塩コショウ
<手順>
①あまった野菜、肉、魚を一口大にカットする
②大きめの鍋にお湯を沸かしてパスタを入れる
③フライパンにピュアオリーブオイルとにんにくを入れて香りが出るまで炒める
④カットした具材と唐辛子を入れて火が通るまで炒める
⑤茹で汁をフライパンに少し入れてパスタが柔らかくなるまで待つ
⑥茹で上がったパスタと具材を合わせて混ぜ合わせる
⑦水分が少なくなったらフライパンを10回ほど振って乳化させる
⑧塩コショウで味付けして完成
にんにくは焦がさないようにしっかり炒めよう。にんにくの風味が全体に広がり、美味しく仕上げることができる。
また、フライパンを大きく振るのは乳化させるタイミングだけで良い。振りすぎるとフライパンの熱が逃げてしまうため注意が必要だ。
■まとめ
本記事では、冷蔵庫のあまり物で作れるレシピを紹介した。テレワークやプライベートで忙しく、食材をつい腐らせてしまうという人におすすめだ。
筆者も料理をする気満々で食材を買いそろえるものの、調理するのが面倒になり、食材を処理しきれないことが多々ある。同じような境遇の人は、ぜひ本記事で紹介した簡単レシピを参考にしてみてほしい。