97657リビングの壁裏に隠された 籠もり感のあるミニ書斎|小さな秘密基地

リビングの壁裏に隠された 籠もり感のあるミニ書斎|小さな秘密基地

男の隠れ家編集部
編集部

■家族の気配を感じながら ひっそり籠もれる空間

●広島県/T邸

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

仕事でパソコンを使うことが多いTさんは新居を建てるにあたって、自分が籠もって作業ができ、かつ趣味のゲームも楽しめるスペースが欲しいと考えていた。

「希望をメーカーに伝えたところ、提案されたのはまさかのテレビの裏側でした。思いも寄らない場所に最初は驚きました」

奥の扉を閉めると、一見してそこに部屋があるとは思えない。隣の和室の引き戸とも素材を合わせている。
テレビ台の裏にある小さな書斎。スペースが小さいので、極力物を置かずに使いやすいようにしている。
リビング奥、ミニ書斎の右側には和室空間。

リビングに大きな間仕切りを造り、その裏側に二畳ほどの書斎スペースを造った。間仕切りにテレビを掛け、その右側に開閉できる隠し扉を設置している。

メインの照明は広いリビングを明るく照らしてくれる。
リビングの脇にある階段下のデッドスペースも、オープンな書斎として机を置いて活用している。

ミニ書斎の内装はシンプルで使いやすさを重視。デスクを照らすライトと空間を照らすライト、2種類のライトを使い分けることで、ほど良い明るさをキープしている。

プリンターや書類はデスク上に設けた造り棚へ。デスク正面のマグネットウォールは大切な紙資料を保管して置けるのが嬉しい。

正面の壁は磁石でいろいろなものが付けられるのでとても便利。子どもたちの絵や予定を貼ることも。
照明はデスク上に取り付けたもののほかに左の壁側にもう一つ。

「間仕切りが天井まで伸びていない半個室なので、ときどき家族の声が聞こえてきます。独立した空間ですが、リビングの一部でもあり、家族の気配を感じられるところが気に入っています」

家族を思い、家族との時間を大切にするTさんらしい、リビングの一部に設けたミニ書斎だ。

リビングの逆側には大きな窓があり、開放感をさらにアップさせている。
造り付けの照明はテレビが見づらくならないような優しいものに。

●秘密基地造りの3箇条

1,リビング内中央に位置する空間。

2,籠もり感のある空間づくり。

3,磁石でつくマグネットウォール。

●Owner’s voice

今は不満もこれから変更したいところも全くありません。とにかく良い籠もり部屋ができて大満足です。

【取材協力】
tetra works
広島県福山市多治米町2-11-10
084-999-9717
https://tetra-works.jp/

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