23072瀬戸内の伝統食が独自の製法で復活「天然 鯛の濱焼き」<香川県・おさかな工房まるせん>|焼酎・泡盛に合うお取り寄せ酒肴

瀬戸内の伝統食が独自の製法で復活「天然 鯛の濱焼き」<香川県・おさかな工房まるせん>|焼酎・泡盛に合うお取り寄せ酒肴

男の隠れ家編集部
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江戸時代に幕府への献上品として使われた「鯛の濱焼き」は、讃岐の伝統食として香川県民に親しまれてきたもの。濱焼きという名ではあるが、製法は“塩蒸し”だ。新鮮な天然の真鯛を活〆し、エラや内臓を取り塩に漬けた後、身崩れしないよう鶏の卵を腹に詰め、職人たちが一つひとつ丁寧に菰の藁で巻いて、蒸し焼きにする。

天然真鯛と塩、藁、鶏卵 シンプルかつ至高な逸品

身だけではなく余すことなく食べられるのが特徴。写真は皮を低温で素揚げした“皮せんべい”。骨は良い出汁が出るのでアラ汁やお吸い物に。

「塩焼きや普通に蒸した鯛の身とは違って、しっとりしながらも噛み応えのある食感が自慢です」と話すのは代表の石原享祐さん。

そのまま何も付けずに食べるのはもちろん、ワサビや生姜醤油、スダチなど薬味でアレンジして食せば、それだけで焼酎との相性の良さがわかるというもの。濱焼き特有の藁の香りが染み込んだ天然真鯛は、唯一無二の旨さである。

藁に包まれた鯛の取り出し方や身のほぐし方は同封される説明書を見ながら簡単にできるので、魚を捌いたことがない人でも安心して食べられる。

おさかな工房まるせん

瀬戸内で獲れた天然の真鯛。丁寧に一尾ずつ職人たちが下ごしらえを施していく。衰退寸前だった伝統的な「濱焼き」の製法を守り作り続ける石原さんは「素材がシンプルなだけに原料に左右されるので鯛選びは特にこだわります」と話す。

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