「宇宙に行ってみたい」「宇宙ってどんな場所だろう?」など、男性なら一度は宇宙に憧れを抱いた経験があるのではないだろうか。あるいは、宇宙を舞台にしているアニメや漫画を見て影響された方もいるだろう。

今開催している「TeNQ 宇宙兄弟展#3」の元となっている漫画「宇宙兄弟」は、まさにそんな男の子たちの憧れを描いた作品と言える。TeNQでは、宇宙兄弟とのコラボ企画は3回目だ。これまでも男の憧れる展示を披露してきた宇宙兄弟展だが、今回はどのような展示を見せてくれるのだろうか。

第1回目の展覧会から参加している方も、これまで宇宙に興味を持ったことのない方も、ぜひ宇宙を感じられる場所へ足を運んでみてほしい。

●宇宙兄弟とは?

宇宙兄弟は、2007年から「モーニング」で連載開始された漫画である。幼い頃に「一緒に宇宙飛行士になろう」と約束をした兄・六太(むった)と弟・日々人(ひびと)が、宇宙飛行士になるまでの道を描いている。ただ宇宙に行く話ではなく、宇宙飛行士になるまでの葛藤や日常が描かれている、今までありそうでなかったストーリーだ。2012年には実写映画化とテレビアニメ化、2014年にはアニメ―ション映画まで制作された。

●TeNQ 宇宙兄弟展#3は、宇宙を知る展覧会

「宇宙兄弟展覧」と聞いて、どう思われただろうか。漫画やアニメを知る人は「宇宙兄弟の絵コンテなどを飾る展覧会」と思った人も少なくないだろう。しかし、TeNQ 宇宙兄弟展#3は決して、アニメや漫画作品の展覧会ではない。

もちろん宇宙兄弟を紹介するコーナーもあるが、本展は宇宙そのものを知ることのできるコーナーが充実しているのだ。これは、宇宙兄弟を知らない男性でも興味を持つのではないだろうか。今回の展覧会の中で、とくに注目すべき展示について紹介していこう。

▼「宇宙兄弟」の宇宙飛行士

まずは、作中に登場する宇宙飛行士のキャラクタープロフィールや、名セリフを紹介するコーナーだ。宇宙兄弟ファンではない限り楽しみにくいゾーンとも言えるが、ファンにはたまらない展示だろう。ファン同士で好きなキャラクターの名セリフを思い出し、子どもの頃のようにはしゃいでみてはどうだろう。

▼宇宙飛行士の生活

「宇宙兄弟」のエピソードを交えながら、宇宙での食事や運動、仕事など、宇宙飛行士の1日の過ごし方を知ることのできる展示だ。幼い頃に「宇宙ではどんな食べ物を食べるのだろう?」「宇宙で走ることは可能なのか?」などと考えたことはないだろうか。

こうした幼い頃に感じた宇宙についての疑問を解消できるため、宇宙兄弟を知らない人でも心が踊ること間違いないだろう。

▼月ミッションとリアル

作品の中で南波六太が月で洞窟を発見したエピソードや、月面での天文台建設など、作品内で行われているミッションについて、現実的にできるかどうかを探る展示だ。これは、漫画とのコラボだからこそできる企画と言える。

宇宙兄弟に限らず「漫画でやっていることは現実でできるのだろうか」そんな疑問を感じた男性は少なくないはずだ。宇宙兄弟がどれだけリアルに宇宙を描いているのかを、知ることができるだろう。

●宇宙を楽しむか? SFを楽しむか?

「TeNQ 宇宙兄弟展#3」は、宇宙好きにもSF好きにもどちらにもおすすめの展覧会だ。SF目線かリアルな目線かによって、展覧会の楽しみ方は変わってくるだろう。

また、宇宙兄弟をきっかけに本物の宇宙環境に興味を持つ方もいれば、宇宙をきっかけに宇宙兄弟に興味を持つ方もいるはずだ。本来、SF派とリアル派はぶつかり合いそうなものだが、そこには「少年の頃の憧れ」が共通している。

ぜひTeNQ 宇宙兄弟展#3に行く際には、大人の男としてではなく、少年のような気持ちで楽しんでほしい。

「TeNQ 宇宙兄弟展#3」の詳細
住所:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内 黄色いビル 6階 Tokyo
会期:2021年11月17日(水)〜2022年2月28日(月)まで
開館時間: 11:00〜18:00、土・日10:00~19:00まで(入館は閉館の1時間前まで)※日によって開館・閉館時間が前後する場合もあります
観覧料:(前売り)大人1,700円、学生1,400円、65歳以上・4歳〜中学生1,100円(当日)大人1,800円、学生1,500円、65歳以上・4歳〜中学生1,200円